2011年11月29日火曜日

KMCC!

順番がメチャクチャ・・・ですが、13日(日)に京都で講演+パネルディスカッションがありました。

先日、紹介したKMCCの開設記念フォーラムですが・・・
KMCC とは: Kyoto Medical Carrier support Center の略で、
                                                    『京都府地域医療支援センター』 のことになります。

 当院からも香川 惠造院長が、キャリアパスモデルの紹介(総合内科系)とスーパーGeneralistsディスカッションの座長として、参加されましたし、当院の研修医・専攻医・スタッフも (サクラとして?) 参加してくれました。

 また当院に短期研修に関わってくれそうな医師や、当院での勤務を検討してくれている(くれていた?)先生・医学生も参加されていました。
 行政の方も参加されていました(京都府 副知事さんにもお会いしました)が、福知山選出の府会議員さんにもお会いできたのは嬉しかったです。行政が医療に関心を持ってくださること、また医療者が行政に関心を持っているという姿勢を続けることが重要なのではないかと思っています。

 前野先生のご講演、筑波大学の取り組みはとても参考になりました。が、これは主として卒前教育でのシステム創りのようにも思えました。ただ、当地域からの発信、当地域を卒前から実感してもえらえる取り組みは必要であることは改めて認識しました(9月にあったプログラムの紹介は結局できていませんね:先日、振り返りの会があったそうですが・・・)。

 パネルディスカッションは自分も発表したのですが、洛和会音羽Hpの神谷先生、京丹後市立久美浜Hpの瀬尾先生のお話、またアドバイザーや座長の先生方の話は、本当にためになりました。フロアとのディスカッション・・・というわけにはいきませんでしたが、フロアの聴衆にも響くディスカッションであったことを望みます。

 さて、KMCCとしてのキャリアパスモデルとして、そろそろHPにも掲示されると思いますが、当院が関連するものとしては、総合内科系のプログラムがあります。
 4年間で、京都府立医大洛和会音羽Hp、また久美浜Hp/弥栄Hp、そして 当院 の4つの施設のうち2施設以上で研鑽を行うものがあります。
 これから希望される専攻医の募集が始まるわけですが、色んな施設で研鑽を行い、それが混じることで、より楽しい・質の高い研修が始まりそうで楽しみです。
 来年度に当院に来るKMCC 一期生(AKBみたい・・・と勝手に思っていますが、そんな呼び方があるかどうかも知りません:会員番号とかできたりして・・・) という方がおられるかどうかは、まだわからないのですが、将来を考えると本当に楽しみです。

 上記の写真はKMCC開設記念フォーラムで配布されたA4の資料の一部・・・です(うまくスキャンできず、バラバラになっていますが、とてもキレイな冊子です:どこで手に入るんだろう・・・?)。
 色んなメリットなどは、一応、上記の3枚目の写真に書いてますがちょっと見にくいかも・・・(あてはまる人にとっては本当に助かるシステムだと思います)。
 ただ金銭的なメリットだけでなく、
 『安全で教育的な現場での医療』
  + 『強い気持ちを持って一緒にやっていく同志』  というのが、
                 簡単に得ることのできない財産、と思われると嬉しく思います。

2011年11月21日月曜日

Reunion!

京都GIMの帰り:渡邉先生、宜しく! 白数先生、運転ありがとう! 鎌田先生、お疲れ!
前回の更新からもいろいろありましたが・・・ 記載が追いつきません。

さて、個人的に Reunion同窓会) 的なことがあったので、少し気楽に・・・

① 11月04日(金)は、京都GIM で症例提示をしてきました。
鎌田 啓佑先生のプレゼンだったのですが・・・ 正直、大成功でした!
 ”知っている人は知っている”、”知らない人は考えても考えつかない”症例で、ピンっときている先生のコメントを微妙にはぐらかしながら、自分たちの思考プロセスも含めて話ができたと思います。
知らない人も相当数いたと思うのですが、とても勉強になった発表だったと思います。
発表当日まで、かなり緊張気味だった鎌田先生、お疲れさまでした!

次回は2012年02月に呈示できれば・・・と思っているのですが、次回の12月は当院全体の忘年会のために欠席する予定なので、02月の発表の権利は得れないかもしれません・・・。
この会の復習はまだ未定ですが、必ずすべきだと思っています。

で、このGIMではいろんな先生に出会います。
ちょっとビックリしたのは、市立舞鶴市民病院時代の直属の上司にも会いました!(その日は挨拶し損なったのですが、13日のKMCC(後述)の会にも来られていて、お話できました)。
 また、音羽Hpの秘書さん(男性)にもお会いし、市立舞鶴市民病院で大変お世話になった検査技師さんにもお会いしました。
 他にも長野県の諏訪中央Hpのスタッフにも声をかけてもらったし、市立堺病院の呼吸器内科の先生+総合内科の先生方にも出会いました!当院の川城 麻里先生と共通の知り合いの先生が、「川城先生、元気?」と声をかけてくれました。
 来年度、当院で勤務予定のスタッフも福知山経由で参加(打ち上げの焼肉にも参加!)してくれましたし、国家試験が通れば当院に来られる医学生さん2人も来てました。短期研修で当院に来てもらえるかも・・・の先生にもお会いしました。
来年度からも複数人で参加し続けれるといいと思っています。

② 11月05日(土)は、日本プライマリ・ケア連合学会の 秋季生涯教育セミナー に参加してきました。

自分自身の主目的は、千葉大学の生坂 政臣先生の講演を聴くことにありました。
拝聴するのは4回目だと思いますが、いつもながら感動しました。
多くの人に聴いてもらうと文化ができるので、いつかはこの福知山に・・・と思っています。
が、実はこの講演に現在当院に所属している先生が複数人参加、さらに循環器内科のスタッフの先生も来られていました! 
また、来年度から当院で勤務するスタッフ2名も参加していたので、既に生坂先生の考え方は共有できつつあるのかも・・・とも思いました。

この会場でも多くの先生に出会いました。
 生坂先生にも、先日ご相談させていただいた症例のお礼をし、MedPeerで症例提示をしておられる麻生飯塚Hpの先生にもお会いしました(次の講演には残念ながら拝聴できませんでしたが)。
当院に来られる可能性のあった先生にも複数人、出会いましたし、翌週(KMCCの講演)でお世話になる前野 哲博先生にもお会いしましたし、先月のGPEPでもお会いした先生(01月の沖縄でのGPEP+07月の北海道のPC学会でもお世話になりました)が北海道から(!)来られていました。
前日に会った、市立堺Hpの呼吸器内科の先生と総合内科志望(?)の後期研修医の先生にも出会いました。
この領域は比較的狭いですが、こういった会でいろんな人に出会えるのは嬉しいものです。

③ 11月05日(土)は、上記が大阪であったこともあり、同日に行われていた 市立堺HpのOB/OG会 に参加してきました。

 自分自身が市立堺Hpで勤務していたときに、学会・研究会で発表した症例を埋もれさせないように+αのことを考えて、始めたものでした。詳細は「研修医をひきつける病院づくり」にも、まとめています(宣伝?)。
 それで、会が終わるまでに何とか到着できれば・・・と思ったのですが、到着したのは終了後で後片付けの途中でした。どんな雰囲気でやっているのか、見たかったのですが、残念でした。
ただ、大変お世話になった金万 和志副院長にお会いできました! 懇親会でお会いできれば・・・とも思っていたのですが、病院でお会いでき、昔、困ったときによく相談に行かせてもらっていた「懐かしの副院長室」で、いろいろとお話させていただきました。
気づいたら・・・2時間ぐらい経っていてしまっていました。

 そのあと、お世話になった病棟を順々に、アポなしで顔を出していったら(明らかに 不審者 でしょうか・・・)、何人か知っている人がいて(偉くなっていた人もいました)、ちょっと昔話をしてました。救急の受付のお兄さんたちも顔を覚えていてくれていて、嬉しかったです。

 肝心のOB/OG会ですが・・・到着と同時に「最後の締め」の言葉を依頼されて、一次会終了!でした。ありゃりゃ・・・
 3年ぶりの市立堺Hpで、知らない現役生がいっぱいだったのですが、ほとんどしゃべることなく、オシマイ!でした(以前、当院で学生実習していた女医さんが現在、市立堺Hpのようで、声をかけてくれました)。
 二次会に行く人もちょっと少なかったのですが、無理やり引っ張っていって、みんながおなかイッパイにも関わらず、よく行った「囲炉裏の逸品」という居酒屋に行きました。大将に会うのも楽しみだったのですが、実家の九州で新しい事業を展開しているようで不在でした。でも女将さん(?)やお婆ちゃんも覚えててくれました。
 腎代謝免疫内科(長いですが正式名称です)の部長もOB/OG会の最初から参加されていて、相変わらずのパワーを見せつけられましたちなみに堺在籍時代、ハーフマラソンは2戦2敗でした・・・ 。昔からされている後輩を連れての山登りのことや内科地方会のこと(5題も出すようで、まるでツアーのようなパンフレットもみせてもらいました)を楽しそうに話されていました。
 二次会がほどよく落ち着いたころに、かつての後輩+先輩まで呼び出してしまって、個人的には新旧入り混じってのOB/OG会になりました(迷惑なOBだったかも・・・反省)。

2日間で、お世話になった人にたくさん会えたなぁ・・・と実感しました。
福知山でもこういったつながりができるように・・・とも思っています。
ちなみに市立舞鶴市民病院のOB/OG会は何となく、4年に1回、行われています(前回の2008年は自分が幹事でした)。舞鶴のOBで教授になった先輩、准教授になる後輩たちがいるようで、お祝いの会を兼ねれたらいいのに・・・と思いながら、幹事には手を挙げる余裕は全然ありません・・・。

あんまり関係ありませんが、この11月は上記の栄転を含めて後輩からの いい話 をいっぱい聴きました。妊娠・出産・結婚(予定を含めてですが、みんな順番はあってます)と、 明るい話題 はいいですね。多くはまだオープンではないですが、これだけ複数人あれば、きっと誰の話題かはわからないと思います。

さて、12日(土)にあった感染症勉強会、13日(日)にあったKMCCの講演のことは、またいつか・・・になりそうです。

2011年11月9日水曜日

【感染症勉強会】11月12日(土) 最終案内

遅くてすみません。
とりあえずポスター掲示のみです・・・

参加を希望される方(院内・院外問わず)は、当院 2階の第1会議室に直接おこし下さい。
事前に一報いただけると嬉しいですがなくても結構ですし、途中から参加、途中で退席も結構です。お気軽にどうぞ!

2011年11月4日金曜日

時間がありません・・・:項目だけでも

振り返るとこんな題名がチラホラ・・・ですね。

 時間がない・・・といいながら、11月03日(文化の日)は、好天に恵まれ、比較的近く(車で45分ぐらい?)の 「きのこの森」 に行って、子供たちとはしゃぎまくって来ました(頭は使っていない?)。

 院内の看護師さんに会ったり、ママ友に会ったりして、恥ずかしかったり楽しかったり・・・でしたが、とても面白いところでお薦めですよ。
 帰ってきて、楽しい晩御飯を食べて、子供を寝かせながら、自分も熟睡して・・・妻に起こされたことも気づかず・・・に、夜11時過ぎに出勤・・・です。

 書ききれていないネタがありますが、このブログが、ある程度掲示板的な要素があることを考えると、項目だけでも挙げておきます。

◆ 佐藤 泰吾先生の院外講師 研修医や専攻医、スタッフの心に響く2日間でした! 絶対に振り返りますが・・・ 本当によかったです。
 現時点で、 24日(木)に振り返りの勉強会 をする予定になっています。

◆ 04日(金):京都GIMカンファレンス:初参戦!
 鎌田 啓佑先生とスライド、鋭意作成中です。佐藤先生に先日、スライドを診てもらって、十分闘えると太鼓判をおしてもらいましたが・・・。
 佐藤先生の研修医時代の名言:
大船に乗った気持ちでいて下さい。タイタニックも沈みますから・・・
さぁどうなることやら・・・。

◆ MedPeerで症例提示中! 今回は舘野 広美先生が症例提示! 一応、今週末で診断名が呈示される予定です。その原稿は今日の午前中まで・・・なのですが、これも鋭意制作中!

◆ 原稿・・・ 総合内科スタッフが関わっている原稿が・・・ 全体的に遅めです。先頭に立っている自分自身が悪いのですが・・・。以前、「鶴首」という表現をいただいたこともありますが、皆さん、知っていますか? とにかく頑張りましょう!(ほぼ自分に言っているのかもしれません:大反省です)

◆ 10日(木):禁煙関係 自分が関わっている禁煙関係の話を院内で行う予定です。まだ準備が・・・

◆ 12日(土):福知山 感染症勉強会 最終案内がまだですが、恐らく9時開始の予定です。また決まりしだい、BCCでも連絡したいと思います。
 各部門の担当もそろそろスパート・・・か、まだエンジンさえかけていないか・・・でしょうか?
 臨時託児所?も検討中です。

◆ 13日(日):KMCC開設記念フォーラム@京都府立医大:13時30分から
 先日にもリンクだけ貼ったのですが・・・。
京都のスーパーG(Generalisits)集合! と銘うった会です。

基調講演は
「筑波大学における地域医療教育の取り組み ~地域で活躍する医師は地域で育てる~」 として、筑波大学 地域医療教育学教授の前野 哲博先生が話されます。自分自身は筑波大学卒で、前野先生には大変お世話になっています。お会いするのが楽しみです。

またディスカッションは
「総合診療を通して、これからの医療を考える」 です。

詳細はリンクを見て下さいね:カッコいいポスターです。
http://www.pref.kyoto.jp/drkyoto/study-event/file/kmcc20111113.pdf

 京都府での医療、総合内科/診療に興味のある方は、ぜひ参加して下さい!
          (来年度以降で当院勤務に興味のある人がまだおられれば、声をかけて下さいね)
絆ネットのことも全然書けてませんね・・・:遅すぎるのでリンクを横につけておきます。

◆ 23日(祝):西田先生の勉強会 これもまた決まったら連絡します!
 
もうすぐ3時です。まだ寝れません・・・

選択の秋?

気がつけば11月・・・ 早いですよね。
個人的にも11月・12月は週末の予定がビッシリ・・・で恐ろしいです。
さて、運命のドラフトが、 「先月」 ありました。と言っても、数日前ですよね(TVのスポーツニュースで「先月・・・」といわれてちょっとビックリ)。

さて新研修医にとっても、ある意味、運命の(?) 「マッチング」 が終わりました。
 医師のなかでは、当たり前・・・になった「新医師臨床研修制度」の特徴の1つであるマッチングの発表が、先週ありました。
 当院は残念ながら定員が4名しかないのですが、期待の4人が、当院を選択してくれました!
いわゆるフルマッチ( = 定員割れしていない)ですが、京都府や北近畿は比較的厳しい状況の施設が多いようです。

 プロ野球のドラフトと違って、「浪人」を自ら選ぶ・・・という選択肢もありませんし、「優先交渉権」のくじを医学生に渡す・・・ことも、契約金の高騰・・・もありませんが、指名の挨拶(指名してくれたことの挨拶?)は行う予定です(と言いながら、既に数日が流れていて・・・すみません:ブログの更新が先になっていますね)。
 まだ卒業試験や医師国家試験が待っていますが、順調にクリアして、来年の春から一緒に働けることを楽しみにしています!
管理型以外でも当院に来てもらえる人がきっといると思うので、本当に楽しみです。
 ちなみに秋や冬に当院に遊びに来てくれそうな人(院外講師来院時など)もいるようで、それも楽しみです(距離的に無理な人もいますが・・・)。

 ※ 先ほど「運命の・・・」と記載はしましたが、長い医師人生が決して初期研修の2年で決まるわけではありませんので、誤解のないように・・・。

 ちなみに新医師臨床研修制度については、院内の医師以外の人がどれくらい理解しているか・・・というと、あまり知られていないことかもしれません。細かいことはわからなくても、「当院を選んで来てくれていること」や「(将来の希望科とは関係なく)いろいろな科をローテーションしなければいけないこと」は理解してもらう必要性があります。当院では、「研修修了式」を年度末に行い、そのときに2年に一度のペースで、職員さんに研修制度のことを簡単に説明させてもらって、「暖かく、そして時には厳しく」研修医をみんなで育て、また帰ってきたいと思えるような病院づくりの文化が根付くようにしています。
 □ 昨年度の研修修了式について:http://fukugim.blogspot.com/2011/03/2010.html

 選択の秋というと、当院の若手医師たちから、幼稚園・保育園選びの相談を受けました。こういった福知山での生活情報の共有も本当に大事だと思います。
 このブログではなかなかアップできていませんが、福知山周辺の遊び情報や大阪・京都・神戸の出かた(なんて書くと田舎もの・・・ですが、それなりのコツがあります!)も、院内でコッソリと共有したいものです。