2012年6月29日金曜日

KMCC × レジナビ Part2:6月17日(日)

先日話題に挙がっていましたが、6月17日(日)にレジナビという病院説明会に参加してきました。
今回の会場は、東京!で、竹村 雅至先生と川島で行ってきました。
当日、朝一番で出発して、昼には東京ビックサイトに到着。

眼に飛び込んできたのは、アニメの袋を下げた親子連れ!
実は、同会場で 『 東京おもちゃショー2012 』 が行われていました。
http://www.toys.or.jp/toyshow/

子供にお土産を・・・と思って、スマイルプリキュアとかプラレールのおもちゃを探しましたが、
イベント会場にはいるのに60分待ち・・・ 断念しました (当たり前ですが・・・)。

今回もKMCCのお手伝いで行ったのですが、KMCCの担当の方から、
 『 前泊してガンダムを観に行ったら? 』 とも誘われていました。が、なかなか・・・。
初代ガンダムが小学生だったこの世代にとって (ガンプラを隣り町まで自転車で買いに行っていた世代にとって) かなり惹かれましたが・・・
http://gundamfront-tokyo.com/jp/

さて、本題のレジナビでしたが、関東ということもあってか、KMCCブースへの来場は少し↓でした。
Facebookの 「 レジナビ君 」 とか使えば、もっとアピールできたでしょうか?

今回、参加した感想として・・・
◆ 京都の取り組みは他の自治体よりもなかなかイケてる感じに思いました。
◆ 総合内科・病院総合医の認知度はまだ低い?
※ 学会としての取り組みも案内しました:http://www.primary-care.or.jp/nintei/generalist_sinki.html
◆ 厚生労働省の医療技官の話が面白かった
◆ 女性医師支援の取り組みも面白かった:登録さえすれば看護師さんも視聴可能なネット配信の勉強動画(e-ラーニング)があるとか・・・
※ 事務長さんとお話しさせていただきました:当院の看護師さんにもいいかも:http://www.twmu.ac.jp/CECWD/

いろんな収穫がありました:聖路加国際Hpの岸本 暢将先生ともお会いしました:ちょっとした子ネタも増えました・・・

当日の様子はこちらから(えっ、また手抜きですか・・・)
http://www.pref.kyoto.jp/drkyoto/kmcc/system/rejinabi_re-tokyo2012.html

少しお先に失礼させてもらいましたが、お台場の盛り上がりはスゴイですね(田舎もん・・・でしょうか?)
品川駅で夕食を・・・と思いましたが、ユックリ買っている時間もなく、新幹線に飛び乗りましたが、
なんと満席! 
最終的には指定席券を追加購入して、そこでユックリ駅弁を食べていました。

京都 ⇒ 福知山 などの電車では、よく病院職員さんを見かけるのですが、
今回は東京発の新幹線で職員さんを発見! 
声掛けは さすがに KY かなぁ と思って、やめましたが・・・ いろんなところで出会いますね。

ちなみに今週末には初期研修医対象の レジナビ があります。
http://www.residentnavi.com/rnfair/details.php?smno_id=10236

当院は不参加・・・なんですが、初期研修に力をいれていないわけではありません。
見学希望の方は、ぜひお気軽に見学に来て、当院の実際を見て下さい!

今回は、レジナビで KMCC×京都府で 『スタンプラリー』 的なことをするそうです。楽しみですね!

※ 過去の説明会の様子:
http://fukugim.blogspot.jp/2011/03/blog-post.html
http://fukugim.blogspot.jp/2012/02/218.html
http://fukugim.blogspot.jp/2012/06/kmcc-527.html

2012年6月28日木曜日

聴診器のこだわり:6月26日(火)

5種類の違いがわかりますか?
フィジカルアセスメント関連の話になりますが・・・ 最近のネタです。

総合内科スタッフや専攻医は実は聴診に こだわり を持っています。

朝の回診や木曜日の総回診のときも聴診で議論することが多いです。
ただ、ある患者さんに、イキナリ複数の聴診器が にゅぅ~っ と 患者さんの胸元に出てくるのは違和感があると思います。でも聴診の技術を伝えていかないといけないのも事実で、患者さんに説明して、聴診させてもらっています
(聴診能力に自信があると言える医師は・・・意外と少ないもんではないかと思っています)。

そんなときに有能なのが、電子聴診器 というものです。実は録音機能があって、あとでみんなで聴診できます。しかもパソコンと連動すれば、心音図としても視覚化できる優れものです。

川島は私物として持っていた (下から2番目) のですが、
意外と持ち運びにくい・PCとの連動がいまいち・使い方が覚えられない (これは川島が器械に弱いからかもしれませんが・・・) という欠点がありました。
それでも先日の学会発表でも集音したように貴重な音を拾えていました。
http://fukugim.blogspot.jp/2012/04/41415.html

ところが先日、専攻医の平野 央先生が新しい聴診器を持っていました(一番下)。
これは使いやすそう!だし、とても軽い!! 見た目もカッコイイ!!! (Good Design Award 2011受賞)
既に先日、聴診した 貴重な雑音も集音されていました!!!!
れぐらい買える年齢になったという大人の発言も・・・:カッコイイ!!!!!
PCへの発信も便利 らしい・・・!!!!!!! (理解不足にて声が小さくなっちゃいます)

かなり興奮してしまいました(マニアだからかも・・・) !!!!!!!!

文明が進んでいるから 『 iPadにも連動していたら、回診でも使えるんじゃないか! 』と思って、
さっそく会社に連絡したら、『 それは無理・・・ 』と言われました。
ただ小さいPCを持ち歩けば、回診でも使えるかも、と思っています:数週間後には総合内科の回診で活用されている・・・かもしれません。
※ iPadも購入計画中:先日、iPadの蓋(?)だけが送られてきたのに気付かず、メッチャ軽い!って興奮してました・・・ マヌケです。

ちなみに川島の聴診器(上から2番目)は、普通の人の聴診器より短めです:現在、絶版・・・というとカッコいいですが、ようはVer Upしているだけです。
よく聴診器をいろんなところに置き忘れてくるので、
名前タッグがついています・・・:イニシャルとPHS番号(8012)です?
ん? 前任地でのPHS番号で、しかも ほつれかかっています(妻の手作りでしたが・・・)。

聴診の議論に乗ってきてくれる西谷 重紀先生も先日、聴診器を購入しました(真ん中)。
こだわりは 短さ と、 ベル・膜の切り替え部 です(この切り替えができないとⅢ音・Ⅳ音は聴取できません:ちなみに原稿でⅣとⅥを間違えたまま掲載したこともあります:マヌケです)。
ちなみに 川島はこのタイプは苦手です。

聴診器の大切なところはいろいろありますが、
1:短さ
直接胸に耳をつけるのがいい・・・ことにはなっていますが、問題ですよね。
※ 短ければ短いほどいいと言われるのが、『 女性のスカートと乾杯の音頭 』という冗談はいいますが、『 聴診器の長さと乾杯の音頭 』という冗談では、引かれるかもしれませんね・・・。

2:チューブ
シングルチューブではなく、ダブルチューブの方が断然いいです。
ダブルチューブが一体化しているものより、バラバラになっているものの方が 玄人の医者っぽい、との意見も聴いたことがありますが、個人的にはバラバラ感が苦手です。

3:イアーピース・・・
そして一番大切なのは、イアーピースとイアーピースの間です。 
???
何のことかわかりますか? ここが鍛えられていないと、聴こえるものも聴こえません!

でも内科医として、聴診を大事にする医療を行う医師としては、
それなりのレベルの聴診器  はやはり必要だと思っています
(一番上の聴診器でも十分です:短いタイプでは色が選べません・・・)。

など、いろいろ こだわり はありますが、患者さんとのコミュニケーションという側面もあります。
◆ 外来に入ってきた瞬間に脱ぎ出す患者さんもおられます。
◆ 背中を聴くときに、回転方向があわず、いつも膝がぶつける患者さんもおられます。
◆ すごい深呼吸で肺音を聴かせてくれる患者さんもおられます。

あまり判断が変わらなくても、触る・聴くことは重要なことです: てあて ・・・ですよね
 (個人的には問診で判断をつけきってしまうこともあって反省することもあるのですが・・・)。

最後にわかる人にはわかる、懐かしの 問題 写真:川島が研修医1年目のころの診察風景・・・
当時はシングルチューブ・・・:イアーピースの間も大問題です・・・

2012年6月25日月曜日

フィジカルアセスメント:6月22日(金)+【OLT】 身体所見の小テスト:4月4日(水)

身体診察に自信がない、という医師は実は少なくありません。
どうやったら身体診察ができるようになるか・・・的な話は立場上、よく聴くようになりました。

個人的には、教科書を平読みするのではなく、
” どんなときにどんな所見を取るか (=異常を想定できるか) ” ということと、
” 正常を含めてたくさん見る (= と異常のときがわかる) ” ということ、そして、
そういったことを ” 大事にする文化 (= 身体診察でDecisionが変わる・議論する) ” 
が大事と思っています。
自分自身はそういった経験をもとに、『 身体所見の小テスト 』というものを前任地(市立堺病院)のときから院内でやっていました。その後はGPEPのWSでさせてもらったことをきっかけに、学会や研究会、院外講師としていったときにWSをさせてもらっています。

※ 個人的な身体所見についての想いや推薦図書などの記載もあります
http://fukugim.blogspot.jp/2011/01/blog-post_25.html
当院の『執筆関係』のブログ:これも更新しなければ・・・
http://pfizerpro.jp/cs/sv/zayu/zayuC_D/generalcontents/1259709837777 
登録が必要なサイトでの書籍の紹介(身体診察関連を記載): 『 座右の医書 』 という表題です
この夏には・・・
GPEPのWS:7月7/8日@岐阜 と 第18回日本心臓リハビリテーション学会:7月15日@さいたま と 第3回 日本プライマリ・ケア連合学会:9月1日@福岡 でもやる予定です
もちろん、当院の若手医師対象でもやっています
(今年度はOLT中にやりました:Full versionで水曜日の20時開始 ⇒ 23時ごろまで・・・だったでしょうか?)。

それで、看護師さん対象の ” フィジカルアセスメント ” の講習ですが、当院では2009年度までは院外講師を招聘しておられました。
フィジカルアセスメント ガイドブック(これは当院の附属看護学校の指定教科書でもあるようです)の著書である山内 豊明先生にご指導いただいていたようです:一度、拝聴させていただきました。

その後、院内でのフィジカルアセスメントの文化の定着のために、看護部とも相談させていただいて、2010年度からは、6回シリーズの 『 フィジカルアセスメントの小テスト 』 を行うようにさせていただきました。

その後、医学界新聞 看護師版で連載させてもらうことにもなりました(あと数回でオシマイです:いつも原稿ギリギリです:というか今日が締切だったような・・・:ときどき当院看護師さんの写真とか感想とか載ってます)。
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02900_06 :連載第一回目です

それでこのフィジカルアセスメントをする前に、ご相談させていただいたことがいくつかありました。

※ 当時のプレゼン資料からの抜粋です
□ どんなフィジカルが有用か
A:共通の認識で医師に伝えたいこと  B:医師が診ていないこと
□ 共通言語でしゃべるために・・・
□ 習得のために・・・:1回の講演会 vs. シリーズもの :6回シリーズとしたら・・・:年6回
① Vital sign ② 聴診・呼吸と循環 ③ 入院中の診断:発熱・胸痛・嘔吐・・・
④ 緊急時     ⑤ チューブ管理      ⑥ その他:全体の観察・ADLなど
□ 楽しく習得するために・・・
① なんちゃって___  ② ラジオ体操ばりの___ 
③ ___発の研究    ④ 全国デビュー:

何のことかわからい部分もあると思いますが・・・
上記以外に、当初から 『 ○年後には、講師は看護師さんでお願いしたい 』 
                                                                                          と伝えていました。
それが遂に実現しました! スゴイ!!

2012年度の第2回「呼吸・循環」の話題でしたが、
循環に関してのパートを 田辺 理世 さんが、
呼吸に関してのパートを 勝山 智司 さんがファシリテートしてくれました。
一番奥が勝山さんと田辺さん:手前の空席には森 由香里看護部長が着席!

新規採用看護師さんは教育の一環で受講が必須(出席者はラジオ体操バリのハンコが必要です)で、前3・4列は若手・・・でしたが、それ以降は中堅~ベテラン、師長さんから看護部長さんまで参加されていました。

そのなかでのファシリテート・・・。

緊張しないわけはないはずですが、事前の勉強が素晴らしく、堂々とされていました! 
スゴイです

普段、川島がやっていたのと違うことは・・・
◆ 配布資料があったこと
◆ スライドも使っていたこと 
◇ (くだらない)冗談・・・:(いつもは川島が しょーもないこと を言ってます・・・) でした

今回のパート、特に聴診関連は看護師さんには伝えにくいメッセージで結構大変だったと思います
(連載でも5回にわけて解説しています)。
聴診に関しては、本来の6回コース以外に、
 ” 聴診に特化した勉強会希望者のみ ” もさせてもらいました:2012年02月09日
聴診器を握りこんでまっすぐ線をひけば・・・ MR雑音が再現可能!

さらに、今後も看護師さん主体で講師を計画してくれているようです:
左から:田辺さんと勝山さん(今回の講師)・桝井さん・竹村さん・高見さん(チームリーダー?)
+ 男性陣があと2人です!(小池さんと山崎さん)
チームリーダーは救急認定看護師の高見 祥代さんで他のメンバーも・・・ 
アレ? 気づけば、救急/ICU関連の方、さらに ICLS に関わられているメンバーが多いかも・・・。
とにかく看護師さんが主体的にやっていくことはスゴイことだと思います
                                                                                (数年後には全国に講師で招聘されていたりして・・・)。
これからも、チームメンバーが拡大する・・・かな。繰り返して頑張りましょう!

ちなみに上記の楽しく習得するために・・・の項目で
 ①は、なんちゃって院内認定制度:検討したいですね・・・
 ②は、ハンコ制度は実践中!
 ③は、看護師発の臨床研究ネタは総合内科 和田 幹生先生も絡んで動いています!
 ④は、医学界新聞で皆さんの顔やコメントが掲載されています!

2012年6月22日金曜日

大丹波観光サポーター:2012年度

院内の話・・・ではありませんが、 院内で勤務する人にとって は大切な遊びのお話です。

実は、当院の総合内科のスタッフや専攻医の多く、また初期研修医も含めてですが、
                      必ずしも福知山やその近隣に ” ゆかり ” のある人たち、とは限りません。

地域基幹の急性期病院での、病棟での入院診療や救急診療に従事していているので、
週末もお休み・・・ってことはなく、休む間はほとんどありません
(できればご家族の希望での週末の病状説明・・・ってのも控えていただくと、疲弊も減るような・・・)。

で、ちょっとしたお休みのときに、どこに遊びに行くか・・・となったときに、
意外とどこに行けばいいのか、わからない ものです。
あんまり、 ピカピカ・キラキラ といったものは少ないかもしれませんが、
                                                        ちょっと足を延ばせば楽しめるものが満載です。

※ 都会までのアクセス・・・も決して悪くないです:が、病棟からの呼び出しを考えるとナカナカ行けないもんです!
※ できれば、車・・・ か、自分の行きたいところに車を回してくれる お相手 が必須です!
※ お相手さんとなら、どこに行こうが キャピキャピ ですよね!

で、福知山に来て、新聞の地方欄を見ると、 『 週末に こんなイベントが ありました 』 的な記事を見て、ガッカリしたものです:また来年・・・ まで覚えられません・・・よね。

で、何かいい本ないかなぁ・・・と思っていたら、
                                                  ついに 『 るるぶ福知山 』 が特集されるそうです!
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20120616000032

といいながら、まだ発行されていないので、ヤッパリ情報提供は大事かなと思いました。

それで、今年から、 大丹波観光サポーター というのに参加させてもらいました。
http://web.pref.hyogo.jp/tn03/tn03_1_000000056.html

これに参加すると、年4回、この近隣のイベント情報など(今回は、ホタルや花火の話題もありました)の 定期送付 があるようです。
図書室の一角の赤のファイルです:いろんな情報がありますよ!

総合内科としてファイルも購入して、図書室の一角にコッソリ置かせてもらいました。
興味のある人は、図書室を漏れなく探すか、総合内科・研修医に聴いてみて下さい!

なかなか休みはないですが、こういった情報をもとに、
家族と一緒に、 恋人と一緒に、 愛人と一緒に、 独りで、 お出掛けください。
     ※ 一部、不適切な発言がありました。すみません。

厳しい医療現場を 楽しく乗り切る ことも大事ですが、適度なリフレッシュも必要ですよね。
みんなで頑張りましょう!

2012年6月20日水曜日

院内合コン 2012年版:6月15日(金)

画面左もたくさんの人でした・・・:学生さん・病棟師長さんにも参加いただけました!
この名称が正しいのか・・・:画面では見えませんが、ちょっとした Sweets も用意しました!

 今年度も いつもお世話になっている MSWの皆さん から福知山近隣の医療機関についての講演をしていただきました!

昨年度は、梅田 勝代さん からでしたが、今年度は 高橋 知子さん からの発表でした。

内容は、基本的には昨年度と同様・・・ではありますが、
当院新規採用の医師( = 当地域の新人)、また 今年から医師になった人 にとっては、
眼から鱗もん の話でした (昨年も同じ表現をしてましたね)。

またこの地域に新しくできた施設の情報を含まれていました。

昨年度の様子は下記から(内容もこちらをどうぞ)
http://fukugim.blogspot.jp/2011/07/blog-post_15.html

今年度はさらに、利用できるサービスのことについても、ご教授いただきました。

 外来をやっている立場としては失格だったのですが、身体障害者認定の級数が、複数あれば級数の見直しがあるというシステムは先日知りました (この件も総合内科内で情報共有しました) 。
制度はシッカリ知っておかなければいけない問題だと思います(前々任地でのことですが、特定疾患の申請が遅れてしまった苦い経験もあります)。

 急性期病院で医療をしていると、つい眼の前の現場のことだけを見てしまうかもしれませんが、急性期病院から慢性期の流れ、また医療福祉事業についても理解、そうでなくても アンテナを張っておくこと  が、充実した地域医療に結びつく1つのポイントだと思っています。

 今年度は、地域医療連携に関しても、昨年度からのさらなる発展を谷口 万佐世さんとも相談しています(まだ年度の初めでお互いバタバタではありますが・・・:いつも色んな相談につきあってもらってすみません・・・)。

多職種・多施設の連携 で、急性期だけでなく慢性期を意識した医療機関 の1つ、と言えることに少しでも貢献できればと、思っています。

2012年6月15日金曜日

KMCC × レジナビ:5月27日(日)+α

少し古いネタになりますが、レジナビ という、病院説明会に参加してきました。

初期研修医向け( = 学生さん対象)に対しては、近畿厚生局主催の病院説明会というもので、当院の研修をアピールしていますが、当院で専攻医と表現している、後期研修医向け( = 初期研修医対象) の病院説明会の参加は、実は2009年以降していません。

※ 初期研修医 = 1・2年目医師 (当院における)専攻医 = 3~5年目医師 です。
※ 過去の説明会の様子:
http://fukugim.blogspot.jp/2011/03/blog-post.html
http://fukugim.blogspot.jp/2012/02/218.html

で、今回ですが、実は、当院としての説明会参加・・・ではなく、現在、京都府の医療政策として取り組んでいる KMCC(詳細は横のリンクを参照ください) としての参加でした。

先日の大阪での説明会には、専攻医の平野 央先生と川島で参加してきました。
どんな雰囲気かは・・・ 下記を参照ください(アレ、手抜き・・・)。
http://www.pref.kyoto.jp/drkyoto/kmcc/system/rejinabi_re-osaka2012.html

で、今週末 《17日(日)》 に東京で開催されるレジナビには、専攻医の竹村 雅至先生と川島で参加してきます。

東京進出だと Away感 があるかもしれませんが・・・ 
KMCCや当院に興味を持ってくれる研修医や若手スタッフがおられたら、一生懸命アピールしてきたいと思います(興味を持ってくれた人はおそらく見学に来てくれて、実際の当院を知ってもらえると思います:ガッカリさせないような 『 おもてなし 』 ではなく、ありのままをいつも見てもらっています:医師の見学も増えてきているので、早めに今年度の様子も更新しなければ・・・です)。

ときどき講演などで聴衆に、『 福知山は、何県でしょう? 』 と聴くと、兵庫県? という意見も出ちゃったり・・・します:『 何府でしょう? 』 と聴けば、京都府と認識されるでしょうか?


よくお世話になっている 鳥名子(恵比寿)も、足立音衛門(銀座)も、東京進出しているので、当院も頑張って全国進出しようと思います(他のお店も進出はあると思うのですが・・・すみません)。
ゴーヤ関係も全国進出・・・かな? (名称を使っていいか、確認 要なので、わかりにくい表現ですみません)
ブログのリンクも確認中です:掲載許可をいただきました!:2012年06月19日。

上記は、ご存知だったかもしれませんが、ゴーヤ先生®のことです。
こちらも参照くださいね:
http://www.fukuchiyama-kankyokaigi.jp/ 
http://ameblo.jp/fukuchiyama-kankyokaigi/ こちらはブログのようです

ちなみに前回の大阪からの帰りは、草食系男子の(?) 平野先生と豪華な(?)肉食系の夕ご飯を楽しみました (松阪牛の弁当+551の蓬莱の餃子/焼売+プレミアムモルツ)。

EURO の話題でも盛り上がりましたが・・・:決して、欧州経済の話 (円高/EURO安) ではなく、現在も盛り上がっている、サッカーの EURO 2012 の話でした・・・:医療の話は・・・ してたっけ・・・

2012年6月14日木曜日

総合内科Meeting:6月13日(水)

特別この日を選んだ・・・という訳ではありませんが、
今週も予定がいっぱい(書き損ねているネタが・・・)で、とりあえず総合内科のMeetingを行いました。

ちなみに6月13日は何の日かわかりますか?
先日のW杯 最終予選の vs. オーストラリア戦でも大活躍だった (結果は残念でした・・・)
                                                           天才Lefty の 本田 圭祐選手の誕生日です!

ではなくて、総合内科スタッフの ある先生の誕生日 です!

実は、愛娘の葵の5歳の誕生日でした! どうでもいいか・・・ (早くは帰れませんでした・・・)
※ ある先生の誕生日を覚えてのは、 隠れFan ・・・ではなく、愛娘と同じだからです
と思ったら、
大リーグに復帰した 松井 秀樹選手が誕生日にタイムリーヒット!とTVで報道されていましたが、
実は6月12日が誕生日ですよね(時差の影響で本日の放送ですね)。もっと、どうでもいいか・・・

で、本題に戻ります。

先日、船中八策?でも記載しましたが、定期的なMeetingは重要だと思っています。

事前に総合内科スタッフでMeetingをして、今日は専攻医を含めてのMeetingをしました。

皆さ~ん、元気ですか~! 』 から始まったMeetingの大きな題目としては
◆ 救急関連:On call・専攻医の独り立ち・・・など
◆ チーム替え:総合内科は3チームで3ヶ月交代
◆ 専攻医ごとのメリハリ
今年度は均等に機会を与えられないけれど・・・いろんな幅を拡げるチャンスがあります

それと
◆ 新しいDuty の可能性についても、事前の相談なしで、少し提案させてもらいました。
(それぞれ、また記載・・・しなきゃいけませんね・・・:デキルかな?)

他にも夏休みの件や、院外講師の件、また来年度に向けての取り組みなども少し話しました。

会の終了後、さっそく専攻医同士でも話し合いをしてくれていたみたいで、心強いです。

明日に向けて・・・ 
と思っていたら、総合内科 専攻医のある先生は明日、6月14日が誕生日だそうです。
どうでも・・・ いぇいぇ、何歳 になってもとっても大事ですよね。Happy Birthday!!

ちなみにうちの息子は、まだ小さいのに 天才 と呼ばれることを嫌います。

『 壮太は てんさい か? 』 『 違う!にさい! 』 3歳になったらわかるかなぁ・・・?

2012年6月8日金曜日

【院外講師】 福井大学 寺澤 秀一先生:6月1日・2日

先週の金曜日夕方~土曜日の午前中まで、
福井大学 地域医療推進講座 教授 の 寺澤 秀一先生に来福いただき、多くのことを学ばせていただきました(川島の ウッカリ 話を含めて紹介・・・します)。

当院の多くの方が聴講できるように・・・と、金曜日の夕方に全体講演をお願いしたのですが・・・
フットケア研修会と ウッカリ 重なってしまって、看護師さんたちには申し訳ないことをしました(特に地域救命救急センターの蛯名 りか師長さん、すみませんでした!)。

全体講演は 『 救急外来の心構え 』 として、臨床的にも、救急に携わる医療従事者の態度としても、本当にためになる・身の引き締まるお話でした。その合間に、寺澤先生の人を惹きつける話し方や、心打たれるスライド(個人的にはちょっと涙がポロリでした)、暖かい写真などが混ざっていて、気がつけば90分以上にもわたる講演になりました。

学生・医師・看護師さん・技師さん・療法士さん・医療事務さんと本当に多職種が参加!サプライズゲストも!

全体講演終了時に皆さんで写真を撮らせていただきましたが、この笑顔からどんな講演だったか、想像がつきますよね!(附属看護学校の学生さんも参加されていたのですが、写真のときには帰られていました・・・すみません)
ウッカリ していて、アンケートを配布するのを忘れていたのですが、せっかくなので後日配布⇒回収させてもらえるとありがたいです。

懇親会は 「 鳥名子 」 に。
寺澤先生とじかにお話しできる貴重な機会ですが、入れ代わり立ち代わり、多くの人が寺澤先生のお話を聴かせてもらったと思います。

実は寺澤先生は福井からお車で2時間半以上もかけて来福いただきました。
宿泊は温泉付きのロイヤルヒル福知山・・・と思っていたのですが、ウッカリ していて、最初に予約しようとしたとき、『 団体さんがおられるので満室です! 』と言われちゃいました・・・

結果的にはキャンセル待ちで宿泊させていただくことができました。ヨカッタ・・・
ちなみに寺澤先生は講演前に入浴(16時から入浴 可)、夜は風呂が終わる前に宴会を中締め(22時30分が最終)、そして翌朝にもお湯を楽しんでいただけたようです。

翌朝は9時から症例検討でしたが・・・
川島より寺澤先生の方が早く病院に到着されており、救急室を事前に案内することを忘れていました・・・ 
実は寺澤先生は各施設の救急室を見学するのがお好きで、2年前にも見てもらっていました。あのときより、グっと進歩した救急室を見てもらおう!と思っていたのに ウッカリ していました。

※ 当院を去る前に少し見ていただいたのですが、当院自慢のラミネート加工(特に講演にも出てきた失神関連のデキ) も見てもらおうと思っていたのですが・・・ ウッカリ していました。

当院からの症例検討は、2年目研修医の幕内陽介先生からの提示でした。
既に症例を知っている人もいたかもしれませんが、とても教育的な事例でした。前日に寺澤先生が講演されていたことにも、程よく絡んでいたのですが・・・ 発表前のチェックをちょっと ウッカリ していたので、Take Home Messageが少し薄れちゃったのが残念でした。それでも短時間で症例をまとめてくれた幕内先生、お疲れさまでした!
ただちょっと ウッカリ しちゃったのが、途中で診断名がチラリしちゃいましたね(電子カルテの切り替え時)。

寺澤先生との症例検討が圧巻なのは、事前に症例の打ち合わせをしていないのにも関わらず、症例提示の途中からポイントを把握し、ご自身の過去の症例スライドから必要なところを抜粋し始めるところです (真横にいた若手女性医師:【前日も寺澤先生の車に同乗ですよね!】は凄さに気づきましたか?)。

2つめは、緊急 被曝医療 について、ご講演いただきました。
寺澤先生がやってこられたこと、今回の福島でのできごとを通して、自分たちがどうするべきなのか、考えさせられた講演だったと思います
(さっそく、和田幹生先生がお薦め書籍を購入されていました!:臨床研究のアイディアも浮かんでいます)。
寺澤先生から衝撃の言葉も出てきましたが、寺澤先生の功績が適切に評価されることを応援できる医療従事者でいたいと思っています。

※ 講演のなかでも紹介されていた 『 緊急被ばく医療に強い救急総合医 』 について:
http://www.med.u-fukui.ac.jp/hibaku/

ウッカリ していたのが、今回のご講演のアナウンスです:福知山の救急隊へのアナウンスは少し前にしていたのですが、北部救急のMLに流すのが本当に直前になってしまいました。それでも救急隊の方や近隣医療機関の方も参加していただけました。ヨカッタ・・・
いつもICLSでもお世話になっている救急隊の方もご一緒です!

※ 9月の京都医学会でも今回の内容に近いことをご講演されるのではないかなと思います:参加できなかった・もう一度拝聴したい方は参加をご検討されてはいかがでしょうか?
http://kyoto-igakukai.jp/program.html

3つめは、当院からの症例提示で、2年目の白数 洋充先生が発表してくれました。時間との関係でSimpleにまとめてくれました。これも教育的な症例で、印象に残ったのではないかと思います。
無理を聴いてくれた白数先生、ありがとうございました!

そして最後に、寺澤先生から 『 ER診療の心得 ~バイタルサイン~ 』 として、ご講演いただきました。医師・看護師・救急隊の方が、共有する貴重な情報の解釈について、本当に勉強になるお話を聴かせていただきました。

バイタルサインを語れるスタッフ(浅川麻里先生・鈴木龍児先生など)が多くなってきたことも、当院が誇れることだと思いますが、今回の講演を復習することによって、病院全体の力が上がってくるのではないかと思います。寺澤先生からいただいたスライドは共有させていただけることになっていますし、参加できなかった人+再確認のために来週には復習会をして、知識の共有・文化の育成をはかりたいと思います(実はここでも ウッカリ ではすまないネタが隠れています:大反省です)。

会の終わりにみんなで記念撮影・・・して、とりあえず終了:後日、PhotoをUpします。

ですが、寺澤先生は休憩ごとに質問+著書へサイン・・・と休む間なしでした(サインは何冊されたのでしょうか・・・)。川島は ウッカリ していて、” サイン ” をもらうのを忘れていました(一部の人にしかわからない、笑えないネタです)。

さらに昼食はみんなで 焼肉の竹下 に行きました。
若干、無茶ぶりネタもスムーズにこなす西村 加奈子先生の号令のもと、2テーブルに別れながらも、みんな寺澤先生の話に耳を傾けていました(結婚ネタが多かったのですが、結婚式の電報の名言は忘れません・・・が使えませんねぇ・・・)。

最後に寺澤先生に福知山の銘菓(看護師さんから1つと当院研修医・専攻医一同から)をお持ちいただいて、駐車場から総勢20名ほどでお見送り。道行く人から、何なんだろうって感じで見られちゃいました。

  寺澤 秀一先生、本当にありがとうございました!

さてこのあと・・・消化器内科の勉強会があったので参加された先生もおられました。
個人的にはとても興味があったのですが、以前から依頼されていた勉強会に行ってきました(片道5時間強)。

前々日が当直 ⇒ 前日が懇親会 ⇒ 土曜日の朝は娘に6時に起こされて・・・勉強会は深夜1時すぎまでおつきあいして ⇒ 6時30分起きで福知山に戻ろうとしていたら・・・ 電車で 爆睡

京都駅っぽいところについて、まさに新幹線が新大阪に向かって出発しようとしていたところをDashで外に出て・・・ コンタクトをしていなかったので駅名が見えず、焦りながら新幹線の車掌さんに 『 ここ、京都ですか? 』 って聞いちゃいました:明らかに、何言ってんだろ、この人? 的に見られました:ウッカリ 寝過ごしていると、福知山に昼前に着くことは不可能だったでしょう・・・ ヨカッタ。

寝不足でしたが・・・
W杯最終予選 vs. オマーン戦、シッカリ見ました:快勝でヨカッタ!
フットサルのアジア杯  決勝 タイ 戦:勝でヨカッタイ!! (このクダリは必要だったのだろうか・・・)
明日の vs. ヨルダン戦も 快勝を期待します!!!

2012年6月5日火曜日

マニュフェスト? 船中八策?:6月ですが・・・

タイトルからは選挙を想像しますよね。

選挙といえば・・・

1:セか?パか?:プロ野球オールスターゲーム の総選挙 での選抜ですね。 

2:AKB48 総選挙:いよいよですか? Liveで見ますか?:救急カンファの真っ最中ですね。

3:福知山市長選挙:3日に公示されました! 10日が投票日ですよね。

どうでもいい Opening ですね。

さて労働環境を規定する重要な2つの因子に
◆ Top・上司のPolicy
◆ 組織の構成メンバーの人間関係
 があると、現在 京都大学医学教育推進センターにおられる錦織 宏先生に、以前教えていただきました(何かの本からの引用だったのですが・・・忘れてしまいました)。

それで総合内科は今年度、このPolicyを 『 見える化 』 できるように、構成員(スタッフ+専攻医+ローテート研修医)に配布しました。

  1. 総合内科の研修 :日常がイメージできるように
  2. 内科系ERマニュアル :総合内科の臨床の場の1つである救急について
  3. 総合内科の今年度の目標 :取り組みたい項目
の3本立てです (当院で勤務を希望される方が見学に来られたらお渡ししようと思っています)。

ようやく2ヶ月経って、日々の診療・救急での対応も落ち着いてきて、今年度の総合内科の目標に向かって再整理・・・という感じです。

1~2か月ごとにスタッフミーティングや専攻医も含めた会議を進めて(昨年度までは行き当たりバッタリ感が強すぎ・・・でした:反省)、より良いものを創っていきたいと思っています:これも鈴木龍児先生や和田幹生先生が調整してくれて助かります。

先週は内科医長会でいろいろと確認し、内科としても改善に向かっていきたいと思いますし、
来週には、病院としての方針や総合内科のあり方についてのヒアリングがあります。
こういった情報もシッカリ伝達しなければいけないのですが・・・ なかなか忘れちゃったりします。

総合内科だけで改善していける部分と他部署との連携が必要な部分がありますが、徐々に改善を進めながら、 地域医療を支える地域中核病院 に向かっていけそうな感じです。

と言いながら・・・ 仕事が山積みです。アイディアはあるんですが・・・ 実行力が伴わず・・・

2012年6月1日金曜日

世界禁煙Day!:5月31日(木)

今日は、世界禁煙Day です。

今年の標語は、「 命を守る政策を! 」であり、
WHOのテーマは、「 たばこ産業の干渉を阻止しよう 」となっています。スゴイ!

当院でも毎週木曜日に禁煙外来があります。
禁煙外来があるということは、ニコチン依存管理料を算定できる施設認定をとっていて、実際、当院は敷地内禁煙となっています(職員さんでちょっと外に行って喫煙している光景は・・・ ちょっと残念です・・・)。

川島自身は、日本禁煙学会認定 禁煙専門医で、現時点で禁煙外来の担当医師は川島のみです。
ただ、喫煙習慣というニコチン依存症にかかられている方が多いなか、『 タバコ、やめなさいよ! 』だけでなく、適切な禁煙支援を行える医療従事者が増えてほしいと心から思っています (喫煙者に 禁煙外来を勧めるだけでも、大きな一歩 です:禁煙外来の取決め 《薬物の副作用や受診回数、外来のみが保険適応などといったこと》 や施設の実績管理も適切に対応できれば他の医師も本来は処方 可です)。

さて、今日は世界禁煙Dayなので ・・・ ですが ・・・ 外来は・・・ 少なめでした。

実は今年から総合内科をローテートしている初期研修医に隔週で外来を見学してもらうようにしました(初期研修医の習得目標に予防医療という観点もあります)。
隔週というのは、禁煙外来のスケジュールが偶数(初診⇒2週⇒2週⇒4週⇒4週の計5回)ということもあります。
禁煙支援のカウンセリング( = 外来での説明)も適切に、そして慣れれば、短時間で効果的にできると思います。1つの臨床スキルなので、絶妙トーク(?)を見てもらっています。
禁煙外来グッズ:舌圧子やインフルエンザの綿棒は商品名隠し・・・で、もちろん使ってません

禁煙外来の仕組みやニコチン依存症についてのレクチャーも、必要に応じてやりたいなぁと思っていますが・・・。
2010年10月には福知山近隣の医療機関の禁煙外来をやっている医師・看護師・薬剤師さんなどが集まった勉強会もありましたが、そういった取り組みが広がるといいなと思っています。

個人的には、中学や高校などにも出ていきたい・・・という思いもあるのですが、今は立場をわきまえて、院内をシッカリ改善していきたいと思っています(実は性教育や死生観、急変時対応などにも興味はあるのですが・・・公衆衛生学的なアプローチを実践するのはまだまだ先になると思っています)。

禁煙支援という臨床スキルをいつ習得するのか、習得したいと思っているのか、というのも1つの臨床研究になるリサーチクエスチョンでもあり、今年度中に動き出したいなぁと思っています。

駐:飲み会での川島の動きが不穏であれば・・・ 目をつむってくださいね。結構、腹黒かったり・・・