2019年10月8日火曜日

新 内科勉強会 2019:総合内科 担当 No.8:小田 雅之先生:10月08日(月)

先日、臨床倫理コンサルテーションチームのプレゼンテーションがありました。
臨床倫理って、ちょっとわかりにくい部分もあるのですがとても重要なことで
院内で共通認識がもてる環境が整いつつあることが、嬉しく思いました!
病院機能評価でも、
臨床倫理コンサルテーションチームのことが言及されていたようで、
診療報酬評価→病院の質評価にも関係してくるようにもなるのかもしれませんね。

さて、病院機能評価で当院がS評価を頂いた項目が4つあるのはご存知ですか?
電子カルテのポータルサイトからもみれますが、その4つを抜粋

 多職種が協働して患者の診療・ケアを行っている

 各医療現場における職員の発案で専門職が協働してチームを組んで診療・ケアにあたる病院風土が醸成され、他職種協働チームが組織されている。特に在宅ケアチームは総合内科医が責任者になり、主治医のほか、担当の病棟および外来看護師、医療ソーシャルワーカー、地域のケアマネジャー、訪問看護師、リハスタッフ等が依頼後1週間以内に患者宅を訪問して多職種協働の診療ケアが開始されている。医療的処置が必要にもかかわらず地域の病院や診療所では対応困難な患者あるいは在宅療養へ対応していない地域へ帰る患者に対して、安心を与えかつ再入院予防に向けた多職種協働での取り組みが行われており、適切なチーム医療が実施されている。この取り組みを高く評価したい。

 必要な患者に継続した診療・ケアを実施している

 患者の病状に基づき退院後も適切な診療ケアが継続されている。心不全で再入院を繰り返す患者に対しては心不全チームカンファレンスや退院支援カンファレンスを通じて訪問看護師等による在宅療養への支援が行われている。また、在宅ケアチームでは総合内科医が中心となり、医療過疎地域等への退院患者に向けた多職種での在宅における継続的な診療ケアが行われ、再入院予防や在宅での生活機能の維持向上にむけた特段の取り組みが実施されている。この取り組みを高く評価したい。

他の2つも総合内科的にはそれなりに関与・・・ですが、
救急関係は今年度は貢献↓かもですね・・・
 臨床検査機能を適切に発揮している
 救急医療機能を適切に発揮している

病院長のご講演でも、
地域基幹病院に在宅ケアチームが存在する意義を述べておられますし、
総合内科メンバーも過去に下記のような執筆をしています。
川島篤志 地域完結型医療への転換を支える地方都市・急性期病院の実績と展望
0-100(ゼロヒャク 在宅新療) 2(10) 901-906 2017.10
花本明子、片岡祐、和田幹生 
自宅退院を支援する  主治医力がさらにアップする!入院患者管理パーフェクト part.2
増刊レジデントノート19(14) 197-203 2017.12.10
片岡 祐、柳 彩千(介護福祉士)、和田 幹生
 在宅ケアチームの創設と役割~地域基幹病院が在宅医療に取り組む意義~
病院羅針盤 7(83) 005-010 2016.6.15

というわけで、内科勉強会でも「 在宅ケアチーム 」の紹介を
今年度リーダーの小田 雅之先生からしていただきました!
スライドもキレイでした!
今度の院内研修研究発表会でも(短時間で)発表してくれるそうなので、楽しみですね!
 小田 雅之先生、お疲れさまでした!

興味があれば下記をクリックして下さい
今回の関連タイトルは、「 新 内科勉強会 です

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