Rapid Response System :
St. Valentine day で渡そうとしている方に素早く反応して、もらいやすい雰囲気を創る!・・・
ではありません。
院内での急変事変に対しては、 (施設によって呼び方は様々ですが)
” Code Blue ” 的なものがあると思います:当院では、E-call と表現されています。
それに対して、 どう 未然に対応するのか 、という部分に焦点をあてた
医療システム / 医療安全対策のひとつとして、RSSというものがあります。
学会などでも話題になってきており、書籍 (『RRS 院内救急対応システム 医療安全を変える新たなチーム医療』) も刊行されてきていますが、
施設内での導入などは、検討がいる項目です (院内で興味を持たれている方も複数人おられます)。
【自分自身も、以前看護師のフィジカルアセスメントで『急変時』というところでもまとめてさせてもらいました】
週刊医学界新聞 看護師版より:少しヒントに・・・なるでしょうか?
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02970_05
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02975_04
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02979_06
先日、病棟内での急変対応事例がありました。
こういうことを、あとから振り返ること、今後に活かすこと
というのはとても重要なことではあるのですが、
医師・看護師を含めた医療従事者が多忙であり、なかなか実現しにくいのも現実ではあります。今回、総合内科のHome病棟での振り返りを 武部 弘太郎先生がアレンジしてくれました。
事前に資料も準備し、
『 こういったチェックシートがあれば改善につながるのでは・・・ 』的な話もしてくれました。
実際的には、
◆ 病棟内だけでなく、院内全体の問題にもなりますし
◆ 前述したRSSの導入にも関わる施設としての方針というところや
◆ 実際の現場に直面するのは看護師さん=看護師さんにとって使いやすいものにしていく、
という観点からは、すぐに実行・・・というものにはなりにくいです。
ただ、このように”振り返る機会”をもつ、ということは、医師と看護師間の情報共有や話せる環境づくりといった、院内の文化醸成にもつながることではないかなと、とても嬉しく感じました。
ちなみに 武部 弘太郎先生は、急変時対応の Off the job-training である ICLSコースにも関わっており、今度、当院で開催される 酒呑童子コースでは ブースリーダー も担われます!
頑張って!!
真ん中で”チェックシート”を持っているのが武部先生:右端で笑っているのが荻野師長さん |
『掲載 可の人のみ、こちらをお願いします!』、という声掛けのためです。
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