2012年1月5日木曜日

2012年 始動!


年末年始の申し送りノート(下):上は内科 日当直用の申し送り表
あけましておめでとうございます! 今年も宜しくお願い致します!
さて、何から書こうかと思っていたのですが、新年関係の話を3つ!

1:仕事始め式
当院では仕事納め式はありませんが、年のはじめに香川院長から話があります。
4日から通常業務開始で、総合内科もいつも通り、朝8時にいつものエレベーターホールに集まりました。簡単なチェックを終えた後に、午前8時20分に第一会議室集合となっていたのですが・・・。
20分前には既に、各部署のスタッフが大勢集まって、整列しておりました (私語も少なく張りつめた感じでした) 。その後、院長が来られ、年始の挨拶をされ、新たな年の始まりをピシッと引き締めて感じることができました。医師の参加は・・・少なかったようにも思いますが、施設としてこういった締めは本当に重要だと感じました。

2:年末年始体制+入院患者さん
今年は年末の29日から年始の03日まで、6日間の休暇でした。
病院としては表向き休みですが、入院患者さんの対応や救急業務があるので、医師は休んでおられません。
総合内科は以前から入院されている方に対しては当番制をひいて、可能な限りスタッフ・専攻医が休める体制にしようとしました。休み前に申し送りノートを作って、必要なら診てもらう・・・システムでしたが、結果的には安定している人が多く、そしてなんだかんだ言って主治医対応ですんだようでした。


さて、内科としての救急体制は、救急外来に1名、病棟に1~2名という体制で年末年始としています(救急外来には研修医が2人態勢ではりついてくれています)。休みも4日目以降になると、入院患者さんがダンダンと積み重なって、全員把握して回ることは大変です。そのために病棟専属の内科スタッフが2名体制となりますが、それでもなかなか大変です。
※ 患者さんの立場からすると主治医が決まらない不安・不満は理解できるのですが、医師も休まず頑張っている頑張っているので、平日勤務帯と違って主治医を決めることが難しいことはご了解いただきたいと思います。 

循環器内科や消化器内科は年末年始もOn Call体制を引いてくださっており、必要な手技や処置の対応、また循環器内科は入院対応までして下さっていました。

さて、4日朝の時点で 総合内科に25名+消化器内科に5名の入院 がありました(年末年始に入院し退院された方も数名おられました)。最終的には総合内科で対応したのは23名となりましたが、それだけの新入院を対応するのはなかなか大変ではあります(専攻医の舘野先生は5名も担当してくれました!)。
が、年末年始で微妙に対応していたりすると、意外とスムーズに対応できるものです(内科の日当直が上述の体制なので、1 or 2コマ / 6日間の出勤はDutyになります)。今回は総合内科メンバーの出勤予定が年始が多かったことや、2日の時点で仮主治医あても始めていたことが幸いしたのかもしれません。

3:電子カルテ更新 1月1日から電子カルテが更新されました(市民の広報にも出ていました)。

12月に講習もあったのですが、 やっぱり使い始めて初めてわかる・・・ という側面があります。
まだ始まって数日ですが、チョコチョコ気になる点や優れてる点が見え始めています。
大きな変化については、中枢の委員会で検討される事項ではありますが、「裏ワザ」については個々の努力になります。
しばらく落ち着いたら 「電子カルテ大会!」 と銘打って、各自の裏ワザを大公開する予定です
(これをするとしないでは大違いです:一動作3秒の短縮であったとしてもそれを1日20回すれば1分の短縮、1か月で30分の短縮、その技が5つもあれば150分の短縮、1年で1,800分の短縮にもなります!:大袈裟かな?)

毎年のことですが、1~3月はあっという間に過ぎ去るものです。
今年度にできること、来年度に向けて準備していくことを、少しずつ整理したいと思っています。

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