2011年7月7日木曜日

7月からの時間外 日当直

豊岡のドクヘリ関係の方3人+当院外科系日直1人+看護師さん1人+研修医・専攻医 6人!
ありきたりですが・・・ 七夕なのに雨ですね。

怒涛の学会が終わって、一応、ひと段落つきました(学会にまつわる話は余裕があればコメントします・・・)。
ただ、今後の予定・・・と考えると、いろいろあって、ちょっとお疲れモードです。

 今回の学会での発表ネタでもあったのですが、研修医数が増えることによって、時間外の日当直に研修医がはいることにより、スタッフの負担が軽減されたように思います。

当院の時間外日当直のルール(研修医にとって)は・・・

◆ 基本的に、偶数月は内科 日当直医、奇数月は外科系 日当直医の指導のもと診療にあたる
◆ 救急車対応は、上記に関わらず積極的に(先に何らかの処置や問診をしていても、指導医の判断のもと、救急対応にあたってもらう)
◆ 判断に迷うときは責任医(外科系・内科 日当直医の学年が上の医師)の判断で動く
◆ 最終的な診療については、指導医の承認を得る
他には
◆ 救急搬送が必要なとき・・・は同乗することが多い(当院 満床で搬送が時々あります)
◆ 緊急の処置・治療(手術・カテーテル・内視鏡治療など)は、上級医の判断やローテート科によっては、処置・治療にはいることも・・・(前述の責任日当直医の判断)
◆ (隠れルール?) 夕食の”手配”をする:意外とおごってもらっている確率は高いかも・・・

さて、当院の時間外救急に関して、7月から動きがありました。
今年度は2つの点で変更がありました。
 ① 1年目研修医の日当直は7月から
 ② 3年目内科専攻医の”独り立ち”も7月から でした。

 ①に関しては、賛否両論あると思うのですが、昨年度の研修管理委員会にて、今年度は最初の3ヶ月は1年目は入らないことになりました。メリット・デメリットがあったと思うので、1・2年目の意見+研修管理委員会で来年度のことを検討する予定です。

 ②に関しては、新3年目が今年度は5名おり、昨年度までの経験をもとに、最初の3ヶ月は独り立ちをせずに、内科副当直+各自の努力で経験を積むことになりました。3ヶ月(しかもトビトビで)経験したから、内科救急が安全にできるようになるかといえば、そんなことはありえないのですが、少しは緩和されるのではないかと思います。

 事前に話をしていたので、個人差はあると思いますが6月中に少しは事前トレーニングを積んだのではないかと思います。

ちなみに上記の写真は6月最終の日曜日の日中です。ドクヘリが来たからか、勉強のためか、研修医・専攻医がいっぱいです(外科系日直の先生は1人)。

ちなみに当院は ドクヘリを飛ばしている病院 ではないですが、
                                             ドクヘリを受け入れている病院 の1つです。
「ドクヘリ受け入れてます!」 ということが、
                                                                      病院の魅力の1つ・・・になるといいですね!

 継続的な医師・看護師増ということが、救急医療の改善だけでなく病院全体の更なる発展につながり、結果としてより良い地域医療が提供できると思っています。
 医師・看護師さんがもっと増える取り組みを、色んな立場から考えていけるといいなと思っています。 

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