2013年10月21日月曜日

緩和ケア研修会:06月08日(土)-09日(日) ほか

先週の話になりますが、
阪神タイガースが CS敗退。日本サッカー代表が欧州遠征で 2連敗・・・。
こういった話題だけでなく、最近のニュースでも、
誰が悪い?』的な報道が目立つ印象で、残念に思います。
 
いいところをキッチリ表に出す ことで、よくなることもあると思いますし、
口が大きい人が モットモラシイこと を言って
公正性を欠くようなことがあってもいけないと思います。

ただ、日本における 悪性疾患 ≒ がん診療に関しては、
もっと適切な情報が共有できた方がいいと個人的には思っています。
ややタブー視される領域かもしれませんが、ほとんどの人にとって、
避けられない問題 になってきています(本人+自分の大事な周囲の人という観点)。
探さないとわからない!/いつ・どう探す?/探し切れないものもある!・・・というところでしょうか?

地域がん診療連携拠点病院 である当院でも医療者間で様々な取組みが行われています。

【6月の話題】
『がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会』は
厚生労働省の定めるプログラムに準拠されており、
5回目を迎える会には、医師・メディカルスタッフ併せて、述べ33名が参加・・・ (研修医は必須)
ファシリテーターとしても多数関わられておりました。
※ 病院HPより:http://www.fukuchiyama-hosp.jp/cancer/seminar.htm

個人的には、前任地では 今に言う、”緩和ケアチーム”が発足する前に、
研修医・看護師さん向けの緩和ケアの講義を担当していました。
緩和ケアチームが発足後は、Fade-outした経緯もありますが・・・。認定を受けるためにはいつか再受講・・・です。

【10月の話題】
なお、先日行われた田村 祐樹先生による 
CARE for CAREGIVER ~こころのケア・セルフケア~ は
個人的には、とても面白い講演でした。
臨床現場だけでなく、より良い職場づくりにつながるEssenceが満載でした。

【10月以降の話題】
なお、市立病院解説 20周年記念 事業として、市民参加型学習会 』があるようです。 
※ 病院HPより:http://www.fukuchiyama-hosp.jp/seminar/seminar-20/seminar-20.htm

前述しましたが、悪性疾患に関しては、適切な情報提供+主治医のスタンスが重要です。
実は、癌検診については、よしあしがあります (商業ベースで行われているものには正直、疑問符です)。

個人的には、”主治医”が自分のスタンスを明確にし、”(自分がおもう)適切な情報提供”のもと、
コーディネートを行う・・・ということが重要なのではないかと思っています。
※ PSA測定や肺癌検診、腫瘍マーカーやFDG-PET/CT検査など

わからないことがあれば、相談できる存在 でいる医療従事者、
そして 適切な情報提供ができる 医療従事者が増えるといいですね!
※ こういった医療従事者を見つけるのは、患者さんの責務・・・かもしれません。

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