お土産でしたが・・・微妙でした:もうひとつ買ったのにお店で貰い損なった・・・ガックリ |
金曜日の新患外来を急ぎ対応して、もう一枠の和田先生に踏ん張ってもらい、伊丹空港から飛行機で行ってきました。長崎空港からレンタカーで長崎市内に向かったのですが・・・道中で些細なことで大喧嘩!(これからワークライフバランスを話す演者とは思えない・・・)。ようやくついた長崎市内が大変走りにくい道で、ナビ通りにいこうとしてもうまくいかず、挙句の果てには道の真ん中に木がはえている急な坂道を登ることに・・・:こんなところ知ってますか?
もう日も暮れていて、1,000万ドルの夜景も拝めたのですが、気持ちはとってもそんな状態ではなく、宿についたあと急いで着替えて、講演会場に・・・。自分の講演の前に一演題あったのですが、待っていただいて、結果的には15分遅れ。やってはいけないことをしてしまいました。
実はワークライフバランスの講演はこれが3回目です(他施設に院外講師として招かれたときについでに話したのを入れたら+3回)。GPEPのWSでも少し関わっています。
内容的に皆さんに響くかどうかはわかりませんが、あとからお聴きした意見では賛同を得られていました(賛同を得てるから話しかけられているバイアスもありますが)。講演会が終わった後に懇親会に連れて行ってもらったのですが・・・女医さん10人近くに囲まれた飲み会は人生初の経験でした(汗)。ながさき女性医師の会の会長である伊東昌子先生 (分野が違うのであまり存じていませんでしたが、スゴイ先生でした) にもご馳走になって、ユックリお話させていただけたのは貴重な経験でした。
ちなみに講演のなかでも話させてもらった 『 子育てハッピーアドバイス 』 シリーズですが、先日の朝刊にバーン!と1面割かれていました。
川島自身は、最初に読んで感動し、続けて②③巻を買ってしまい、『 忙しいパパのための・・・ 』というお題にのせられて追加で1冊買ってしまい、『 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方 』もつい買っちゃいました。その 続編 が出たとなると、買うか買わないか大変迷っています(買ったのに読んでない医学書がタップリなのに・・・)。さらに、市立堺病院時代の研修医の植田芳樹先生が、明橋大二先生と仕事を一緒にされたときにお話ししてくれたこともあって、『 もっと知りたい小児科の巻2 』はサイン入りで持っています (植田先生も眼科編を執筆されています) 。
後輩の夫婦の妊娠がわかったとき(特に奥さんが知り合いの場合)に、何回か貸したことがあるぐらい、名著です。
最近は男女共同参画系の話題が盛んです(看護師さん向けかもしれませんが、『女って大変。働くことと生きることのワークライフバランス考』という本も興味があります)。
個人的にも興味があって、いろんな施設の人にお話を聞いたり、メールで教えてもらったりしています。
勤務形態に関しては職場の考え方がありますが、地域基幹病院の常勤医には入院診療・当直がつきものです。それが余裕をなくしてしまう一因であることや、入院診療・当直業務以外にも仕事がたくさんあり、常勤勤務医というのはなかなか時間が厳しいものです。
当院のことを理解している能力の高い医師が短時間勤務(新患外来や救急外来:まさに総合内科の診療領域の一つ)に関わることは、スタッフにとっても施設にとってもプラスになる可能性があるのかと思っています。また能力があっても少し不安に思う医師をサポートし勉強できる環境があれば、Payが悪くても勤務したい医師が出てくるかもしれません。就職前のシュミレーション研修よりも実地でのサポート・研鑽できる環境が金銭的に見えにくい貴重な財産だと思います。雇用者側が安心できる・メリットと感じられる採用条件が整えば、将来的には短期で働く仲間が毎年若干名という体制こそが、Win-Win-Winの関係(研修者-現場医師-雇用施設)になるのかなとも思っています。この領域の話は社会的に進んできている要素もあるし、医療者の職場でも変化が起こりそうな気がしていますが、現実化するのは難しいのかもしれません。
さて、ワークライフバランス=子育て、では勿論ありません。
医師にとっては
大事なキャリアプラン をどう考えるか?
職場環境 をどう捉えるか?
医師としてのプロフェッショナリズム をどう育てるか?
という話につながるものだと思っています。
先日、総合内科スタッフとも話をしていたのですが、こういった話を毎年、研修医・専攻医・若手スタッフに話をしてもいいのかなっと思いはじめています(来年度・・・にやる前に、今年度中にやることも悪くないかも・・・)。
『ときどき立ち止まって考えること!』 が重要です。
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