2010年11月5日金曜日

院内講師?

院外で講演で話をする内容を院内でまとまって話をしようという企画を考えていました。
日常診療やカンファで話をしていても、「まとまって」話を聞く機会というのは少ないものです。
話す内容は、最終的に研修医からの希望を優先して、下記のプログラムになりました。

◆ 身体所見の小テスト(川島):自分自身の定番ネタです:時間を気にせず、Full versionでしました。結果的には1015~1345ぐらいかかったような感じです:院外で話をするときは、90~120分で最後ははしょることがほとんどです。
◆ 「かぜ診療は奥が深い」(川城先生:総合内科 スタッフ:写真で一番奥):これは「いきなり名医! 見逃したらコワイ外来で診る感染症:日本医事新報社:2010年04月発刊」にまとめられたもののスライド版です。
◆ 抗菌薬の使い方(川島):これは院外で講演することはないのですが、希望が多かったためにまとめて話しました:内容的には、感染症レジデントマニュアルの抗菌薬と細菌の表と、院内の薬剤感受性の表を用いて、総論を勉強しました。

 また秋に行う予定だった、定期的な研修医のミーティング+「トラブル研修医」という読みもの(郡先生の論文:臨床研修プラクティス:2006年Vol3 No1)を配布もしました。
 結果的に朝の9時30分集合で、解散は16時30分! 5~10分の休憩は挿みましたが、昼食も食べながら勉強を続けたので、頭がパンパンになったかもしれません。お疲れさまでした。
 最終的な参加者は・・・ 当院 1年目研修医 5名+2年目研修医 3名(1名は日直:ゴメンなさい)、総合内科専攻医・スタッフ 4名(1名は他施設で発表、1名は夏休み)、そして広島大学の6年生が1名参加してくれました。遠いのにお疲れさま!

 今回は初めての試みで、他施設への連絡もあまりできず、院内的にもプログラムが決まらないままでしたが、それなりに勉強できたと思います。
 この経験をもとに、来年度につなげたいと思っています 《日程調整(適切な開催時期は?)、内容調整(どの時期にどの内容が聞きたい?)、近隣施設への周知など》。

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