2012年1月26日木曜日

研修医イブニングセミナー@福知山?

研修医室で:和田先生で隠れたところにPCあります:左上はイベントカレンダーです!
先週からもいろいろありましたが・・・:どうも書く余裕がありません(原稿も遅れてますが・・・)。
15日(日)にあった『関西プライマリ・ケア連合合同新年報告会』や、20日(金)のドクヘリ症例検討会@福知山や25日(水)の『看護師+研修医むけ救急レクチャー』 from 研修医など、話題満載です。
そして、26日(木)は総合内科の新年会 (えっ?今ごろ・・・ですが) や、27日(金)の短期救急研修医の送別会 (えっ?飲み会2連ちゃん) なども、また記載したいと思います。

気づけば、 22,222 のカウンターまであと少しですね。院内で遭遇した人は、ぜひ印刷して持ってきて下さいね!

さて、京都府立医科大学附属病院からたすきがけの研修医を受け入れている当院で、京都府立医科大学で開催されている 『研修医イブニングセミナー』 を遠隔で受講できました。
これは京都府立医大で開催されているセミナーをPCを通じて拝聴するものです。
前回は、川島が講師として行かせてもらった のですが、誰も見てなかったのでしょうか・・・。指導医が頑張っているのに・・・と愚痴なんか言っちゃって・・・ (実は、その日は内科地方会の予演+その後、内科の忘年会でした)。
前々回?のセミナーは、当院の研修医も聴いていたようですが、こちらの画像も向こうに飛んでいることを知らなかった研修医がいた・・・との噂です。見られてないと思うと、つい○○ほじったり、とか○○食べたり(?)、ビール片手に・・・とかしちゃわないか、心配ですよね (もちろん、当院の上品な研修にはそんなことをする人はいませんが)。
今回は、モニターのところにセロファンテープを貼って、みられてもちょっとモザイク風に・・・としていました。

本来であれば、いつもの研修室でプロジェクターに出せばいいのかなぁ、と思ったのですが、無線LAN(?)の関係で、研修医室で見ることになりました。
少し汚めの机 川島の机 はもっと乱雑なので人のことは言えないのですが…: 過去のブログ参照 ) を整理して、みんなで肩を寄せ合って (?) 拝聴しました。
今回は、 『 すぐに使えるEBM 』 として、東京北社会保険病院 総合診療科 南郷 栄秀先生がお話しされていました。
南郷先生はこの分野では有名な方で、本当にわかりやすく説明されていました。

さて、EBMの勉強に関しては、初期研修のなかでも指導することが含まれていますが、これをどう指導するのかは、なかなか難しいところです。
EBMの実践・・・を、本当の意味で実践していると胸を張っている医師も見つけるのも、なかなか難しいものです。
当院ではオリエンテーションのときに、とりあえずEBMの考え方、論文の読み方 (MRさんからの情報に惑わされない方法) についてのレクチャーはしますが、 「オリエンテーション」 での 「レクチャー」 の内容が、2年後に頭に残っているか・・・といえば、当たり前ですが・・・ です。

また他施設のように、症例から学び始めるEBMの勉強を実践しているか・・・というと、総合内科ではまだ十分とは言い切れません。和田 幹生先生が、毎週水曜日の昼レクチャーで PECO/PICO (EBM用語です)を意識して、論文を読んでくれていますが・・・。なかなか他のスタッフがついていけていません。すみません+ありがとう!
もちろん、総合内科では Evidenceを理解したうえで、質の高い医療を患者さんに応用している自負はあります。

さて、本当の意味のEBM ( Evidence Based Medicine )ということは皆さん、理解できますでしょうか?

ここで伝えるのは難しいですが・・・
◆ MRさんからのData・文献からのDataを 正しく理解する能力 は必要
◆ 患者さんからの情報ありき :診断が間違っていたり、Studyデザインとあっていなければ、Evidenceと眼の前の患者さんでは話がつながらない+患者さんとの対話がなければ始まらない

この2点ぐらいは、力説したいと思っています(あとは 成書 《わかりやすい本もありますよね》 を読むか和田 幹生先生に聴く か、川島に聴いて下さい)。

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