2012年10月31日水曜日

ワクチン接種週間 2012年度!:10月29日(月)~

気がつけば、ブログの来訪者の 66,666 を超えていました。
                          67,890 も ちょっと楽しみですが・・・
数字遊びと言えば、TV番組で、NumerOn という知的戦略数字ゲーム(?)がありましたが、
 結構面白そうでした!:FBで 『いいね!』 ってしてみようとしました(が、やり方がわからなくて保留しました)!!

にまつわる話と言えば、週刊ダイアモンドという雑誌での”病院ランキング”では、
            当院は京都府下では Best 6 に入っていました!
6位って、そんなに良くない・・・ようにも思えますが、上位には京都府下の2大学、そして京都市内の3病院に次ぐ順位と考えると、しかも自治体病院内では Top と考えると嬉しい数字です。
 ※ 何を基準として判断しているかは・・・ 雑誌を見て下さい:医局にはコピーがありました

ちなみに、自分自身は、おおよそ 66.6% の確率(3年に2回ぐらい) で、インフルエンザワクチン接種後に、腰の面だるい感じ、局所の熱感、だるさ・・・を自覚しています。今年もダルイ・・・。

で、今週月曜日から、当院の職員さんに対するインフルエンザワクチン接種が始まっています。
このワクチン接種のお手伝い (接種係) は、総合内科のスタッフ・専攻医・研修医が主体となって、今年度も行っています。

実は今回から和田 幹生先生に仕切ってもらっていて、川島自身は楽をさせてもらいました。
大変な数だった月曜日の担当:平野先生 窪田先生 武部先生!
手前に看護師さんがたくさんですが、顔出しNG?

いつも、大物の方が 打たれに来ると、
  ちょっとした ほのぼのドラマ があるのですが、今年度はどんな感じだったのでしょうか?

今年の接種対象者は、なんと 666人!・・・バレバレの嘘ですね・・・:560人前後らしいです
  昨日打たれた左腕がダルイので終わります・・・(打った人が悪い・・・わけではありません:冗談です
明日以降の担当の先生も、面白いEpisodeがあったら教えてくださいね! ありがとう!!

ちなみに昨年度の様子はこちらから:http://fukugim.blogspot.jp/2011/12/111418.html

2012年10月30日火曜日

マッチング発表!:10月25日(木)

遅い夏休みをいただいており、仕事が溜まっていて、昨夜から始動しています。

溜まったものは、仕事だけでなく・・・ ブログのネタ:早く書かないと・・・

おそらく要らない体重も・・・:10月の飲み会 と 夏休みの旨いご馳走+快眠のために、
理想とするBW (体重) から +4kg になりかけていました・・・:9月には あと1kgまで迫っていたのに・・・ 

明日から、また頑張ろうと思います・・・

ちなみに ある程度の年齢になってくると、体重の増加にはメリットがありません:
速い球を投げる必要も、土俵で寄り切る必要も、ドライバーの飛距離を伸ばす必要も・・・ないです。

総合内科内で、理想とする体重との差を ΔBW として測ろう! という企画もあったのですが、
                             11月からは、やった方がいいかもしれませんね。
QI:Quality indicator の名言にも
 " Whatever you measure, you tend to improve it! "
                     とありますし、『 記録ダイエット 』 というのもありますよね!

さてもう1つ溜まったものが、夏休みの旅行中に撮りダメしていた TVドラマ!
自分の分は、『 レジデント 5人の研修医 』 だけではありますが、一応観ちゃいました。
※ 『  Doctor-X  外科医 大門未知子 』 は 妻が観ています・・・
           観たいんですが、さすがに時間が・・・:外科系の先生はヤッパリ観るのでしょうか?

医師もののドラマは何となく観ちゃいますね:『 そんなことあるかい! 』 と独りでツッコンでますが、今回も、『 研修医は医師でもない 看護師でもない・・・  』ってセリフに???です。

さて、マッチングの発表 が25日(木)にありました・・・
マッチングとは、医学生が最初の2年間をどこの医療機関で研修を行うか、と自分で選択し、
  各医療機関が来てもらいたい研修医とマッチすることで、研修施設が決まるというものです。
※ そのために医学生は各医療機関に見学に訪れます(来年度に向けての医学生もボチボチきます)

来年度に当院に来る初期研修医のうち、管理型 (2年間 当院で勤務:もう覚えてもらえたでしょうか?) は4名で、その4名が決定しました:定員通りに埋まることをフルマッチと言います。
※ 今回は京都府全体のマッチは良かったのですが、フルマッチとならなかった医療機関もあります。

さらに京都府立医大の研修コースもフルマッチしているので、たすきがけで何名か来られると思います。
さらに! 来年は2年目研修医もたすきがけで当院に来る可能性もあるようです。

4月からは大変な研修が始まりますが、
             その前に医学生さんは卒業試験・医師国家試験が待っています。
あと半年を切っていますが、残された学生生活を楽しみながら、勉強も頑張ってくださいね!
また院外講師や勉強会に (余裕があったら) 息抜きをしに来てくださいね!

【過去のブログ】
2011年の発表:http://fukugim.blogspot.jp/2011/11/blog-post.html
2011年の中間発表:http://fukugim.blogspot.jp/2011/10/blog-post_7426.html

2012年10月23日火曜日

Snap Diagnosis!:10月18日(木)

先週も色々とイベントがあって・・・
金曜、土曜と就寝時刻が3時前・・・で、その反動で日曜日は20時過ぎには寝てしまっていました。

さて何のEventがあったか、ピンっと来る=Snap Diagnosisできる人はいますか!

 ◆ 金曜日の夜には・・・
 ◆ 日曜日の昼には 京都で あんなことや こんなことが・・・
                                 後日、報告予定です。

その前日の木曜日には、勉強関連が3つありました。

まずは鈴木 龍児先生による 『副腎偶発腫瘤へのアプローチ』(ホントはもっとセンスのある題名だったかも・・・) のレクチャーをしてもらいました。

これは、外来にたまに遭遇するProblem で、整理しておくことで次につながります。
さらに、過去の症例のIDも共有してくれていて、勉強をする意欲のある人にはとってもためになります:ちなみに追加の2症例のIDも本日、共有しました:こういった事例の共有は記憶に残すためにも重要です。

※ こういった時々遭遇するProblemの候補は・・・
 ◆ 眼科から紹介がある ブドウ膜炎 の評価
 ◆ 皮膚科から紹介のある 結節性紅斑
 ◆ 整形外科から紹介のある 骨転移   などもあります。ちょっとずつまとめたいですね。

そして、本日のMain Eventは・・・!
2人で隠しながら回答! 時々答えが見えちゃったり・・・:iPad派も!

プライマリ・ケアの現場で役立つ一発診断100  一目で見ぬく診断の手がかり 』 を
                                                           みんなで  読み切る!ことでした。
 ※ この本は良書です:一度、書評も書かせていただきました!:書評を載せるのは・・・NGですね。

おおよそ2人で1冊を共有し、第1問から短時間で症例をドンドンこなしていきました。
Snap Diagnosisと言いながら・・・ 1時間32分49秒1  もかかってしまいました・・・
・・・というのは冗談で、100症例以上 の本を上記の時間で読み切りました!

一番時間がかかった症例で 2分18秒1(主催者発表による)でしたが、
                             これは 整形外科のすべり症 でした!

実はこの企画+主催は西谷 重紀先生だったのですが・・・ 
          病状説明などがあり、川島がイイとこどりしてしまいました・・・ すみません。

ボチボチ、3年目専攻医の先生に初診外来の研修を初めてもらおうと思っていて、そのときの Must-READ Books  の1つに指定されているというのが、きっかけです(指定は勝手にですが・・・:他にもあるので、またの機会に紹介します)。

本を読み終えたあと、総合内科スタッフ+専攻医で、
          外来研修を始めるにあたって、という会議を行いました。
外来研修にはいろんなポイントがあります。
 何も知らないで外来を始めると大変なことになる・・・のですが、我流で外来をやっている医師は相当数おられると思います。仕方なかった・・・ことだと思いますが、それでいい、とは思いません。
 外来でのマナーや症例の特異性などをいかに習得するか、ということもちょっとした読みものがあるのですが、当院なりのルールで始めていこうと思っています。
またこちらも追って紹介したいと思います。

ちょっと消化不良の文章が続きますが・・・ちょっと急いでいます。
急いでいる理由が・・・ 実は明日から (もう今日ですね) 夏休みをいただきます。

今日中にこのネタを仕上げてしまわないと・・・
実は、西谷 重紀先生が明後日(24日【水】)に、 もう一つのSnap diagnosisの本 でリベンジを行う予定になっています。少なくとも、川島がイイとこ取りをすることはないと思いますが・・・(冗談です)。
ぜひ、皆さんで頑張ってください!

西谷先生には写真をバッチリ撮っておいてもらうことをお願いしました。

ちなみに前回の大会終了時には、和田 幹生先生の(指紋つきの)Snap Diagnosis本 争奪の ジャンケン大会が行われました! 川島も調子に乗って、もう1冊、提供しちゃいました!
この中に勝者(?)が2人!

今回の終了時には・・・ 乞うご期待! かな?

2012年10月18日木曜日

救急カンファレンス+α:10月10日(水)

昨日のサッカーの結果が影響している・・・のではありませんが、
                      今日は ヘコム ことが多い一日ではありました・・・
でも、上を向いて歩いていかなきゃいけませんよね!
SAMURAI BLUE の サッカー日本代表の 遠藤 保仁(やすひと)選手も、
 代表戦出場が歴代最多の123試合を達成!
 過去のヘコムW杯の話題を常に引き合いに出されますが、本当に 偉大な記録 です!
※ 自分自身も『〇〇〇レジデントマニュアル』の P.123 に 下を向いている写真を掲載してもらったことがあります:
                                                             ヘコンでるのではなく、CVC の Maximal Barrier Precaution の写真です!

さて、毎週水曜日夕方は救急カンファレンスを行っていますが、何となく恒例で救急カンファ後の時間に何かやる、ことが多くなっています:疲れているのに、みんな Mっけあります。

ちょっとした Meeting:研修医 / 総合内科全体 / スタッフ 向け、臨床研究のKick Off
Medpeer の 症例検討!:そういえば最近、追いついていませんね・・・:今日はありました!
京都GIM の振り返り・・・:毎月、頑張ってやります!
今回は、Snap Diagnosisの100例の勉強会 Mo(も) 予定されていましたが・・・

先週はなんと!
救急をローテート研修されている 西村 加奈子先生(Kanako NishiMura)が、
              Short Lecture をやってくれました!
・・・M  にこだわる必要性は全くなかったような・・・

お題は、 徐脈 の 対応 という個人的には好きなネタでした!!
症例のPick Upやスライドもよくまとまっていて、とてもヨカッタです!

※ ある商業誌の原稿依頼で、Shock と 徐脈 のネタをいただいています! 渡邉 力也先生執筆予定!!

このように 研修医や専攻医、若手スタッフが、バシバシと創ってくれるといいですよね!
       (さらに院内のポータルサイト:日常臨床で使えるPCから閲覧可能だと嬉しいですよね)

ちなみにこのあとは、京都GIMの復習会でした!

3例とも興味深くて、アプローチ方法もおおよそ正解でしたが、これを実臨床で経験すると大変だろうなぁ・・・と感じました。ただ、こういった症例を複数人で共有しておくことは、今後遭遇するかもしれない症例にスムーズに対応できると思います。

※ ちなみに18日(木)に上記のSnap Diagnosisの勉強会を開催予定!
                                   京都GIMに参加してくれた先生も、お疲れさまでした!

京都GIMの振り返り終了後にやらせの写真!
Lectureをしてくれた西村 加奈子先生の空想スライドを見上げてました!

2012年10月16日火曜日

附属看護学校:2012年度

段々、朝夕が冷え込んできて、秋を感じますね。皆さんの秋は何の秋でしょうか?

今日は少し早めに帰れたので、ちょっとユックリ 旨い日本酒 (週末のEventに向けて仕入れたものも) と ちょっとした おつまみ で楽しみました: 食欲の秋? いぇいぇ、 スポーツの秋 です。

今日はみんなが注目する球技がありましたね。

SUMURAI BLUE欧州遠征 vs. ブラジル戦!
楽しみにしていましたが、何となく完敗でした。
結果も 0-4 で、攻めの形も観ていて、何となく楽しかったのですが、何となく 手の届かない 圧倒的な差を見せつけられた試合でした。世界の壁は厚いですね!!

福知山市職員互助会発行の『夢会風』の9月号(職員に配布)には、京都府下14都市職員交歓体育大会の写真もありました!各種競技で当院の職員さんが・・・:看護師さん、リハビリの方、地域連携室の方、元当院におられた方、そして救急隊の方・・・。皆さん、頑張っていますよね!
※ 自分自身も舞鶴市に所属していたときは参加していたのですが・・・いつか混ぜてもらおうと思います。

で、本当の今日の注目の球技は・・・『 附属看護学校 球技大会! 』でした。
といっても、今朝、通勤の途中に先生と学生さんがお出かけをするのを見かけただけですが・・・。
球技大会って若いですね。楽しそうですよね・・・。
実際、看護学生さんには18歳!の方もおられます:一回り以上の歳の差・・・ってビックリですよね。
ただ、同年代のネタを振っても、笑ってくれる生徒さんもおられます:若いコはキョトン?ですが・・・。

春から秋にかけて、1年生対象に当院のスタッフ(香川院長をはじめ、医師・看護師ほか、多くの方)が関わっています。
総合内科メンバーも、蔵本 伸生先生、和田 幹生先生と川島が授業に出かけています。

 自分自身は、感染症関係 と 呼吸器疾患関係 を担当させてもらっているのですが、授業で話をした内容を皆さんがよく覚えてくれているので、楽しんでやっています:ちなみに授業の時間数は院内で2番目でした・・・。
18歳♥ に混じっての最後の授業のときの写真:ブログNGの人の写真は別撮りしてます!
半分ネタみたいな試験問題もあるのですが、ネタを考えるのが億劫で、過去問としてネタばれしている問題も出しちゃったりしています。それでも講演のネタに使えそうな名解答(迷解答)があって、面白いです:今年度はちょっとヒネッタ新問題があったのですが、過去問になかったのと、質問に見えなかったのか、無視された問題もあっちゃったりしました・・・。

附属の看護学校の2年生は、病院実習でもよく見かけて挨拶をしてくれます。
さらに当院で継続して勤務してくれている看護師さんもおられるので、本当に嬉しいですね。

11月には看護学校の学校祭(?)もあるので、また遊びに行かせていただこうと思います!
※ そういえば昨年のちょっと恥ずかしい写真は・・・もらえるのかなぁ?

【参考:過去の看護学校ネタ】
http://fukugim.blogspot.jp/2012/04/16.html :2011年度の最終授業の写真あり
http://fukugim.blogspot.jp/2012/03/blog-post_27.html
http://fukugim.blogspot.jp/2011/09/blog-post_08.html

2012年10月15日月曜日

京都府立医科大学附属病院 救急 / 地域医療研修:2012年度

総合内科は、基本的に3ヶ月ごとにチーム替え(Minor change)+Duty変更を行っているのですが、短期間しかローテートしない初期研修医と比較すると、専攻医+スタッフの成長は著しいものがあります:もちろん初期研修医も、スポンジが水を吸うようにギューと吸収して ・・・絞らないように。
【過去のチーム替え】http://fukugim.blogspot.jp/2012/07/k-201207.html

さて、臨床的な話はブログでは触れないことにしていますが・・・
【症例:著患のない39歳男性】 主訴 『お尻が痛い:火照ってます』  さて、鑑別は?

1:痔核
2:一過性直腸痛
3:長崎からの長時間の電車座り疲れ
4:キノコの森@ 福井県おおい町 の、長~い滑り台の滑り過ぎ 

ちょっとは勉強になりましたか? 
ちなみに2は proctalgia fugax とも呼ばれ、鑑別に挙がらなければ絶対わからない、良性疾患です:生坂 政臣先生の著書には”高頻度”とありますが、自分自身は外来で1例、自分の知っている医師で 『 オレ、経験ありますよ! 』 といった2例しか知りません・・・

総合内科では 病歴聴取・身体診察・鑑別診断を意識した臨床の実践
        また頻度の低い疾患はシッカリまとめていくことを意識していますし、
                               その研修をしてもらっていると思っています。

さて、昨年度から、『 京都府立医科大学附属病院 救急 / 地域医療研修 』として、
                                           2年目研修医を2ヶ月間、救急で受け入れていました。
が、今年度は、総合内科でも1ヶ月間、受け入れることになりました:ホントは2ヶ月ないと・・・とは思いますが、これはこちらが決めれることではありません。
※ 実は救急には、8月・9月と1ヶ月単位で救急でも受け入れを行っています:ブログにも書き損なっていますね・・・:すみません:昨年度のはありますが・・・:
http://fukugim.blogspot.jp/2012/02/from.html http://fukugim.blogspot.jp/2011/10/blog-post.html

総合内科での研修の第1号として、伏村 洋平先生が10月から来られています。

さて、病棟業務というのは、各施設・部署でローカルルールというのがシッカリあります。
総合内科の入院患者さん常時40~70名ほどですが、実は固定病棟がありません:
7階病棟を Home と認識していますが、
                            眼科・耳鼻科の方もおられ、ここだけ、という訳にはいかないのが現状です。

また猫の手も借りたい・・・ほどの医師不足でもなく、1ヶ月の研修で、何を学んでもらうか、というのは設定が難しいと感じています。
で、ちょっと相談の上、日中の救急外来も多めに診て、病棟もそれなりに、そしてテーマを決めて・・・という感じで行っています。過去の症例も含めて、まとめて・・・と思ったら、新規症例疑いも入ってきたり・・・という感じです:有意義に感じてもらえるようにSupport したいです。

実は総合内科のMinor Change = 2012年度 第3クールのチーム替えで、川島チームがバラバラになった感があるのですが、そこを上手に埋めてもらっている部分もあります。

さて、飲み会の写真を登場させるのは久し振りですが、10月にバラバラになる総合内科の歓送迎会を行いました。
皆さん、とてもスゴイ笑顔 ・・・なんですが、ちょっと1名問題です。
前列一番右が 伏村 洋平先生! 夏休みなのに飲み会に参加してくれたスタッフも!!
ただ、変顔を含めての掲載許可は取っているので載せちゃいます(ネット社会は一度流出すると問題ですよね!):もう1枚もなかなか・・・ですが、娘・息子がみたら泣くかもしれないShotなので、断念しました・・・。

【参考】 10月の総合内科のバラバラ加減・・・
各専門科 出向:血液内科(9月から)・循環器(10月より)・腎臓内科(10月中旬から):各1名
初期研修 他施設での精神科研修:10月中旬から:1名
夏休み (スッカリ秋ですが・・・) :スタッフ  3名+専攻医 1名:各1週間
実は新大江Hpへの出向も:スタッフ・専攻医:各1名:半日のみ(7月から)
                              (火曜日に不在の人に気づいてましたか?)
                   皆さん、お疲れさま!

第14回 日本医療マネジメント学会学術総会:10月13日(土)

歴史的勝利! 
SUMRAI BLUE の サッカー日本代表(ユニフォームは白でした)
                                フランス代表に対して 1-0で勝利! しかも Away で!!
全体に圧されていたし、欧州のBig clubで活躍するSuper starらがボールを持つと、
圧倒的な存在感にやられてましたが、よく耐えて、劇的な速攻でのGoalでした!

朝の4時からの試合でしたが、試合後(朝6時)も興奮冷めやらず、ずっと起きてました・・・
というか、最終スライドの手直し (+朝風呂) の時間になってました・・・。

??? :なんのコッチャ・・・:Q1:今回のブログには4つのQuizが隠れています!

実は、この週末は 第14回 日本医療マネジメント学会学術総会(+同 第11回九州・山口連合大会)が、長崎県佐世保にて行われていました。
※ 第13回の学術総会は、当院主幹で京都で開催されたのは記憶に新しいと思います。
http://fukugim.blogspot.jp/2011/06/blog-post_27.html

今回の学術大会のメインテーマは 『 地域医療の復興と絆 』 であり、
そのなかのシンポジウムの
◆ 総合診療医・家庭医の育成 ~地域医療活性化のための現状と課題を探る~ 
                                  にシンポジストとして参加してきました。
実は、座長は 香川 惠造院長 と 洛和会音羽Hp の 松村 理司院長でした。

自分自身の演題は、
地域基幹病院での総合内科医・臓器別専門医・研修医のバランス
                       ~家庭医療の経験あるスタッフとともに~
           で、この1年ぐらい、いろんなところで話をさせていただいている内容でした。
発表のなかに、KMCCのことも少し触れたのですが、そのKMCCに関わられている先生も聴衆のなかにおられ、ビックリでした! (持ち時間Overであまり話せなくてすみませんでした・・・)

他の聴衆にも以前、当院との関わりをもたれている方が複数おられて、とても嬉しかったです。

【参考までに当シンポジウムでの他の演題】
◆ 地域医療における家庭医の役割:フクシマからの提言
     福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座 主任教授 葛西 龍樹先生
◆ 家庭医の育成 ~岡山県での家庭医療後期研修の取り組みから~

           岡山家庭医療センター 奈義ファミリークリニック 松下 明先生
◆ 研修医教育による病院再生と地域医療・医師不足問題の改善

   江別市立病院 総合内科/北海道総合内科医教育センター長 濱口 杉大先生

このシンポジウムの前にあった学術大会長講演は 『 地域医療の課題と展望 』 でした。
一部しか拝聴できませんでしたが、佐世保における医療の問題は、福知山、また多くの日本の地方都市で見られる現象で捉え方もとても共感できました(問題解決へのアプローチも聴きたかったのですが・・・。時間がありませんでした)
医師不足に関連するスライドで、人口10万あたりの医師数というのがあるのですが、北海道・長崎・京都の3道府県のスライドを1日でみたのは初めてです。ただ、これからはよく引用されることになる資料になるのかもしれませんね。
※ 京都府の情報はKMCCのHPからでも見られます:http://www.pref.kyoto.jp/drkyoto/condition/file/condition_02.pdf

家庭医療や総合○○医(名称についてはまだ議論中)などの重要性は、理解されている人たちの間では、もう自明のことになっているように思います。
この人類未踏の高齢社会・地域医療の破綻などを問題視できるかどうかにあるのだと思います。

当院での実践は、1つの解決策を提示しているようにも思っている(いわゆるロールモデルを目指している)のですが、他の施設にはいきなりのサクセスストーリー的に映っているようなフロアからの発言もありました。
が、 ” 現実的な ” 解決の糸口も文章化 しています 【駐】 し、他施設の参考になるのではないかと思っています。一方でまだまだ取り組まなければいけない問題もあると思っていますので、これからも頑張りたいと思っています。

【駐】 川島篤志。特集病院総合医セミナー「病院総合医として期待される医師像」第2部シンポジウム:日本型ホスピタリストモデルの構築に向けて 中小病院モデル 日本プライマリ・ケア連合学会誌 Vol 35:140-142:2012 : 総合内科的な部門を立ち上げる他施設へのヒントも含めて記載

さて、当院からは山崎 貴史さんが北川 昌洋先生の引率のもと(?)、
救急外来での診療報酬の請求漏れを削減するための活動 』 という演題で口演されました。

これは8月に当院であった研修会でも発表された内容でした・・・が。
考えてみれば、このブログにUpするのをスッカリ忘れていました!:近日中公開予定!!

今回は北川先生、山崎さんとともに、長崎までご一緒させてもらいました。
学会場は佐世保でしたが、近くで宿が取れなかったみたいで、近くの街で 軽く一杯!
烏賊・鯵・虎魚・鯨・・・などを戴きました! (漢字は読めますか?:Q2)

さて、自分自身は Huis Ten Bosch :Q3での宿泊・・・でした。
別に 観光を楽しみたかった・・・わけでも、コッソリ愛人と・・・でもありません。
※ ただ、昨年に長崎に出張で行ったときには家族で遊びに行きました!:こんな短期間で長崎に2回も行くとは思いませんでした・・・:http://fukugim.blogspot.jp/2011/12/blog-post_29.html

今回は一応、学会から招待された扱いになっていて、その指定の宿がそこでした。
しかも、温泉付き! でしたので、夜と朝にお風呂を堪能させてもらいました・・・。
※ 到着は夜中の22時、出発は07時30分でしたので、もちろん、遊びには行ってません。

でも朝、部屋から見た景色は とても爽やか  だったので、写真を撮ってみました。

さて、医療マネジメント学会の ” ぶっとい ” 抄録をみると、
                    院内改善のヒントになりそうな発表が盛りだくさん!
ただ、
・ 今回はかなり遠方であったので・・・
・ しかもポスター会場は別施設・・・
・ 帰りの電車は計6時間・・・
・ (しかも初日は平日:金曜日・・・)   断念しました・・・。

発表後は、市立舞鶴市民病院時代の偉大な先輩である濱口 杉大先生とお昼を食べて帰宅の途につきました(ご当地の”佐世保バーガー”でも、長崎チャンポン・皿うどんでもなく、カツカレーを食べました・・・)。
お土産には、〇〇テ〇1番、電話は2番♪ 3時のおやつは ♪ ♪ ♪  :Q4 を買って帰りました。
重い・・・。疲れました・・・。

【今回のブログの答え】
A1:朝の4時に頑張って目覚ましを複数かけて、サッカーを真面目に観ました!
終わったのが6時でしたが、その直後のSports Newsもみてたら・・・。まだスライドの手直しが終わっていないことに焦りを感じ、まず朝風呂。そして7時30分のバス出発に向けて、頑張りました!
A2:烏賊・鯵・虎魚・鯨 ⇒ イカ・アジ・オコゼ・クジラ:おこぜは刺身+味噌汁で美味しかった!
A3:HUIS TEN BOSCH = ハウステンボスです!
A4:カステラのコマーシャル!知ってますか?

2012年10月11日木曜日

【院外講師】 西田 幸司先生:9月29日(土)

先週は・・・ ちょっと残念な結果 と Big News  が 入り混じってましたね。

凱旋門賞:オルフェーブル:惜敗の2着! 勝った!と誰もが思いましたよね(見てない人も多いかも)

若手のサッカーは 男子も準優勝 、女子も ベスト8どまり・・・

千里メディカルラリーも 『 しょっぱい 』 (by 鈴木 龍児先生) 結果になったとのことでした・・・

Big News は 幼稚園でのミックスリレーで ひまわり組(愛娘のクラス) 優勝!
子供よりも大人が意外と勝負にこだわったりしますよね! 結構な大歓声でした!
自分自身は、リレーの第7走者(?)として 小麦粉のなかの飴玉を 真っ白になって 戴きました!!
 ※ 当院の職員さんの子供さんも参加されていて、お互いに写真を補完しました!

冗談はさておき、日本中が沸いた、
   山中 伸弥先生 の ノーベル医学生理学賞 受賞! 医学の進歩ですよね!

で、当院的には、家庭医療専門医試験に 渡邉 力也先生が、無事、合格されました!
                                                                        メデタイ!
【参考リンク】 http://www.primary-care.or.jp/public/qanda02.html  http://www.primary-care.or.jp/public/primarycare_iryo.pdf
※ これで急性期・地域基幹病院に3人の家庭医療専門医が在籍することになりました!
※ ちなみに当院では家庭医療の認定施設にはなっていません・・・

で、家庭医療専門医の渡邉先生ですが、
先日は『びまん性肺疾患研究会』(というトッテモ熱い呼吸器の勉強会:西田 幸司先生もDiscusserの経験あり) にも出かけていて、しかも、マニアな本 (しかも高価!)まで買ってきていました:呼吸器に目覚めたかな?

渡邉先生を覚醒させたのは・・・(?) 西田 幸司先生・・・だったのでしょうか?:また 長い前フリ・・・

今回で4回目の来福になる西田先生ですが、いつもと同じように、
           まず二次小葉の話を 納得できるまで 聴かせてもらいました!
近くで Pin-Point(≠曖昧に) で指摘することが大事!

そのあと各自が症例提示をしてコメントをいただきました
     (ほぼ出席者が全員提示+関連する症例 【supported by 片岡 祐先生】 を併せて供覧)。
各自の持っているお薦め本(?)を持っての集合写真!

2週間続けて胸部CTの勉強会をしたことで、
   放射線科 読影の常勤医・呼吸器内科 常勤医がいないなかでの読影に
                    少しでも自信がつくようになったかもしれませんね。
【1週間前のEvent】http://fukugim.blogspot.jp/2012/09/drnishida922.html

昼はあじくら の 蔵かつサンド! 無理をいって、たくさん作ってもらいました!

夜は残暑が残りますが・・・ ヤッパリ、鳥名子!

今回の勉強会を仕切ってくれたのは 平野 央先生!
                                                若手の症例Pick Up + お土産の準備も含めてありがとう!

院外講師から臨床を教えてもらうことも貴重ですが、こういった飲み会で近距離でお話を聴かせてもらえることは、若手医師には本当に贅沢なことです:普通の勉強会では実現しません!

で、影響を受けた(?)渡邉 力也先生は・・・ キョロキョロ きょろきょろ・・・ 当直でした・・・ 残念!

【過去の西田先生 来福 の様子】
2011年度:http://fukugim.blogspot.jp/2011/12/blog-post.html
2010年度:http://fukugim.blogspot.jp/2011/01/ct.html
2009年度:まだブログしてませんでした・・・

2012年10月5日金曜日

千里メディカルラリーへ向けて:10月6日(土)

実は今週末にとても大きな大会がありまして・・・ 

Prix de l'Arc de Triomphe! 凱旋門賞!:7日(日)ですが・・・
フランスで行われる競馬界の最高峰のレースに、日本馬「オルフェーブル」が出走します。しかも一番人気だそうです!! 頑張って欲しいですね! ちなみに、競馬やっていない人からすると、馬の名前が出てくる会話についていくのは、至難の業です!よね (最近はついていけてません:トウカイテイオーが復活の有馬記念で優勝したのをTVで眺めたのは、大学3年生のときのスキー場でバイトしながら・・・でした)。

そうではなく・・・
AFC U-16選手権 決勝 vs. ウズベキスタン!
またサッカーネタですが、16歳以下の男子サッカーのアジア大会でついに決勝まで進出!!
ちなみに女子サッカーのU-17 W杯でも準々決勝まで進出しています! スゴイですよね。 

さて、医学の話に戻りますが・・・
第2回 尋常じゃないカンファレンス@水戸協同病院 というのがあります。
http://www.schoolofgeneralists.com/Home.html

総合内科の得意な臨床領域の診断学、最近の言葉でいえば、臨床推論
            「ちょっと普通じゃない」 勉強会です:第一回は夜を徹しての勉強会でした・・・。
全国から多くの先生が集まって、しかも競い合う・・・という部分で面白そうでもあり、主催者からPresentation も依頼されたのですが、他の会があるので今回はお断りさせていただきました。 

で、実は 大阪千里メディカルラリー という、由緒正しい (歴史ある?) 救急関連の勉強会が、
                                いよいよ明日に行われます!
http://www.senri.saiseikai.or.jp/sccmc/int_nat/osakasenrimedicalrally.html

今年度も当院から参加者がいます!:1チーム6人での参加になるのですが、医師2名+看護師2名+救急隊2名というチーム構成になり、ラリーでは主催者側から設定された(架空)シナリオをチームで対応していくというものです。
全国から強者ぞろいのチームが参加し、主催者側の準備もハンパない感じで、チームとしても事前準備が結構あったりします(打ち上げを兼ねた勉強会での””の練習も大変だとか・・・)。

チームでユニフォームを揃えたり、打ち上げも面白かったり、ちょっと非日常的なシナリオで、お祭り的な要素もあるかとは思いますが、とても勉強になるメディカルラリーです。

今回、福知山からの参加者は
 医師:深田 良一先生 鈴木 龍児先生
 看護師:山崎 貴史さん 桝井 麻衣さん
 救急隊:(お名前を載せていいか、未確認なので、現時点では伏せておきます)

※ 北川 昌洋先生 と 浅川(旧姓 川城) 麻里先生 の コンビも、以前(2年前?)参加されました。
※ 地域救命救急センター All Stars! って感じですよね!

京都府立医科大学から短期研修に来られている武部 弘太郎先生も京都府立医大のチームで参加されるようです。昨日の友は今日の・・・。別に喧嘩するわけではないですよね。

自分自身にとっても結構、想いいれのあるラリーでもあります。
実は第2回のラリーを見学に行って(今回が11回ってことは9年前?)、『来年、出ます!』といったものの、その後は不参加・・・でした。
前任地の市立堺病院でもチームを組んで参加し、当時在籍されていた看護師さんやICLSでお世話になっていた救急隊の方のチームが見事優勝!というときもありました。
前任地の堺救急隊の方は結構、準備チームに関わっています。
とても仲が良かった大学時代の友人も何度かラリーに参加していました。
参加したら、いろんな人に会えるんだろうなぁ・・・と思います。

ぜひ、皆さん、頑張って来てください!! Feedbackも楽しみにしています!
荷物を背負った鈴木 龍児先生! 出発っ!!

※ 本来、ここに今日、撮影した写真を2つほど入れる予定でしたが・・・ 病院に忘れてきました。すみません!
 《2012年10月10日に写真入れました》
※ 1つ目はラリーに参加される皆さんと、応援している看護師さん+救急隊の方+看護学生さんの写真です!

で・・・ 自分自身は今回も不参加・・・です。

というのも、とても大きな会、娘の運動会があるからです! しかも!! ミックスリレー走ります!

なので、体調を整えるために・・・ 本日開催の2つのEventを回避・・・
◆ 京都GIM:夜が遅くなってしまうので・・・ 頑張っていってくれた引率の先生!ありがとう!
◆ フットサルの練習:短期研修に来られている武部先生に、『福知山にいるあいだに、一緒にフットサルやるのが、目標の1つです!』と言ってもらったからには・・・と思ったのですが、明日、体がバキンバキンになって、走れない体になってしまいます・・・

これを書いたら、もう寝ます。

2012年10月4日木曜日

トラブル研修医!:9月26日(水)

誰が一番、トラブル研修医なんだろう・・・ な~んて

研修医が役に立つか? 

当院の研修説明会や臨床研修関連の講演のときに、自分自身はちょっと冗談を含めて、
              研修医が本当に重要な存在 であることを伝えています。

地方都市の地域基幹病院においての話でも、
臓器別専門医と総合内科医と研修医のバランス尊重関係)が
                                          本当に重要になってくるということも伝えています(HPにも記載)。

そのうえで、研修医の先生が真の意味で重要な存在になるために、
当院に少し慣れてきた・・・今の時期に、
 初心を思い出してもらうもう一度引き締めてもらう、ちょっとした講義をしています。

臨床研修プラクティスという商業誌で、
トラブルを起こしやすい困った研修医 』という、
天理よろず相談所病院 総合診療部に在籍されていた郡 義明先生が執筆された論文があります
臨床研修プラクティス Vol3(1) 2006:p50-55(書き方がいい加減ですみません・・・)。

この自己評価表をつけてもらうことや、
  ちょっとした気の緩みはないですか?的な話
(ちょっと遅刻する・ちょっと積極性にかける・ちょっと礼節を欠く態度をとってしまう)もしました。

こういった機会が重要なのかどうかは、正直わからないのですが、
                                                                時々振り返ることは重要なのかと思います。
※ これは実は毎年やっています!(昨年のブログを見ましたが、たぶん記載できてません・・・)

専攻医や若手スタッフにもちょっと聴いてもらってもヨカッタかなぁとも思いますが、
                                                                           参加者はちょっと少な目でした。
3~5年目ぐらいは、時に ” 自分が正しい! ” 的な路線に走って、
ちょっと批判口調・態度になってしまって(それがまたカッコイイと思っちゃう時期かもしれません)、ベテラン ( = 大人?) から残念に思われることが・・・ありますよね:先月の学会などでもチョコチョコそういった機会に遭遇しました:かつての自分自身がそうだったので、それも成長の一過程なのかなぁなんて思ったりして聴いていました(前々任地では、人に突っかけていくことから (それだけではないのですが) 『武士』とも呼ばれていたりもしました:それが褒め言葉と感じていた自分がもっと恥ずかしいです・・・)。
実は自分自身の言動がまだ過去形にするのはオコガマシイかも・・・です。成長が足りませんね。

ちなみに、うちの若手がトラブル・・・という訳ではありません・・・が
ちょっと上になったときにも振り返る機会、
             若手を指導する1つのツールとして使ってもらえたらなぁ・・・と思いました。

※ もし当院の卒業生でこの講義を思い出したら、ときどき自分自身を振り返ってくださいね!
※ 資料が必要なら、一報ください!:総合内科のスタッフ・専攻医は共有済

ちなみに・・・ 10月の最初の週末の主治医あて当番、自分であることをスッカリ忘れてしまっていて、代理をしてくれた鈴木 龍児先生をはじめ、スタッフ・専攻医の先生にご迷惑をおかけしてしまいました。
人にシッカリ!と言ってる場合ではありませんね・・・。反省↓

2012年10月2日火曜日

臨床研究を目指して Kick Off!:9月27日(木)

活字にしないと伝わらない・・・のですが、最近、総合診療関係のちょっとしたコラムみたいなものも散見されるようになりました。
先日のDr's Magazine では、地方都市における 病院総合医 のことも書かれていて、
今まで大学病院/大病院/大都市 といった領域 と 医療過疎/離島/診療所 といった領域 という
         ちょっと偏った部分がFocusされていたのも変わってきたのかなぁと感じました。
D to D という雑誌では、市立舞鶴市民病院時代に指導していただいた恩師である
現洛和会音羽病院の 松村 理司院長が表紙から バ~ン と取り上げられていて、
                                                        活字を見ても写真を見ても感動していました!

自分自身は、看護師版のフィジカルアセスメントの連載 も無事に終了し、久々に原稿に追われていない生活になりました:といっても校正や共著のチェックは残っていますし、商業誌/本の依頼原稿ばかりなのですが・・・:http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02995_07

先日、1年越し(といってもサボっていただけなんですが)に投稿した英文誌が、アッサリ Reject
次を考えないと・・・なんですが、意外と 何となくの達成感 があって、
                                    誰かに尻を叩いてもらわないと、また1年後に・・・なりそうです。

さて、日々の臨床、症例報告で頑張っているつもりでも、活字化(論文化)しないといけません。
さらに症例報告よりもさらに一歩進んだ臨床研究を始めることが重要かと思っています。

臨床研究は、いわゆる試験管を用いて・・・というものではありません。
名郷 直樹先生の著作の 『 臨床研究のABC 』に書かれている言葉を借りれば
「臨床研究とは、臨床医が、臨床上の疑問の解決のために、
                臨床の現場で、人、地域を対象として行う研究である」
                                 本の中での定義とされています。
十分に当院でも実践可能だと思っています。

個人的に臨床研究が成り立つためには・・・
1:臨床研究について知っている人が 複数いる
 ※ 議論ができるという視点とバテない(ハッパをかけあう)という視点
 * 当院には臨床研究の素地のある(?)人が現時点で 2+2人 います!
 
2:ちょっと 余裕がある
 ※ 臨床に追われ過ぎていると+αの仕事を行う気力・体力がない

3:臨床の現場 がある
 ※ 臨床のフィールドがなければはじまらない
       (自分たちの診療領域が院内であるか and/or 地域を反映しているかどうか)

当院の今年度の体制(+来年度も)をみると、大丈夫そう、というか、この体制でできなければ、今後も無理だろう!というタイミングになってきたので、
和田 幹生先生を中心に、Kick Off Meeting を行いました。
スタッフ + 専攻医(候補生含む) で 検討:大きな一歩になるといいなぁ・・・

少し臨床研究の話をしたうえで、みんなでReseach Question を検討しました。

たくさん出すことも大事ですが、現実的なPlanを詰めていくことを意識して(これが興味と合致しないと進まないですが・・・)、着実に進めたいと思っています。

ある依頼原稿を書いているときに、自分の臨床経験+調べものの文献で、
はっ! と気づいた臨床仮説もあります:北海道遠征?も要検討項目でもあります!

いつか成果が出る・・・かな。