2016年1月27日水曜日

【特別!院外講師】国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター / 国際診療部 忽那 賢志先生:01月21日(木)+22日(金)

サッカー男子 Brazil リオ五輪出場決定!
おめでとうございます!
大興奮の試合 だった・・・んですよね。Liveで観ようと思っていて、眼が醒めたら深夜2時でした・・・

最近、Brazilでは少し物騒なウィルス感染症(Zika fever)が流行っているようですが・・・
色んな感染症って気になりますよね。
※ STFS:重症熱性血小板減少症候群 も、京都(近隣医療圏)で既に1例報告されていますが、
これについては、わかりやすい診療の手引きが DCC から閲覧可能になっています。
※ ちなみに昨冬シーズンに当地域で流行したParvo B19ウィルス感染症のまとめが、
 国立感染症研究所:ISARに掲載されました:生方 綾史先生、ありがとう!
伝染性紅斑の臨床像と京都府福知山地域における成人の伝染性紅斑の地域流行

さて、先週ですが、国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター / 国際診療部
 (Disease Control and Prevention Center:DCC)の
忽那 賢志先生が、(第二種感染症指定医療機関である当院に感染管理の観点で)見学に来られました。
その際に、(以前から交流があった先生であるので)『是非に!』 とご依頼させていただき、
全体講演をしていただきました。
感染症のClinical Picture 』 という演題名で、 
本当に多くの印象的な症例を提示していただきました。
忽那先生の許可を得て、講演に出てきた電子化されているものを掲載
※ 忽那先生も編集に関わられている書籍はこちら:その名も 『 見るトレ 感染症

症例提示も印象的でしたが、初期研修医・総合内科memberにきっと深く響いた言葉は
『 症例は早くまとめましょう! 』 ということだったかも・・・
どれくらい早く・・・ は、その場 にいた人は覚えてるかも・・・です!
※ 当院症例も画像関連の症例報告にチャレンジはしているのですが・・・
まだAcceptされたことはありません:当該者は頑張りましょう!
懇親会でも若手に響くメッセージを多数残していただきましたが、
翌日の昼カンファでも、厚かましくレクチャーをしてただきました。
※ 決して、お世話係の 生方 綾史先生 が、厚かましい・・・ということではありません。
さらに数人は、京都の研修病院での講演にも参加させていただき、
本当に多くのことを学ばせて頂きました。
個人的には、今後ももう少し詰めたい症例もあり、
これからもご指導いただければ・・・と思っています。
忽那 賢志先生、ありがとうございました!

2016年1月26日火曜日

診断系読破会 and 院外講師 事前勉強会:千葉大学 総合診療部 教授 生坂 政臣先生:01月13日(水)

最近、忘れものが多くて・・・ 困ります。
今朝も、いつもとは違う状況(=Uncommonな状況)で、またロッカーの鍵を忘れて家に戻りました。
重要な伝達関連も忘れていたことが多かったり・・・:システム化も必要ですね。
一度、勉強したことも、案外忘れてしまうものですが・・・
繰り返し勉強することで、習得できる・・・と思って、皆で研鑽しています。
さて、当院の総合内科・初期研修の恒例行事になってきている診断系書籍の読破会ですが、
今年度の第一弾は、『 外来診療のUncommon disease 』 でした。
これは、初期研修医+総合内科専攻医にとっては、ハードルが高すぎる・・・のですが、
おそらく総合内科スタッフクラスも、あっ・・・という感じでした。
この日は準夜帯の内科救急がバタバタ・・・なんとか人数を集めて読破しました!
診断 ≒ 臨床推論の System 1 / 2 という考え方も、
先日の院外講師(忽那 賢志先生)の講演(近日中に掲載予定)でもありましたが、
この領域のTop Class である、千葉大学 総合診療部 教授 の 生坂 政臣先生に
今週末、来福いただけます!
※ NHKのDr.Gにも出演、また『 GM ~踊れドクター 』 の医学監修もされていました!
Wikipediaはこちら
ご多忙のなかで、福知山滞在は、土曜日の3時間弱・・・となるのですが、
多くのことを学びたいと思います。
初期研修医だけでなく、ぜひ多くの医療従事者に万難を排して参加していただきたい!と
強く思っています。
川島自身は既に複数回、ご講演を拝聴していますが、本当にスゴイ先生です!
ご講演名は
『 総合診療医の診断方略 』 です。
 
生坂先生のご講演は、30日(土)の13時00分~15時15分すぎまでになり、
電車の出発時間もありますので、講演での質疑はぜひ活発にお願いします!
 
【2015年の読破会】http://fukugim.blogspot.jp/2015/01/0114.html

2016年1月22日金曜日

【院外講師】 麻生飯塚病院 総合診療科/初期研修統括担当:小田 浩之先生:01月15日(金)・16日(土)

2016年は・・・ リオ五輪 の年ですね。
各競技で最終予選・選抜的なことが行われていますが、
サッカー男子の大一番が、いよいよ今夜ですね!:ここまでの3試合でやや寝不足・・・
日本の選手は テクニカル には優れていますが、
こういうときは、ノンテクニカルスキル も十分に発揮して、
何とか嬉しい結果を残して欲しいと思います!
さて、院外講師の先生に来福いただくのが、少し久し振り・・・ではありましたが、
今回は、暖かい(?)九州の麻生飯塚病院から、
熱い(?) 明るい(?) 先生にお越しいただきました!
なんと、100万円以上する貴重品も持参され・・・ というのは冗談ですが、
アンサーパッドを用いた講演も新鮮な経験でした。
金曜日は
院内急変! テクニカルスキルとノンテクニカルスキル として
ご講演いただきました。
当院のRRSや医療安全の取り組みもリマインドできた貴重な機会になったと思います。
【過去のRRSのBlog】:http://fukugim.blogspot.jp/2013/02/rrs-0130.html

そして土曜日には
WS形式で、ゴールの見えにくいカオスケースの対応 として、
ご指導いただきました。
超高齢社会における急性期病院で、
純粋医学的な問題だけでSimpleに解決しない問題が多いことを、
多くの医療従事者が認識しています。
こういったことを、アンサーパッドも利用して、若手・中堅・スタッフ・ベテランのチームの意見を
上手く ファシリテートしていいただきました。
また、後半にはリクエストが多かった、「ファシリテーションの仕方」についても
WS形式で行っていただきました。
いろんな生の声を聴けて、今後に活かせそうな感じでした!
金曜日の夜は恒例の懇親会。
また移動の車の中でも貴重なお話をたくさん聴かせて頂けたと思います。
元上司との再会を果たせた先生も・・・
初日の講演でも少し話題に挙がっていましたが、
小田 浩之先生は、心肺蘇生のOff the Job Training(+歌唱)にも深い関わりを持たれています。

この本(+DVD)をご存知の方はおられたりしませんか?
 ナースがはじめるACLS―今日からあなたもVFハンター
  ⇒ ナースがはじめるICLS―今日からあなたもVFハンター!日本版救急蘇生の新ガイドライン対応

また、小田 浩之先生は、実は2回目の来福。
2010年に福知山で開催した勉強会にCore Memberとして、参加されています。
集合写真を見ると、懐かしい顔や、〇〇先生の5年前の素顔が見えますね・・・
 ◆ GPEP in 福知山(集合写真):http://gpepws5.blogspot.jp/2010/07/blog-post_24.html

今回のお世話係は、大西 規史先生。色々と段取り、お疲れさまでした。
個人的には土曜日午後から別の会(京都府医師会・京都内科医会が共催のCPC@京都)に出席のため
中座となってしまいました(すみません)。
お礼のメールのやりとりのなかで、小田先生が残していってくれたという物品が、
どこにも見つからないので、新規購入しようかなぁ・・・と思っています(まったくの冗談です)
小田 浩之先生、ありがとうございました!

また、この土日で総合内科memberが関わる勉強会も2つあり。
◆ 土曜 → 日曜には、「 母乳育児支援基礎セミナー in 福知山 」として、
4南病棟の看護師さんも主体的に活動され、院外からの受講者も多数でした!
※ 3月にも後半が行われるようです!

◆ 日曜日には、北近畿での心肺蘇生の勉強会(酒呑童子コース)も行われていました。
【2014年の酒呑童子コース】 http://fukugim.blogspot.jp/2014/06/200615.html

それぞれ頑張ってくれた皆さん、お疲れさまでした!
:ビックリなことに、前回の大場 雄一郎先生のBlogが未記載・・・:早急に掲載します・・・

【過去の院外講師招聘】所属・肩書は当時のものになります

【2015年度】
堺市立総合医療センター 総合内科 西田 幸司先生 http://fukugim.blogspot.jp/2015/11/1031.html
大阪府立急性期・総合医療センター 総合内科 医長・部長代理:大場 雄一郎先生
聖路加国際病院 血液内科 部長 岡田 定先生 http://fukugim.blogspot.jp/2015/07/0626-270702.html

【2014年度】:5名
福井大学 地域医療推進講座教授 寺澤 秀一先生 http://fukugim.blogspot.jp/2015/04/0227-28.html
北海道家庭医療学センター 草場 鉄周先生
http://fukugim.blogspot.jp/2015/01/0123-24.html
市立堺病院 呼吸器内科 西田 幸司先生 http://fukugim.blogspot.jp/2014/12/1221.html
藤田保健衛生大学 救急総合内科 教授 岩田 充永先生 http://fukugim.blogspot.jp/2014/09/0829-30.html
聖路加国際病院 リウマチ膠原病センター医長 岸本 暢将先生 http://fukugim.blogspot.jp/2014/08/0808-09.html

【2013年度】:4名
沖縄県立中部病院 呼吸器内科部長 喜舎場 朝雄先生
http://fukugim.blogspot.jp/2014/03/0131-0201.html
Hawaii-Okinawa Medical Teaching Fellowship 実行委員 / 入江病院 常任理事 入江 聰五郎先生
北広島町雄鹿原診療所 東條 環樹先生 http://fukugim.blogspot.jp/2013/12/1122.html
市立堺病院 呼吸器内科 西田 幸司先生 http://fukugim.blogspot.jp/2013/12/1123.html

【2012年度】:6名
福井大学 地域医療推進講座 教授 寺澤 秀一先生
http://fukugim.blogspot.jp/2012/06/612.html
倉敷中央病院 総合診療科 主任部長 救急医療センター センター長 医師教育研修部 部長 福岡 敏雄先生 http://fukugim.blogspot.jp/2012/08/7272887.html
市立堺病院 呼吸器内科 西田 幸司先生 http://fukugim.blogspot.jp/2012/10/929.html
東京ミッドタウンクリニック 大蔵 暢先生 http://fukugim.blogspot.jp/2012/12/1130-1201.html
北海道勤労者医療協会 勤医協中央病院 総合診療センター 副センター長 川口 篤也先生
手稲渓仁会病院 総合内科・感染症科 医長 感染症科チーフ 兼 感染対策室室長 岸田 直樹先生
【2011年度】:4名
藤田保健衛生大学 総合救急内科 教授 山中 克郎先生 
http://fukugim.blogspot.jp/2011/06/blog-post.html
市立堺病院 呼吸器内科 西田 幸司先生 http://fukugim.blogspot.jp/2011/12/blog-post.html
独法国立国際医療研究センター 国際疾病センター 副センター長/感染症内科 科長 大曲貴夫先生
諏訪中央病院 総合診療科 佐藤 泰吾先生 http://fukugim.blogspot.jp/2012/12/2011102829.html

【2010年度】:3名
市立堺病院 呼吸器内科 西田 幸司先生 
http://fukugim.blogspot.jp/2011/01/ct.html
大船中央病院 総合内科 須藤 博先生 http://fukugim.blogspot.jp/2011/03/hp.html
福井県立病院 救急救命センター 林 寛之先生:ブログ開始前でした・・・
これ以前については、病院HPより:
http://www.fukuchiyama-hosp.jp/kensyuui/kouenkai.htm

【2009年度】:4名
藤田保健衛生大学附属病院 救急/一般内科 山中 克郎准教授
東京北社会保険病院 臨床研修センター センター長 名郷 直樹先生
福井大学医学部附属病院 救急部・総合診療部 寺澤 秀一教授
市立堺病院 呼吸器内科 西田 幸司先生

2016年1月14日木曜日

新年への意気込み 2016年!:01月12日(火)

新年あけましておめでとうございます・・・
 というのも憚られるぐらい日にちが経ってしまいましたが、2016年のはじめのBlog投稿です。

例年と同じように、年末年始明けの入院担当数は相当であったことや、
今年は 4日 =仕事始め が月曜日だったので、長く感じました。
更に、その後に3連休があって、全体が落ち着くのに時間がかかったように思います。
※ 個人的にも正月休み+その後すぐに、大江分院での日当直があったのもあって、何となく長く感じました・・・。

さて、毎年、年始には新年への意気込み・・・を意識しています。
今年は、意気込んで乗り込んだ日(=6日(水))が、みんなが忙しくて、流れた経緯がありましたが、
12日(火)に有志が集まって、やってもらいました。
※ ちなみに6日+その後の平日+休日に、臨床研究Dataのまとめをしてくれました:ありがとう!

個人的にも今年は色々と考えることが多く、地道に踏ん張っていかなければなぁ・・・
と気持ちを引き締めた日になりました。
※ 個人的には今年の会は不参加になりましたが、
長年の目標をいくつか達成できて嬉しかった日でもありました。
今年も1年、頑張りましょう!
【2015年の様子】 http://fukugim.blogspot.jp/2015/01/20150107.html
【2014年の様子】 http://fukugim.blogspot.jp/2014/01/20140115.html
【2013年の様子】 http://fukugim.blogspot.jp/2013/01/20130109.html
【2012年の様子】 http://fukugim.blogspot.jp/2012/02/28.html