2013年2月27日水曜日

第17回酒呑童子コース:02月24日(日)

先日の RSS : Rapid Response System は、
急変の前の 気づき が重要!と、より高度なことを求めています。
が、医療従事者にとって、眼の前で起こった ” 急変 ” に対応できる能力も重要です。

その最初の対応についての Off-the-Job Training のICLSコースが先週行われました。
【前々回のコースを含めてICLSコースの説明は前回のBlogを見て下さい・・・
:前回の第16回コースは救急科のBlogには記事があったのですが、現在休憩中です】
http://fukugim.blogspot.jp/2012/01/15.html
※ 前日には、深田 良一先生が主催者である、指導者養成WSも当院で行われました。

さて、この歴史ある 北近畿のコースには、毎回、多くの施設の方に、受講生やインストラクターとして参加いただいています:が、今回は受講生の応募が埋まらず、
当院からの受講生が8名となりました(こんなことは極めて珍しいです・・・)。

今回は ☃ 大雪 ☃ で、
京都市内から来られる方、福知山以北から来られる方は本当に大変だったと思います。
主催者側としてはガッカリする懸案事項も発生してしまい、
終わりの会には涙が出るようなDVD (自分も準備のときに、つい・・・でした) を見た後ではありましたが、達成感のある笑顔で集合写真 も撮らしていただきました!
受講生からインスト・タスク みんなでの集合写真!:掲載許可あり
最終的に
 ◆ 受講生       18名
(院内 8名:研修医・看護師【師長含む】・理学療法士・臨床工学技士・診療放射線技師)
 ◆ インストラクター   31名
(院内 6名:Core member含む)
 ◆ タスク                    12名
(院内 11名:附属看護学校生 4名含む)
という大勢で、勉強会をやり遂げました!
※ Core Member には福知山市消防本部の方や
地域救命救急センター長の北川 昌洋先生や救急看護認定看護師の高見 祥代さんも含まれています!

このコースの存在意義も十分に理解しながら、一度、福知山地域での 院内コース的なもの
開催できればいいなぁと感じました! (当院にはそれだけの力がありそうです!)

院内・院外の方を含めて、コースに関わって下さった皆さま、ありがとうございました!

2013年2月23日土曜日

JAMEP 基本的臨床能力評価試験:02月23日(土)

来年度(今春から)の 医師・看護師の国家試験も終わり、あとは合格発表を待つのみ!

内科認定医試験に向け、受験資格を得るための書類作成を、
総合内科スタッフ・専攻医が必死に頑張っている時期でですが・・・

今年で2回目を迎える、初期研修医対象の試験を、今年度は受けることになりました。
全国で参加教育機関数 115施設、参加人員は1,200名弱(2年次 700:1年次 500)のようです。
【参考サイト】http://jamep.or.jp/
白数 洋充先生は別の勉強会のため欠席
試験時間は180分! 
問題は 全部で 100問!うち最後の 20問は英語!! であり、結構大変そうでした!
(自分も”少し”見てみましたが・・・難しい!:もちろん初期研修で必修科目=全領域であるだけでなく、純粋医学的なだけでないMedical Professionalism/臨床倫理/介護関連/(国際)医療制度/コミュニケーションスキルの話まで質問にありました)
※ このコメントは他会場の試験が終わってから掲示しています

つまり、こういったことも初期研修で伝えないといけない、ということなんだと改めて感じました!
お疲れさまでした!!!

※ 試験のため、初期研修医をPHS Freeにさせて頂きました。ご協力ありがとうございました。

【院外講師】 川口 篤也先生:02月22日(金)

モヤモヤ・・・ 臨床現場には、あたりまえ のようにありますよね。

倫理的に・・・ 』といいながら、 議論の方法 や そもそも倫理って何? ということも
振り返る必要性があると思います。

解決の一助になりえる 『 臨床倫理4分割法 』についての、
講義+参加型WS: ~日常臨床のモヤモヤを多職種で話し合おう~
北海道勤労者医療協会 勤医協中央病院 総合診療センター 副センター長(※)
川口 篤也先生に来福いただき、お話していただきました。 
※ 現在、独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 短期出向中

◆ 川島が招聘を依頼したのには、2年前の学会WSを受けた、ということが1つあります:
決して、自分の名前が 川〇 篤〇 とか、高校時代の親友の名前が 川口 〇也、という安易な理由ではありません

事前申し込みという方法をとっているわけでもなく、皆さんが多忙ななかで、人数が集まるか、
未知数ではありましたが、多職種の方に集まっていただけました。

導入講義のあと、WSとなり、あるシナリオが付与され、
自分の役割でしか知らない情報をもとに、仮想症例について、議論をしていきました。
患者さん、家族さん、そして医療者の満足度が最大になるような・・・というコメントもありました!

最初はややギクシャク?でもありましたが、熱い議論が行われました!!
※ 議論している最中の素敵な写真があるのですが・・・
皆さんに掲載許可を取ったわけではないので、Upは控えておきます・・・:惜しい!

このWSでのメッセージの1つとして、多職種での議論のなかで、
眼のつけどころの違いや価値観の違いを通じて、


チームビルディングやりがいにつなげる! ということもありました。

病棟で勤務されている看護師さんの参加が多くなかったので(業務が多忙+αのことがあるので、難しいとは思います)、すぐにでも実践!というわけにはいかないかもしれませんが、同様のことを継続的に伝えるのも面白いかもしれません:他のシナリオもあるのでしょうか?
看護部でも勉強会が継続的に行われていることもあり、
まさに多職種でのカンファレンスが ”あたりまえ” のようになるといいですね。

模擬カンファで使用した4分割法も一緒に!

この勉強会が終わった後、
川口 篤也先生から見た 全国の 総合系診療科・医療機関の話 や
各施設の研修医・専攻医(後期研修医)の話などもしていただきました。

懇親会は・・・ 鳥名子:若手から中堅医師にとっては、こういった時の話も貴重です!
※ ちなみに昨年まで当院所属の 鎌田 啓祐先生(現 北海道)から、懇親会の場所は予想されていたようです・・・

川口 篤也先生、ありがとうございました!
(今回の世話係は 武部 弘太郎先生でした!:いろいろと準備ありがとう!!)
 
過去の院外講師 招聘 下記の所属・肩書は当時のものになります
【2012年度】
福井大学 地域医療推進講座 教授 寺澤 秀一先生 http://fukugim.blogspot.jp/2012/06/612.html
倉敷中央病院 総合診療科 主任部長 救急医療センター センター長 医師教育研修部 部長 福岡 敏雄先生 http://fukugim.blogspot.jp/2012/08/7272887.html
市立堺病院 呼吸器内科 西田 幸司先生 http://fukugim.blogspot.jp/2012/10/929.html
東京ミッドタウンクリニック 大蔵 暢先生 http://fukugim.blogspot.jp/2012/12/1130-1201.html
【2011年度】
藤田保健衛生大学 総合救急内科 教授 山中 克郎先生 http://fukugim.blogspot.jp/2011/06/blog-post.html
市立堺病院 呼吸器内科 西田 幸司先生 http://fukugim.blogspot.jp/2011/12/blog-post.html
独法国立国際医療研究センター 国際疾病センター 副センター長/感染症内科 科長 大曲貴夫先生 http://fukugim.blogspot.jp/2012/08/21011.html
諏訪中央病院 総合診療科 佐藤 泰吾先生 http://fukugim.blogspot.jp/2012/12/2011102829.html
【2010年度】
市立堺病院 呼吸器内科 西田 幸司先生 http://fukugim.blogspot.jp/2011/01/ct.html
大船中央病院 総合内科 須藤 博先生 http://fukugim.blogspot.jp/2011/03/hp.html
福井県立病院 救急救命センター 林 寛之先生:ブログ開始前でした・・・
これ以前については、病院HPより:http://www.fukuchiyama-hosp.jp/kensyuui/kouenkai.htm
【2009年度】
藤田保健衛生大学附属病院 救急/一般内科 山中 克郎准教授
東京北社会保険病院 臨床研修センター センター長 名郷 直樹先生
福井大学医学部附属病院 救急部・総合診療部 寺澤 秀一教授
市立堺病院 呼吸器内科 西田 幸司先生 

2013年2月21日木曜日

木曜勉強会ほか

総合内科としては、木曜日が少し余裕があります。

頑張って早く帰る日!と勝手に決めていますが、今日は 17時30分 に帰れました!

今年に入って、週末はほぼ仕事 (Blogに載せていない大きなEventがない休日は当直+日直/オンコール:あと3週間はこんな週末が続きそうです・・・) だったので、
家族とユックリ自宅でご飯を食べれるのはとっても幸せなことでした。
ん?

12月から木曜勉強会が開始され、木曜日にも積極的に勉強をするようになりました。

実は明日の院外講師 来福に向けての事前勉強会(臨床倫理の4分割法)が、本日予定されていたのですが、肝疾患関連の講演会が近隣で行われることもあり、時間の関係で延期になりました。
 ※ 明日の昼に予定・・・ですが、もう院外講師の先生が来ちゃうかも? まぁいいか・・・

木曜勉強会だけでなく、ちょっとした時間にちょっとした勉強会も積極的に行われています。
 ※ 先週はFlu感染騒動で中止、そして2月は内科認定医 準備期間ではありますが・・・

日常の臨床のなかでも、何となく流してしまう・・・のではなく、ちょっとまとめてみる
だけで、勉強になります:教えられる側・・・だけでなく、教える側が勉強になります。
まさに Teaching is Learning Twice! です。

できれば、木曜勉強会で挙がった話題も記録を残せれば・・・ですが、きっといつかやめそう・・・。

《木曜勉強会+α:既に抜け落ちていたらゴメンなさい:なにせ自分の出席率が悪いもので・・・》
2012年度
【武部先生】Medical rally
【鈴木先生】Vit B12欠乏 副腎偶発腫瘍 副腎不全
【片岡先生】小ネタ集
【渡邉先生】臨床倫理4分割法(予定)
特別講師:循環器 角谷先生
鈴木先生が先頭に立っている・・・? 若手~中堅の先生は発奮を!:3月からね!!

いろんな勉強会を4分割・・・:1つは再掲ですが・・・

ちなみに、総合内科は2013年01月から試験的にチームを 4分割! 気づいてましたか?

2013年2月20日水曜日

近畿厚生局主催の研修病院説明会:2月16日(土)

先週末、研修病院 説明会として大阪に行ってきました:この週末はスタッフもアチコチに・・・。

が、残念なことが・・・イッパイでした。

【残念なこと:その1】
出発が07時45分の電車・・・ 休みの日なのに、いつもよりも早起き・・・

【残念なこと:その2】
いつも駅まで自転車で・・・ でしたが、直前に ☃・・・
比較的大事にしている カバン と コート・スーツが、雪で痛むと困るので、タクシーに。
タクシーもギリギリで、駅のホームまでDash!

【残念なこと:その3】
会場に着いたら、名産展が近くでやっていて、お昼ごはんに ちょうど良さそう・・・なものが
あったのですが、事前に弁当を注文していたので、断念!:これはしょうがないですよね。

【残念なこと:その4】
帰りの電車、ちょっとお先に・・・と思って、17時台発の特急列車に乗るつもりだったのですが、
もうちょっと早めに抜けれそうな状況だったので、16時台の電車に乗るぞ!と意気込んでいたら、
大阪方面から福知山への16時台の特急ってないんですね・・・。1時間、ボンヤリでした。

【残念なこと:その5】
行きも帰りも、新型ではない、『こうのとり』号でした:まぁ、いっか。

と雑談で、気持ちを紛らわしていますが・・・
【一番残念なこと】
2008年から、この研修病院説明会に参加していますが、
今年は病院ブースに訪れてくれる人が少なかったです・・・
人数は、切り上げで考えて、ようやく10人・・・:これも見栄です:前号のBlogと同じです。

しかも、隣りのブースは、自分の前任地の 市立堺病院!
2ブース使い (普通の病院は1ブース) で、多くの人数で参加され、自前の椅子持参。
実際に説明を聴きに来られている人もたくさんでした(例年と比べると少なかったようですが・・・)。
※ 自分が編集されてもらった 『 研修医をひきつける病院づくり 』 もブースに置かれていました

そして 京都府立医大の医学生さん、特に昨年の実習に来られていた医学生さんが、
当院のブースを通り過ぎて、市立堺病院のブースを訪れる・・・のは、ちょっと切なかったです。

ブースの説明は、当院の見学につなぐ 『 入口 』 であり、
実際を見てもらうこと・来てもらうことが大事だと思います。
実際、春休みの見学希望の学生さんからの直接の問い合わせは多く、
そんなにメゲてはいないのですが (心の準備もありましたが)
ヤッパリ寂しいですし、一緒に行ってくれた初期研修医の先生にも気の毒でした・・・。

もうちょっと呼び込み的な努力が必要だったかもしれません:が、何となく不細工なような・・・

一緒に行ってくれた 小原 潤也先生・座古 竜世先生、小林 隆則さん、ありがとうございました!

今年は幟(のぼり)もあって、病院名の印刷も一新されたのですが・・・
この時点では余裕の笑顔
【参考】
2011年の様子:http://fukugim.blogspot.jp/2011/03/blog-post.html
2010年の様子:http://fukugim.blogspot.jp/2012/02/218.html

2013年2月15日金曜日

病院説明会 '13年 春:03月28日(木):予定

2月も気づけば半分過ぎましたね・・・。ヤッパリ、早いです。
St. Valentine Day の” 感謝 ”のチョコ(最近は義理チョコとは言わない・・・という流れもあるそうです)も、
切り上げでいうと、10個いただきました!(ややこしい and/or 見栄をはった表現ですね・・・)

さて、毎年 春と夏に予定されている 病院説明会の予定です!

病院HPにもUpされる予定でしたが、ちょっと間に合わなかったようなので、こちらでアナウンス。

03月28日(木)で、内容は基本的に毎年同じ構成です。
病院HPのhttp://www.fukuchiyama-hosp.jp/kensyuui/setsumeikai.htm を参照してください。
【過去の開催記録もどうぞ】
2010年春:http://fukugim.blogspot.com/2011/04/2010.html
2011年夏の案内:http://fukugim.blogspot.com/2011/06/blog-post_09.html
2011年夏:http://fukugim.blogspot.com/2011/08/2011_19.html
2012年春の案内:
http://fukugim.blogspot.jp/2012/03/2011329.html
2012年春:http://fukugim.blogspot.jp/2012/04/329.html
2012年夏:
http://fukugim.blogspot.jp/2012/07/2012-726.html
2012年夏2:http://fukugim.blogspot.jp/2012/08/2012823.html

で・・・ 間に合わなかった・・・って何に?

実は、明日 02月16日(土)は、近畿厚生局の病院説明会です。
※ この模様も、後日、報告させてもらいます!:昨年は大雪でした・・・

説明会に来てもらった医学生の方に、病院見学の機会を示すことは・・・大事なことです。

春休みの病院見学も随時受け入れていますので、ご興味のある方はご連絡下さい!!

※ 看護師さんのインターンシップも春に予定されています!
職場がますます活性化されるようになると楽しいですよね!!
http://www.fukuchiyama-hosp.jp/kangobu/setsumeikai.htm

2013年2月14日木曜日

RRS? 病棟での振り返り:01月30日(水)

RRSって?
Rapid Response System
St. Valentine day で渡そうとしている方に素早く反応して、もらいやすい雰囲気を創る!・・・
ではありません。

院内での急変事変に対しては、 (施設によって呼び方は様々ですが)
  ” Code Blue ” 的なものがあると思います:当院では、E-call と表現されています。

それに対して、 どう 未然に対応するのか 、という部分に焦点をあてた
医療システム / 医療安全対策のひとつとして、RSSというものがあります。
学会などでも話題になってきており、
書籍 (『RRS 院内救急対応システム 医療安全を変える新たなチーム医療』) も刊行されてきていますが、
施設内での導入などは、検討がいる項目です (院内で興味を持たれている方も複数人おられます)。

【自分自身も、以前看護師のフィジカルアセスメントで『急変時』というところでもまとめてさせてもらいました】
週刊医学界新聞 看護師版より:少しヒントに・・・なるでしょうか?
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02970_05
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02975_04
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02979_06

先日、病棟内での急変対応事例がありました。
こういうことを、あとから振り返ること今後に活かすこと
というのはとても重要なことではあるのですが、
医師・看護師を含めた医療従事者が多忙であり、なかなか実現しにくいのも現実ではあります。

今回、総合内科のHome病棟での振り返りを 武部 弘太郎先生がアレンジしてくれました。

事前に資料も準備し、
こういったチェックシートがあれば改善につながるのでは・・・ 』的な話もしてくれました。

実際的には、
◆ 病棟内だけでなく、院内全体の問題にもなりますし
◆ 前述したRSSの導入にも関わる施設としての方針というところや
◆ 実際の現場に直面するのは看護師さん=看護師さんにとって使いやすいものにしていく、
という観点からは、すぐに実行・・・というものにはなりにくいです。

ただ、このように”振り返る機会”をもつ、ということは、医師と看護師間の情報共有や話せる環境づくりといった、院内の文化醸成にもつながることではないかなと、とても嬉しく感じました。

ちなみに 武部 弘太郎先生は、急変時対応の Off the job-training である ICLSコースにも関わっており、今度、当院で開催される 酒呑童子コースでは ブースリーダー も担われます!
頑張って!!
真ん中で”チェックシート”を持っているのが武部先生:右端で笑っているのが荻野師長さん
ちなみに上の写真で 振り返っている 人が多いのは・・・
『掲載 可の人のみ、こちらをお願いします!』、という声掛けのためです。

2013年2月13日水曜日

総合診療医・ジェネラリストをめぐる動き:02月03日(日)

2日はERチェックリスト大会の日・・・でしたが、自分自身は午後から東京に向かいました。

Medical Studio主催Re:Design Med project』という会(+前夜祭)に参加するためでしたが、
今回の自分自身のPresentation はちょっと自分としては大変・・・でした。
http://www.medical-studio.jp/event/rdmp2012/speakers.html
実は昨年夏のGeneralist Japan 2012という会の続き・・・で、前回は急遽 司会をすることに・・・でした
【そのときのブログ】 http://fukugim.blogspot.jp/2012/07/generalist-japan-201271516.html

発表のConcept を理解したうえで、通常のスライドとは少し違う印象的なスライドを用い、
限られた時間+暗記しての想いが伝わるPresentation が求められていました。
Skype®での会議やメールでのやり取りも大変で、
    体調もちょっと悪かったのも拍車をかけたのかもしれません・・・(自己最長の(?)乾性咳嗽:
17日間の真っ最中・・・でした:それでも3週間以内の咳嗽なので、医学的には急性咳嗽という定義です)。

行きの電車のなかでは、城崎+天橋立帰りの『オバチャン』旅行者のシャベクリに耐えれず・・・
ではなく、黙々とPresentationの練習をデッキで行ってました:不審者に映ったかも?

『Re:Design Med project』の詳細はFaceBookでみてもらうのがいいようです:この会のことが、医療系の大きなサイト(m3.com)でも取り上げられていました(ご興味のある方はどうぞ:川島もちょっと自分的に嬉しい写真が掲載されていました!)。

医師だけではなく、多くの医療者+非医療者の交流もあり、徐々にいい未来がみれるようになるといいと思います。自分自身も市立舞鶴市民病院時代の先輩や同じ分野で頑張る先輩・同僚・後輩にもお会いでき、元気が出ましたし、とてもいい経験ができました。
02月03日・・・=節分だったので、最後までは会には参加できず・・・
子供との豆まきの時間に間に合うように帰福してきました:これも大事ですよね・・・
さて、
厚生労働省での『専門医のあり方委員会』でも、
19番目の基本領域専門医 として『総合診療医』の話題が盛り上がってます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002uv9l.html
http://mainichi.jp/select/news/20130207k0000m040058000c.html:毎日jp 2013年02月06日付

文部科学省でも、『総合診療医』の育成 を大学と連携して・・・という動きがあります。
※ 適切な記事を引用するのが難しくて断念しました:
「未来医療研究人材養成拠点形成事業」として予算化されているようですが・・・
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/043/attach/1309577.htm:2012年08月の資料

NHKの視点・論点でも、”家庭医療・総合診療”のことが取り上げられています。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/144342.html
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/144343.html

少し前の記事ですが、日野原 重明先生も yomiDr. というところ(ブログ)で、コメントされています:
日野原先生ぐらいでないと、批判を受けそうな 的を射た文章もあります・・・。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=56136&from=tb

東京財団主催の医療研究会 『日本における総合診療医の可能性について』もありました。
http://www.tkfd.or.jp/research/project/news.php?id=1100

そして、こういった社会の流れ・・・だけでなく、学会としてもいろいろと活動をしていますし、
医学生への関わりも増えてきています(先日も渡邉 力也先生が近畿大学での会に参加してくれていました)!
http://www.primary-care.or.jp/about/committee.html
http://80angya.blogspot.jp/ :80大学行脚プロジェクト というものブログ です!

こういった流れが、単なるブームではなく、長期的な視点で、地道に活動し、
患者さんだけでなく、病院や地域医療に貢献できるようになれるといいなぁと思っています。

今回は、リンクばかり・・・ですが、半分メモ書き気分でもありました。ご参考までに・・・

2013年2月9日土曜日

ERチェックリスト大会 in 2013 Winter:02月02日(土)

先日、話題にしていたSuper Bowl (Bowelではありません) は、とても劇的なGameでした。

(川島が応援している)Ravens が楽勝?と思いきや、停電での試合中断をキッカケに、
過去のSuper Bowl では無敗記録をもつ San Francisco 49ers の猛烈な追い上げにあい、
Play次第では土壇場での逆転・・・という状況にまでなりました
それでも Super Bowl制覇 = Ray Lewisの引退に花を添えた幕切れになりました! 
おめでとう!!:NFLに興味のない方には何のことかわからない話ですね・・・:すみません。

それで、先日アナウンスしていた、ER チェックリスト大会が行われました。

今回は、日本プライマリ・ケア連合学会 近畿支部からの補助もいただいた会になり、
外部からも参加者がおられました(東京から来て下さった先生も!)。
※ 今回の様子は全国の学会員にNews Letterとして発送されるようです!:原稿作成もお疲れさま

今回の仕切りは、2年目研修医の 西山 大地先生で、
当該部分の責任者分担(2年目主体!)だけでなく、院内メンバーに事前に役割分担(ラミネート作成・軽食準備・会場設営・外部アナウンスなど)を周知していて、とても頼もしかったです。

これまたポスターがないので、さらっとプログラム+責任者(敬称略)を記載すると

 外科系チェックリスト:西山 大地 窪田 吉紘 【駐】
 マイナーエマージェンシー:窪田 吉紘 【駐】 西山 大地
 内科系チェックリスト前半:幕内 陽介
      〃      後半:白数 洋充
                                                という感じでした。
【駐】窪田先生は直前にFluに罹患して、当日は欠席に・・・すぐに代理体制も整いました!スゴイ!!

院外講師として、11月末まで当院に在籍されていた、
ERチェックリストの創始者 浅川 麻里先生(現 市立奈良病院)にも来ていただき、
Supervisor として、地域救命救急センター長の北川 昌洋先生と副センター長の鈴木 龍児先生、
和田 幹生先生も関わってくれていました。
不在者が多いですが・・・:終了時の写真!
お疲れさまでした!:終了後は鳥名子に・・・

当日はいろんな勉強会もあり(ここのところ、週末にいろんな勉強会が重なりますよね・・・)、
総合内科の専攻医・スタッフはそちらに流れた面もありますが、
みんなで 繰り返し勉強することによって、現場で動ける体が出来上がってくると思います。

地域基幹病院において、
よくトレーニングされた研修医 の、
十分なマンパワー があることによって(=日中の救急に12ヵ月間 / 時間外の救急に365日従事)、ベテランの医師・看護師の負担を軽減し、
ひいては地域の医療に貢献できている、とを実感します
※ 出口=ベッドコントロールの問題は、もう少し大きな眼で議論しないと難しいです・・・:改善してきていると思いますが。

ちなみに、【ちょっといい (?) 話】

先ほど、院内スタッフからTelあり:
インフルエンザに罹患したかも・・・。それで、明日(=日曜日)、日直なんですけど・・・』 と。
 ↓
院内PCで連絡をした15分後には・・・ 若手から3人の代理 希望 が挙がりました
:『 殴り合いの結果、〇〇が担当します! 』 と楽しそうに返信してくれる若手たちがいます。
とても頼もしく思いました!ありがとう!!

【過去の開催の記録】
2012年春:http://fukugim.blogspot.jp/2012/05/er51328.html
2012年冬:http://fukugim.blogspot.jp/2012/05/er2011225.html
2011年夏:http://fukugim.blogspot.jp/2011/08/er-2011-summer.html
2011年冬:http://fukugim.blogspot.com/2011/02/er-2010.html

2013年2月4日月曜日

福知山 感染症勉強会 in 2012:2013年01月19日(土)

もともと2012年に開催する予定だった、勉強会!
2012年度の感染症の勉強会が無事終了しました。
最近、勉強会が目白押し・・・ですよね。
MLやFBなどで、皆さんが発信しているから、よけい目に入ってくるのかもしれませんが、
毎週末に勉強会の話題が満載です:
自施設開催・・・もありますが、他施設でも魅力ある/興味ある分野がありますもんね・・・
ただ、冬の時期に大勢集まるのは、感染管理的には・・・問題かも?
自分自身も、乾性咳嗽がなかなか止まりません・・・:乾性咳嗽ネタはまたのちのブログで・・・

さて、毎年行っている福知山 感染症勉強会(誰かいいネーミングを・・・)が今年も行われました。

朝の0900~1730ごろまで・・・:頭がおそらくついていきませんが、まとまって勉強するいい機会、でもあるし、教えることは学ぶこと、を経験するいい機会であったと思います。

3年連続 (皆勤!) 参加の藤原 美佐紀先生が、とてもいいことを言ってました・・・
・・・』 なんだっけ?:ニュアンスは、
『1年目はよくわからなかったけど、(中略)、
3年目になって、色んな言葉が繋がってきて、よく理解できるようになりました!』的な感じでした。

これは、とても重要な、真摯な意見だと思います:1回勉強したからって、身につくわけではありません! 若手にとって、とっても励みになる言葉だったと思います!! 

さて今年は、感染管理認定看護師やICTメンバーも数人、顔出してくださって、嬉しい会でした。
近隣の施設からも、そして来年度からご一緒に勤務される先生の施設からも参加頂きました!

休憩時間のおやつは・・・ いつもの、シュークリームは人数分、準備できない・・・とのことで、
期限間近で安売りの バウムクーヘン @当院売店 で、ごまかしました・・・:ゴメン。

今年は、ポスター・・・がなかったので、関わった人や項目をガサっと書くのは手間なんですが、
せっかくのみんなの頑張りの証なので、頑張って書いてみます。

【内容:発表者・サポート役 の順で:敬称略でゴメンなさい】

総論:川島 ⇒ 尿路感染症:窪田 吉紘 ⇒ 敗血症:西山 大地 ⇒ 肺炎:幕内 陽介
 ⇒ 抗菌薬:川島 ⇒ 結核:片岡 祐 ⇒ 感染性心内膜炎:藤原 美佐紀・角谷 慶人
 ⇒ 胆嚢炎・胆管炎:白数 洋充・柏木 里織 ⇒ 下痢:平野 央 ⇒ 髄膜炎:竹村 雅至
 ⇒ 骨・軟部組織・皮膚:武部 弘太郎 ⇒ HIV・STI:吉見 憲人
チューター:鈴木 龍児 和田 幹生 渡邉 力也

今回の仕切りは幕内 陽介先生でしたが、よく練られていた会でした!お疲れさま!

感染症診療というか発熱診療は、どこでも起こることです・・・ので、
この基本をシッカリと抑えた臨床を頑張りたいですよね!
地域基幹病院で、基本に忠実な高度な感染症診療を行うことによって、この地域の感染症診療をさらに改善していく素地ができるということになります。地道に頑張りたいと思います!

これからも頑張りましょう!
【過去の開催記録】
2011年度:http://fukugim.blogspot.jp/2011/12/in-2011.html
※ 2011年度のポスター http://fukugim.blogspot.jp/2011/11/1112.html
2010年度:http://fukugim.blogspot.jp/2011/02/in.html

2013年2月3日日曜日

総合内科の新たな約束?:体調管理?

2月に入ったにも関わらず・・・:2013年? 2014年? : 平成24年? 25年? 
と混乱している自分がまだいます・・・
いよいよ・・・2月というと、何でしょう?:キャンプイン? 豆まき? Valentine’s Day?

臨床研修・総合内科の立場からは・・・
◆ 国家試験まであと1週間!:もうここまで来たら、体調管理ですよね!:頑張れ!
◆ 初期研修修了まであと2ヶ月!:レポート・評価、頑張って!
◆ 2年生になるための心 (と頭?) の整理:2年目研修医は1年目の○倍の実力を・・・
◆ 内科学会 認定医試験のレポート提出まであと、1ヶ月を切りました:
以前に合格した人は 、必ず ”楽しそうに”  プレッシャー をかけます:受け流してね

◆ 総合内科としての年度終わりまでの整理もボチボチしていかないとまずいですね。
 ■ 前回記載した執筆の整理
 ■ 学会・研究会の発表の整理:院内での発表や京都GIM/Med Peerも
 ■ (もちろん進行中の執筆や研究の整理も)
 ■ 院内での勉強会のプロダクトの整理:木曜レクチャーも書きたいですね・・・

そして
 ■ 専攻医・スタッフの入院担当数や以前に経験した疾患の整理
(今後、当院での勤務を考える医師にとっての参考にもなると思います)
■ 異性問題の整理・・・?:これは未該当ですね:不適切な発言ですみません

さて、総合内科メンバーで今年、新たに決めたことがあります!
以前のブログでも記載した、『エレベーターを使わない日』です。

自己申告制ですが、違反した時のルール・・・も決まりました。

※ 先日、他のスタッフが誰も見ていないであろう、夜間の呼び出しの時間帯も・・・
ちゃんと6階まで階段であがりました:訪室時は少し息が切れていましたが・・・

ΔBW も数人は記録をつけています:
12/01月の飲み会を乗り越えて、最近は(目標体重の)+2kgを維持しています。
ムキムキにはなりませんが・・・体格は維持したいですね。

ちなみに2月第1週の日曜日は・・・ 米国アメリカンフットボール(NFL)での
全米一を決めるSuper Bowl があります!
先日少しコメントした、Baltimore RavensSuper Bowl に進出!:前回Bowel と記載。恥ずかし・・・
超カリスマLB (守りの要のPosition) Ray Lewis は引退試合で花道を飾れるのでしょうか?
頑張れ!!