2018年4月16日月曜日

第115回 日本内科学会総会 サテライトシンポジウム 『ことはじめ』:4月14日(土)

4月上旬はバタバタ・・・なのですが、特に2年目研修医は本当に大変です。
 ※ まだ1年目が日当直にはいれないので・・・ 5+1人態勢でのローテーションです。

さて、そういったなか、新2年目+旧2年目研修医=専攻医 が、学会で頑張ってくれました。

毎年、発表・参加している 日本内科学会総会 サテライトシンポジウム 『 ことはじめ 』に
今年は、総合内科から 5名 +腫瘍内科から 2名 参加しました。
まず、Poster Session

二村 俊先生: 10数年の間、未指摘であった偽性高カリウム血症へのアプローチについて
 ※ 発表のあと、フロアから興味深いヒントをいただいたので、次年度にむけて準備する?

中村 隆久先生
血清CKを上回る血清CK-MB分画の異常高値が迅速な診断の契機になった前立腺癌の一例
 ※ この症例は、以前、木戸 貴志先生がまとめてくれたものをアレンジしました
  【適々斎塾 in 京都より】:http://fukugim.blogspot.jp/2017/09/21-0917.html 
腫瘍内科より2例
藤村 香里先生
集学的治療により長期生存が得られた多発遠隔転移を伴った
左房原発 intimal sarcoma の一例
長谷部 仁美先生
ニボルマブ投与終了半年後に顕在化したニボルマブによる尿細管間質性腎炎の一例

午後からは 公開討論会 があり、3つのテーマにエントリー
【テーマ1 地域医療】
 大森 浩一郎先生:地域基幹病院から支える地域医療のあり方について
 
【テーマ2 高齢者医療】
 長谷部 仁美先生:高齢者医療において求められる主治医の役割

【テーマ3 終末期医療】
 澤田 凌先生:現場を通してはじめて見えてきた終末期医療
澤田 凌先生は 抄録から 優秀演題に選ばれており、檀上からの発表
この討論会、重要なテーマではあったのですが・・・
 
司会の先生方の地域医療への認識や討論会のファシリテーション・・・とか、
抄録から選抜された人数と与えられた時間のバランスが問題だったのでは・・・と感じました
大森 浩一郎先生(写真なくてゴメン!)や長谷部 仁美先生が可哀想でしたが、
発言の機会すら与えられなかった人がいたのと、何が討論されたのか・・・という会でした。
 
さて、この ことはじめ ですが、表彰制度があります。
抄録の時点で選抜されると、Plenary session での発表+表彰 (過去に 西村 加奈子先生受賞)
Poster発表でも各セクション毎に1名、優秀演題が選抜されました (以前は2セクションで1名?)

そういったなか・・・
 中村 隆久先生・長谷部 仁美先生・藤村 香里先生 がPoster Sessionで受賞
 + 澤田 凌先生 が 討論会での受賞がありました!
 ※ 指導教官賞として、田所 学先生×2 + 原田 大司先生×2で受賞されています 
※ これで当院からは5年連続、優秀賞を獲得です!
 
夜は皆で打ち上げ!:たすき掛けでつい先日まで当院にいた仲間も合流!
 
 福知山の新2年目は終電で帰福・・・お疲れさま! 
 
個人的には、翌日の「地域医療シンポジウム 2018」にWGの一員としても参加。
http://www.naika.or.jp/meeting/115-info/chiikishinpo_2018_top/
こちらでも頑張っていきたいと思っています!
 
今回の関連タイトルは、「学会発表、初期研修、総合内科、内科学会」です。
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