2011年6月30日木曜日

学会準備・・・

みんなでご飯を注文+予演会:PC持参で奮闘中!
実は・・・ ブログを書いている余裕なんかないのですが・・・ 
若干、 現実逃避気味  に書いてます。

今週末、総合内科としては大きな学会、 第2回日本プライマリ・ケア連合学会 が札幌で開催されます。
当院からは頑張って、なんと 6演題 、出すことになりました。
それで、みんな今週はバタバタです。
演題は・・・
 川城先生:救急室に関連する看護師からみた地域基幹病院における総合内科・研修医の内科救急への関わり
 和田先生:専門医の少ない地域中核病院における脳血管疾患診療の現状
 舘野先生:妊娠初期にギラン・バレー症候群を発症した一例  
 西谷先生:臓器別専門医からみた地域基幹病院における総合内科について
 鎌田先生:後期研修プログラム紹介
 西山先生:地域基幹病院における研修・教育の取り組みと見学・実習生の推移
昨日の予演会・・・に、完璧に準備できていた人は・・・
 ○名です (○にご想像の数字を入れて下さい)。でも、みんな必死で頑張っています!

さらに川島はGPEP(右にリンクあり)の関わりで下記の発表も準備中です。
 「ジェネラリストのこれからを考える会(GPEP)」のワークショップの活動報告

さらに・・・
今回の学会の企画として、 ”病棟総合医企画” があり、
そのうちWS20とIG5を任されました(下記のSY4 NS9にも関わってはいます)。

【ワークショップ20】
これからの総合診療 ① 「地方病院や医師不足地域での総合診療」
【インタレストグループ5】
ホスピタリスト(病院総合医)ってこんなもの?

【シンポジウム4】 日本の総合診療 これからの飛躍にむけて
【ナイトセッション9】 Generalistの仲間の増やしかた一夜のワールドカフェ

そこに・・・
GPEPの同僚である先生の学会不参加の連絡をうけて、もうひとつシンポジウム13に関わることになりました。

【シンポジウム13】
ジェネラリストを目指す学生・医師へのキャリア支援と指導医の質向上
とってもヤリガイがあるのですが・・・ ちょっとヘバってます。

あと、15時間過ぎたら、北海道に向けて出発・・・なんですよね。頑張れるかなぁ・・・。

明日、北海道で飲んでる場合じゃない・・・かなぁ。

2011年6月27日月曜日

日本医療マネジメント学会!

先週末に 「第13回日本医療マネジメント学会 学術総会」 が当院主管で京都にて行われました(右にリンクもあります)。

 ※ 学会+当院のことは、香川 惠造院長との対談形式でMedical QOL:メディカル クオールという雑誌の5月号、WEDGE(新幹線のグリーン席には無料で配布)という雑誌の6月号にも特集されていました

 24日(金)と25日(土)の開催で、当院のスタッフの方は事前準備を含めてとても大変そうにされていました。24日から(23日からの方も多数おられました)はプロジェクトチームのスタッフの方は京都に行かれていましたし、研修医もスタッフとして、24日 or 25日に会場に行っていました。
 自分自身は24日(金)は臨床があったので留守番で、25日(土)のみの参加をさせていただきました(24日の大会長講演 = 香川 惠造院長 の講演が聴けなかったのが残念です)。
 
 さて、25日ですが・・・。早朝5時30分 病院発のスタッフ用バスに同乗させていただきました。
 朝食用の缶コーヒーをダッシュで買いに行って、1分の遅刻・・・と思いましたが、自分が乗るとすぐ出発・・・つまり、皆さまを待たせてしまっていました。恥ずかしい限りです。

 7時30分ごろには学会場に到着しました。当院のプロジェクトチームは水色のポロシャツを着て、とても目立っておられました! 当院で関わった方は、70名強おられたそうです。自分自身は一参加者・・・だったので、いろいろ見ることができました。参加者数は近年低下傾向にあったそうですが、 参加者が4,700名強 と、 過去最高 だったそうです! 参加していても盛況ぶりを実感しました。

 今回、参加して思ったことは・・・ 
 もちろん病院を挙げての学会ではあったのですが、プロジェクトチームでもなく、発表者でもないのに、参加されている人(会場で出会った人)が多くおられたことでした。
 この学術大会は純粋医学的・・・という部分よりも、病院全体の運営や地域としての医療という視点、医師だけでなく看護師、パラメディカルの方の発表も多く、
『病院の力』 をあげるための創意工夫が詰まった学術大会 だと感じました(意図が違っていたら恥ずかしいのですが)。そういった学会を当院が主管、また当院のスタッフの関わりが多かったことは本当に凄い病院だなぁと感じましたし、当院はより良くなっていくのではないかと思っています。

個人的に興味があった分野は・・・
 ■ 感染症診療・感染管理                ■ CVCのコントロールチーム
 ■ 地域連携                        ■ 組織のモチベーションアップ関係
 ■ 地域基幹病院における救急          ■ クリティカルパスで:週末DM教育入院   でした。
いくつかは演者の方と情報交換させていただく予定です。

また当学術大会では「優秀演題」が表彰されたのですが・・・
「当院における医師のグラム染色実施状況」 という演題が
                  一般演題(ポスター部門)で 優秀演題 に選ばれました。
発表者は 臨床検査技師 吉金 礼三郎先生 です!

 当院の感染症診療の大きな軸となってくださっているのが、ICTメンバーでもある吉金さんで、グラム染色の指導を受けた研修医・専攻医も多数おられます。本当におめでとうございます!

あと、これまた個人的なことですが、この学会場で「書籍コーナー」がありました。
看護師さん向けの本が多数並んでいたのですが・・・ 面白い本がいっぱいありました。
同じ医療現場に立っていながら、こういった本が出ているんだ・・・と、とても楽しく見ていました。
家に帰って、早速2冊注文、あと2冊も検討中です(内容は内緒です)。

2011年6月9日木曜日

病院説明会+選抜試験 速報!

まだ病院のHPに反映することができていませんが・・・
今年度の病院説明会+初期研修医の選抜試験の日程が決定しました。

今年の夏は病院説明会を2回することになりました。内容は以前と一緒です(ブログ or 病院HPをご覧下さい)。
理由は・・・
 ■ 早すぎるとまだ学校が実習中・・・ってことも
 ■ 8月上旬だと、『西医体』・『東医体』に引っかかる+そこまでは部活に専念したい!
 ■ できれば試験とつながっている方が、交通費的に負担↓
 ■ 2つあれば、本気で選択してくれる人はどっちかには都合をつけてきてくれるだろう・・・
                                         といった観点です。
曜日は、当院の事情もあって、例年通り 木曜日に設定しました。

1:7月28日(木)  2:8月18日(木) の2日です。

病院説明会の前日・当日・翌日に病院実習を絡めてもらってもいいと思います。
まだ今年度の総合内科・初期研修医の1日の流れはアップできていませんが、

 ◆ 水曜日の夕方:救急カンファレンス
 ◆ 木曜日の午前:プレゼンテーション練習+教育回診
 ◆ 毎朝、回診:毎夕、まとめ(全体 or チーム別)
  

                  をしているので、イメージがわきやすいかもしれません。

選抜試験は8月20日(土)を予定しています。

なので、18日に説明会 → 19日に実習 → 20日に試験という流れもありかもしれません。

また7月30日(土)に院内勉強会をしてもいいかなっと思っています(まだ未定です)。
これも、28日に説明会 → 29日に実習 → 30日に勉強会参加という流れもできるかもしれません。

また決定すれば、早めに告知しますね。

早めにHP更新も依頼しますし(よくみると院外講師や総合内科・臨床研修の更新が・・・)、BCCで皆さんにアナウンスしたり、京都の絆ネット(これもいつか紹介予定)にも載せてもらおうかと思います。

2011年6月3日金曜日

あれれ?

6月に入って、ようやく余裕がうまれそうな気がしてきました。

4・5月は本当にイベントいっぱいだったのですが、ブログを更新する精神的余裕がありませんでした・・・。大変です。

で、記事を書いている余裕はないのですが、ちょっとイベントの羅列を・・・。

【4月】
◇ オリエンテーション開始
約10日間:内容は満載!のつもり・・・です。
研修医の先生からのフィードバックは今更ながら、回収中です。
◇ 配属先決定!
 複雑なパズルが解決され、ローテーションが決定しました!
来年度以降の先生の参考になると思うので、また掲示予定です。
救急の日当直は・・・
 今年度は、昨年度の反省を含めて、1年目初期研修医の時間外救急の関与は7月からになりました。今年度で再検討予定です。

◇ 縫合実習
 救急室医長の先生の段取りで、臨時で行っていただきました。来年からはOLTに含めたいと思いました。
 とってつけたような写真ですが・・・、この前にみんなで実習をしていました。
◇ 電子カルテ大会!
 医師としての生活がはじまっても、重要なことはいかに日常業務を短時間でこなす能力を身につけるか、が重要なことと思っています(オリエンテーションでの仕事人リストも一役買っている・・・と思いたいところです。電子カルテのコツを、先輩医師から伝授。眼から鱗もんも意外とあるもんです。

【5月】
◇ ストレスマネージメントのレクチャー+個別面談
 医師、特に初期研修医がこの時期に感じるストレスを分析したレクチャー+個別面談をこの時期を狙ってやりました。どれくらい効果があったかは・・・不明です。
◇ 頓用薬のレクチャー
 2年目研修医Presents・・・のレクチャー。オリエンテーション中にやろうと思いながら、結果的に5月になだれ込んじゃいました。お疲れさま!
◇ 新規採用者の歓迎会
 当院に新規採用の若手医師・看護師・薬剤師・パラメディカルの方+病院幹部の歓迎会も行われました。当院的にはお決まりのパフォーマンスもチラホラで、ちょっとした交流がうまれた・・・かな。いい写真が撮れているはずですが、ここでは非公開・・・。
◇ 貴重な症例の経験
 貴重な症例を経験しました。のちにいろんなところで発表すべき症例なので、意識してまとめたいと思っています。どこで発表するかは・・・サプライズを起こしたいとも思っています。

◇ 呼吸器の画像勉強会
 当院の研修医が独自に、当院に画像読影に来ていただいている西田 香織先生に講義を依頼して、胸部CTの読み方をレクチャーいただきました。二次小葉のことなど胸部CTを読む上で基本的な事項でありながら、知らない研修医・専攻医がいるなかで、大変勉強になりました!
◇ ICLSコース
 当院の研修・・・ではなく、この北近畿の救急に関連するICLSコース(酒呑童子コース)も行われました。新規採用の研修医のうち、4名受講させていただき、総合内科スタッフ・専攻医もインスト・タスクで4名参加させていただきました。院内コースではありませんが、多くのスタッフと接する機会でもありました。
◇ 歓迎会・送別会
 昨日は5・6月の送別会兼歓迎会でした。またも「とりなご」です。
 個人的には1週間で3回目の「とりなご」でしたが、いつも美味しいです。行ってみたくなるでしょ?
結構、書くネタがあったのですが・・・ すみません。

6月はある意味、学会シーズンです。

当院が主管の日本医療マネジメント学会が6月に京都で、日本プライマリ・ケア連合学会が7月に北海道であるので、それに向けての準備が・・・。

【院外講師】山中 克郎先生 ありがとうございました!

右端の研修医が手にしているのは・・・:UCSFに学ぶ できる内科医への近道
先月の27日(金)28日(土)に山中 克郎先生にお越しいただきました。

今回から宿泊先を温泉付のホテルに変更し、前日の木曜日にはギリギリ温泉に入っていただけました。

27日(金)は朝の回診からご一緒いただきました。
 午前中や午後も研修医・専攻医と行動をともにしていただき、それぞれの臨床現場で適切にアドバイスいただきました。本当にありがとうございます。
 いつも12時30分から行っている研修医カンファレンスの時間では、山中先生から症例提示をいただいて、参加可能な研修医・専攻医はシッカリ頭を使ったと思います。
 夕方には総合内科の症例チェックにもご一緒いただきましたが・・・ 同日に重症症例がはいって、あまりユックリできなかったのが、申し訳なかったです。
 18時から、全体講演・・・でしたが、同日に当院で別の勉強会がはいっていたので、山中先生には失礼なことをしていましました。

 講演は  「救急患者の診察はかくありたい!」

とても興味深いタイトルで、山中先生の優しい言葉で、臨床に対する熱い想いを伝えていただきました。

 懇親会は定番の「とりなご」に学生さんも交えて行ってきました。山中先生は2年前のことも覚えていてくださいました。

 土曜日も朝から症例検討(2日間で6症例、ご教授いただきました)と、当院で行っている「救急カンファレンス」を再現してもらいました。バリバリの症例提示・・・ではないのですが、電子カルテを使って、若手研修医もプレゼンしていました。

 帰りの時間はギリギリ・・・。発車2分前 にホームに到着というドタバタ劇!
山中先生には大変失礼致しました。
 お土産のお菓子には、福知山 大江町の銘菓、鬼饅頭(でかいです!)と笑鬼(栗最中)を準備したのですが、お口にあいましたでしょうか・・・?

 山中先生からの症例提示は、来週の水曜日の救急カンファレンス後に復習会(参加できなかった人対策でもあります)を予定してます。
 院外講師の先生から教わったことが、個々の知識だけでなく、施設の文化 となるように、頑張っていきたいと思っています。

山中先生、本当にありがとうございました!