2022年12月20日火曜日

【院外講師】 京都府立医科大学 集中治療部 小尾口 邦彦先生+【ICU勉強会】:12月18日(日)

当院の教育的なイベントとして、 院外講師 の招聘というのがあります。
どういった領域のどういった先生を招聘したか・・・は
過去のBlogで「院外講師」というのをクリックして頂くと可能 ですが、
今回は、こちらをクリックすれば大丈夫という短縮URLもつけてみました。
 実に47件記載あります! https://bit.ly/3HGYzDa
 ※ 失礼ながら抜け落ちちゃっている先生もあり・・・すみません。

で、もしかしたら気づかれたかもしれませんが、前回の招聘が・・・コロナ禍 前。
 ※ 2019年09月の救急の坂本 壮先生!

今はオンラインの勉強会が活発になっているので、「講演」はいろいろ聴けますが、
集中して+みんなで同じ内容を聴くという機会は多くはないと思います。

毎年のように病院で研修管理委員会から予算申請していましたが、
現地に招聘というのは院内ルール的に×で、しばらく止まっていました。
ただ今回、初期研修医 2年目が中心となり、
院外講師招聘+院内勉強会のハイブリッドを
オンライン(院外も参加 可)+現地(院内)のハイブリッドを検討してくれました!
 ※ ZOOM設定で 井田 慧さんにもサポート頂きました:休日にも関わらずありがとうございます。
午前中に 小尾口 邦彦先生に 
 『血液浄化』~明日からのCHDFを楽しめるように~
という演題でご講演頂きました!
川島自身は院外告知に全く関与しなかったのですが(すみません!)
当院のOB/OG含む、多くの若手の先生にも拝聴頂きました!
また午後からはICU勉強会も自主的に行ってくれました。

ICUの勉強会関連のBlogの一覧は こちら:https://bit.ly/3jeMI5b
この会も、2019年02月以来・・・なので、本当に久しぶりですね!
演者・演題は下記 
 上田 頌先生 :『鎮痛・鎮静』~Don't send more to せん妄~
 西村 知起先生:『呼吸』~iron lungからventilatorの時代へ~
 辻 尚朗先生 :『循環』~こういうことだったのか!ECMO/PCPS~
 中山 一法先生:『栄養・DIC』~知っておきたい基本のキ~

2年生は 日直もお互いにサポートしながら、また後輩のお昼ごはんの段取りも
また院外講師の先生への「おもてなし」も意識していて、素晴らしいマネジメントでした。
個人的には集中治療領域における情報収集・検討という意味で
By Systemでのプレゼンテーション + そのチェック法 とかあってもイイかな?
と思いました
(総合内科で集中治療関連を対応する頻度は減りましたが、その際はいつも決まったMeetingをしています)

今回の2年目研修医が主体的に本当に頑張ってくれました!
 辻 尚朗先生 西村 知起先生 お疲れさまでした!
そして、小尾口 邦彦先生 ありがとうございました!

今回の関連タイトルは、「 院外講師 」です。

***** 当院 見学希望者の方へ *****
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担当者より見学希望日・希望科などの調整の連絡をさせていただきます。
2023年以後もスタッフ・専攻医を募集しています!
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連絡先アドレス:kenshu@(アットマークは要変換)fukuchiyama-hosp.jp

2022年12月19日月曜日

【院内学術誌】:市立福知山市民病院医学雑誌:第7巻:2022

2022年度、考えてみると執筆系のネタを記載損ねていました。
商業誌がいくつかあった・・・のですが、改めて確認してUpしようと思います。
実は今年度は、学会 英文誌・和文誌も、
奥村 尚稔先生に引っ張ってもらってバリバリ動いているので
じきに 朗報 (Accepted )を届けられるのではないかと、期待しています!
さて、毎年の院内学術誌、今回も総合内科として執筆(+今年度もご迷惑をかけました)

今年度の事例は・・・
疑診の患畜を含む当院初の重症熱性血小板減少症候群
(Severe fever with thrombocytopenia syndrome:SFTS)の家族内 2事例
で、執筆者の面々は・・・
中尾 幸嗣, 川島 篤志, 長谷部 仁美, 稲葉 哲士, 奥村 尚稔, 住吉 翔元, 小田 雅之
 ※ 執筆〆切が2021年度のハズなのに・・・上記になった理由は・・・です。
今回の事例は、
学会発表するにはいわゆる新奇性もなく深掘りをしたわけでもないのですが
 いつか遭遇する可能性に 数年前から 備えていた 
  + 1事例でなく2事例ペットも関与(患畜)
   + 入院時の 感染管理の啓発 につながる + 今後の事例にも備える ために
こういった院内学術誌に「 まとめる 」コトはとても大事です。
今回の執筆では、若手専攻医の先生方が本当に貢献してくれました。ありがとう!
  
ちなみに下記の執筆にも当科が関与

専門チームが協働し在宅看取りが可能であった小児がん2症例の検討

筆頭執筆は 緩和ケアチームの 山本 千明さん で、
当科からは 在宅ケアチーム小田 雅之先生 が関わってくれました!
院外の方も共同執筆者として挙がっていますが、所属のみ掲載(掲載順)
 市立福知山市民病院 緩和ケアチーム / 小児チーム / 在宅ケアチーム
 市立福知山市民病院 / 近江八幡市立総合医療センター 倫理コンサルテーションチーム
 ほっとステーション きぼう / 訪問看護ステーション すまいる

初期研修医からは CPCをまとめてくれていますが、今回は 市田 淳先生が筆頭執筆でした。
そういえば 第8巻・・・大丈夫かな?

【過去の当科の院内学術誌 執筆】https://bit.ly/3Pz5QXH
⑥ 当院・当地域における成人に関係するワクチンプラクティスの現状と今後
~風しん、水痘・帯状疱疹、肺炎球菌、HPVワクチンを中心に~
⑤ 過去に当院で診療経験のなかった破傷風症例の報告 
 ④ 未投稿
③多職種による包括的アプローチにより
終末期・間質性肺炎患者の重篤な呼吸困難を緩和できた1 例
② 市立福知山市民病院の高齢者の社会的入院は大江分院設立により減少した
② 在宅ケアチームの歩み
① 当院における一過性全健忘と特徴的な病歴聴取に対する検討

今回の関連タイトルは、「 院内学術誌 」です。

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2022年12月14日水曜日

【内科地方会】 第238回 内科地方会 辻 尚朗先生 発表!:12月10日(土)

Bravo! 
って、もし今年、忘年会があったら、連呼されていますよね。
SUMURAI BLUE (サッカー男子 日本代表)の W杯挑戦は終わりましたが、
いろんな感動シーンが観られましたね!(うちの家でも繰り返し動画再生しています)。
さて、先週末に 日本内科学会 近畿地方会がありました。
当院の初期研修医からの発表が1枠あり、総合内科が関わりました・・・
が、この発表。実は、立案から実行までのほとんどを
初期研修医 2年目の辻 尚朗先生が、自分自身で頑張ってやってくれました!
内容的にはちょっと・・・というところで、抄録の時点から総合内科メンバーが介入。
ありがたいコトに、若手奨励賞候補にノミネート(2回連続ですね)。

さて、当日の発表に向けて・・・も
総合内科メンバーの手直しがググっとはいって、発表に突入。
演題名は 「 発熱患者における血液ガスを用いた入院判断

当日の発表も円滑で、質疑もそつなくこなしてくれました。
で、当日は確認しなかったのですが、後日の発表で・・・
若手奨励賞 の 優秀賞 をGetしました!:マジ Bravo!ですね!!
今回の発表の執筆化はちょっと厳しいですが、
今後の臨床研究の考え方・向き合い方の一助となるとイイですね!
 ※ 実は、前回の金子 明央先生の症例のCase Reportに本腰入れ始めてます!

発表の 辻 尚朗先生 お疲れさまでした!

今回は、辻先生が主体的に、研究計画書・倫理委員会に加えて
抄録・スライドのチェックに頻繁に我々のところに来てくれました!
サポートしてくれた専攻医・スタッフ
特に 稲葉 哲士先生 + 奥村 尚稔先生 、ありがとうございました! 

今回の関連タイトルは、「 内科学会 発表関係 」です。

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2022年12月1日木曜日

2023年度の新専門医制度への対応

遅すぎる更新なのですが、1つの区切りとして「専門医制度」について更新。
新専門医制度が始まって、4年が経過。当院でも修了生がドンドン輩出されています。
まだ現場感覚としてピンときていない領域もありますが、
専門医制度の全体像がわかりつつあります:サブスペ・ダブルボード+α
 ※ 日本専門医機構からの説明会も先月末にありました

そういったなか、当院での研修を以前のBlogを基に少し加筆します。

まずは3~5年目
 総合内科(当院でいう内科全般) と
 総合診療(当院でいう総合内科+大江分院) が
      基幹型プログラムとして認定されていると認識しています。

ともに基本的に3年間のプログラムですが、
基幹施設 と 連携施設 の少なくとも2つ以上の施設での研修が必要なため
 A:当院(当プログラム)で採用した 専攻医(当院2年)も 他施設で研修(他施設1年)
 B:他施設(他のプログラム)で採用された 専攻医が、当院で研修(〇ヶ月~1年)
となるなか 
総合診療プログラムは
 C:本院と大江分院で構成(詳細は下記)
 大江分院:12ヶ月  本院:内科関連 18ヶ月  
 本院 救急:3ヶ月 本院 小児科:3ヶ月   の 36ヵ月=3年間で
ほぼ当院の職員として = 引越なし で、3年間研修してもらえることになります
:これは大きなコトです!
2022年度現在では
 総合診療プログラム:5・4年目  ゼロ + 3年目 1人
 ※ 新・家庭医療専門医プログラム専攻医(6年目)が1人

ですが、総合内科プログラム で 他内科系診療科に複数人在籍
 + 総合内科にも 5年目 1人 3年目 1人 が在籍

総合診療(当院でいう総合内科+大江分院)について:定員は 3名 / 年 で
本日から募集が始まりました:実は2名確定で あと1名枠があります!

医学生・初期研修医の方はキャリア選択も悩まれると思いますが、
JPCAの学生研修医部会のHPには色んな情報が詰まっているので、ぜひ参考に!

その先・・・のことですが、ご存知の方もおられるかと思いますが、
日本病院総合診療医学会(JHGM) と 日本プライマリ・ケア連合学会(JPCA)が、
「総合診療プログラム」修了後のキャリアについて、共同声明を発表しています!
 JHGM合同声明: http://hgm-japan.com/system/proccess05/
 JPCA合同声明 : https://www.primary-care.or.jp/info_pdf/statement.pdf
 
川島自身は 病院総合医 関連で動いているので、ぜひこのプログラムに・・・とも
思っているのですが、まだこのプログラムに応募してくれる方がいません・・・
卒後3年目以降で興味のある方は、
ぜひ 当院での第一号 にチャレンジして欲しいなと思っています!

また日本プライマリ・ケア連合学会認定(+WONCA国際認証)の
 新・家庭医療専門医 プログラム
本院+分院で、3+追加1年でプログラム修了で、現在 2名 研修中。
 ※ 学会HPより:https://www.shin-kateiiryo.primary-care.or.jp/ 
 ※ 先だし情報ですが、
昨年度まで在籍された 長谷部 仁美先生 は 一期生 として 見事合格!

総合内科とのダブルボードの話は、
総合内科プログラム だけでなく 救急プログラム でも進んでいるようで、
どうしたらいいのかわからないのですが、興味のある方は是非、連絡ください!

現時点でもわからないことが多いと思いますが、些細なことでも質問いただければ、
誠意をもって説明したいと思います。

【想定される質問?】
 ローテーションの微調整は? 待遇面は? 教育体制は? 日当直は?
 関連医局との関連は? 3年間研修修了後は? 選考方法は?
 現在の各科の雰囲気は? 出身大学は?(初期研修・専攻医以降)
 そもそも福知山ってどんなところ? 

上記に関しては、過去のBlog検索でそれなりに答えが見つかるかもしれません。
(Blog右にある、ラベルから選んでいただくといいかもしれません)
 Blogでは掲載しがたい情報もあるので、
当院まで見学に来ていただくとありがたいのですが、このコロナ禍なので、
ZOOMでのオンラインでの面談も可能ですので、お気軽に連絡ください。

また当院・大江分院での研鑽に興味をもっていただける
若手だけでなく、中堅・指導医クラス の皆さまの 来福 をお待ちしています!

今回の関連タイトルは、「 総合診療プログラム 」です。

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