2012年8月29日水曜日

第2回膠原病・リウマチセミナー in Kyoto:8月25日(土)

8月が終わり、各党の代表選挙を控える時期・・・と思ったら、
             政治的には ちょっと荒れそうな雰囲気ですよね。どうなるのでしょうか?

政治的・・・な話ではないかもしれませんが、
               7月下旬に当院に多くの議員さんが来られてた日がありました。
SP・・・はさすがにいませんでしたが、当院の職員さんも協力されて、第1会議室へ誘導・・・
実は 『 地域医療における自治体病院の役割と課題 』 という主題で
                    香川 惠造院長が、近隣自治体の議員さんを前に依頼講演をされていたようです。
※ 両丹日日新聞 2012年7月28日付より:http://www.ryoutan.co.jp/news/2012/07/28/005485.html

さて、8月25日(土)は前回掲載した 初期研修医 採用試験の日ではありましたが、
                             同時に 上記のセミナーの日でもありました。
昼の JR 福知山駅 には、京都に向かう多くの人・・・(ご家族の見送りもあり)スゴイ参加人数・・・
ではなく、実は第8回京滋ER-ICUフォーラム もあり、
   日本版敗血症診療ガイドライン関連の話で、そちらに参加する医師も複数おられました。

さらに、試験を終えた、医学生の皆さんもおられましたが・・・
特急電車には乗っていなかった(?)ので、快速で帰られたのかもしれません・・・
                        特急料金も 医学生にとっては 高額かもしれませんね。
ちなみに、福知山市内でも、京都府立医科大学 放射線診断治療学の山田 惠教授からの
画像診断恐るべし・・・ プロでも間違う救急症例:ケースレビュー 』 
         という魅力的なカンファレンスがあって、本当にもったいない週末でした。

さて、今回のセミナーですが、とても興味深い症例の検討+ビックリするような講演でした。
全部書くと大変なので・・・:右にて省略 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~rheum/20120825.pdf

代表選挙に立候補・・・ではありません:明らかに会が終わった後のやらせPhotoです・・・
当院からは
両側頬部・側頭部・大腿部の自発痛と7日間の発熱で受診された
                      未加療糖尿病・心房細動を持つ75歳男性
            ~地域基幹病院における診断・治療のステップとその後の経過~
                           として、西谷 重紀先生に発表していただきました。

※ メチャクチャ長い題名ですね・・・
参考文献
◆ GReeeeN の新しいアルバムの題名:
歌うたいが歌うたいに来て 歌うたえと言うが 歌うたいが歌うたうだけうたい切れば 歌うたうけれども 歌うたいだけ 歌うたい切れないから 歌うたわぬ!?
◆ B'zの昔の曲の題名:愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない :書くとそんなに長くない?

主催の京都大学医学部附属病院 免疫・膠原病内科の吉藤 元先生 (実は初期研修1年目のときの同期です) と、事前に 綿密な 打ち合わせがあって、なるだけ教育的に・・・という視点で頑張ってもらいました。
研修医・医学生向け・・・というわりには、聴衆は専門科医師が多く、ややAway感がありましたが、西谷先生は立派に発表してくれました(共同演者が出しゃばりすぎた感もありましたが・・・:すみません)。

地方都市など、膠原病の専門医がいないなかでの臨床の難しさ
カンファレンスではない実臨床の難しさ・面白さ  が伝えれたかどうかわかりませんが、
                    他の症例もとても興味深く、とてもいい症例検討でした!
※ 天理よろず相談所病院 総合内科 と 京都大学医学部附属病院 免疫・膠原病内科 の症例も、すごく興味深かったので、総合内科内のMLで共有しておく予定です。
※ ちなみに総合内科では 膠原病の専門医という自負はもちろんありませんが、総合内科専門医として、
 診断の中で膠原病関連疾患を意識している
+ 診断がついたあと( ± 専門医に診てもらったあと)の外来Followを責任をもって診ている 自負はあります

西谷 重紀先生、お疲れさまでした!

で、特別講演も続けてありました。
梅原 久範先生ってどこかで聴いたことあると思っていたら・・・
自分の前々任地にあたる市立舞鶴市民病院にも非常勤で来られていた先生でした
          (あまり深い接点があったわけではないですが、何度かお見かけしていました)。
しかも! 
IgG4関連疾患 の研究班のTop の先生ということは知りませんでした! 
                   ビックリでした(認識不足で失礼致しました!)。

講演の内容は、純粋医学的な内容だけでなく、歴史的なことやシステム的なことなど、とても勉強になりました。
最後のフロアからの質問・・・で高度な質問が飛び交う中、川島の質問は・・・
どんな本がお薦めでしょうか? 』 ・・・ちょっとLevelの低い質問でしたが

現在出ている本は2冊です。これを熟読すれば僕(= 梅原先生)以上の知識になります!
                                           と お返事いただきました!
ちなみにその2冊の本はこちらです。

IgG4関連疾患への誘い と IgG4関連疾患アトラス です:既に院内で持っている人も・・・

懇親会にも出席しましたが、自分たちは総合内科で他は膠原病関連の方々・・・ということもあり、
それなりに切り上げて、京滋ER-ICUセミナーに参加していた専攻医の先生と一緒に打ち上げに行ってきました! ときどき旨いお店でノンビリするのもいいですね!
 

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