2013年11月10日日曜日

総回診:毎週木曜日

ただいまから 財前教授の・・・ 』 というアナウンスは病棟には流れませんが・・・
病棟回診の風景を見られるたびに 『 白い巨塔やな 』 と言われることがあります。

でも、こんな格好ならどうでしょう?:回診前の2ショット!
アルコール消毒を持ち歩いてみました:左はICNの中尾 淳子さん
可愛すぎてすみません・・・:な~んて

回診って結構いろんな形式があると思います。

自分の初期研修時代(京都大学附属病院)の教授回診の前日はみんなでお祭り騒ぎでした。
※ 自分の前歯に関する 可笑しく (オカシク) 悲しい話もあります・・・

市立舞鶴市民病院でも毎週木曜日の夕方に松村 理司副院長回診がありましたが、
慣れてきたころは、集団の後ろで、薬剤師さんとコッソリしゃべっている不真面目タイプでした。

市立堺病院のときは、通常の回診とは別に
『教育回診』(身体所見にFocusをあてた1例をジックリと診察させていただく回診)というのも
企画したことがあります。
で、本題の 当院の総合内科では、 毎朝 新入院の回診をしていますが、
2011年度ぐらいから、毎週木曜日 午前 に 総回診をしています。

※ 回診の前に、初期研修医の口頭プレゼンテーションの練習を1例のみしていますが、
症例プレゼンテーションは、 (内科) 医師の基本になる重要なスキルです。

研修医・専攻医 ± スタッフ が担当している患者さんを、みんなでまわっています。
回診で気づくことはいろいろありますし、机上のカンファレンスではなく、
現場で  臨床上、重要な所見を指摘・議論することは、本当に重要だと思っています。
※ 上級医の 腕のミセドコロ ・・・でもあるはずなので、いつまでも腕は磨いていたいものです。

回診時には、手指消毒 は意識しています!:上記、写真もその一環

聴診器もアルコール綿で拭くことを意識したり、
ベッドサイドにはいるときは環境からの汚染のことも共有しています。
そして、ベッドサイド回診ではICTの新たな取組みも眼にしています!
:感染管理対策は 病院診療にとっては、最重要課題といっても過言ではないと思います。

臨床教育も感染管理もどこが大事か・・・
 『 事件は・・・ 現場で起きてるんだ!by 青島 俊作
 
現場に強い医師が育つことを願います!

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