2012年1月5日木曜日

KMCC 本格スタート!

昨年に更新しそこなっているネタがいくつかまだ残っています(年末に頑張ったのですが・・・:10月の院外講師 佐藤泰吾先生、12月03日の京都北部救急勉強会、12月18日の研修WSなどがあります)。
そして以前からずっと残っていた KMCC / 絆ネット ネタ がありました (平仮名表記はきづな? きずな?)
京都府の医師確保問題をキャリアパスとも連動して考えていかれる事業です(正式にはHPの 『趣旨』 をご参照ください)。
平成24年度から研修も開始予定で、募集の周知が少しユックリになった・・・という感もありますが、募集もまだまだしているようです。11月13日には開設記念フォーラムもあり、とても有意義な会だったと思っています。そして先日、ようやくHPができたようです(府の事業でなかなか大変だったそうです)。http://www.pref.kyoto.jp/drkyoto/kmcc/

とてもキレイなHPで、自分自身の条件とあえばとても魅力的なサポートが受けれるのではないかと羨ましく思います。総合内科のキャリアパス (まだ閲覧不可にはなっていますが、おそらく直に出るのでは?) のなかで、当院の総合内科も研修施設になっています(4年間で2つ以上の施設で研修予定)。

私見ですが、臨床医は臨床のフィールドがあればどこでも研鑽できます。ただ・・・

◆ 診療の質を担保してくれる 上級医(指導医)がいる こと:放置でないこと
◆ 一緒に切磋琢磨できる 仲間がいる こと:独りぼっちでないこと
◆ 暖かく 受け入れてくれる環境がある こと:AwayでなくHomeであること
が重要だと思います(個人的には 『教育的で安全な研修環境』 とよく表現)。

そこに
◆ 金銭的なメリット(給与がいいというよりサポートをしてもらっている感の方がピンとくるかも)
◆ キャリアパスが見えやすいこと
◆ ちょっとイベント的なことも絡んでいる

より楽しい(?) かもしれません。

京都市内の施設 (総合内科のキャリアパスでは、洛和会音羽病院や京都府立医大) で研修された医師が当院に来られると、異文化交流でますます質があがっていくと思いますし、当院や京都市内で研修した若手医師が、京都北部の施設で素晴らしい指導医のもとに複数人で勤務することができれば、その施設も活気づくのではないかと思います。
短期的な視点でなく、長期的な視点で成功してほしい大きなプロジェクトだと思います。

京都府で勤務する/勤務を検討されている医師のための『絆ネット』も以前から活動されているプロジェクトで、メーリングリストへの参加も可能です。京都府出身で他地域の大学や施設で勤務されている方や配偶者が京都府近隣の出身の方には役に立つのではないかと思います:以前から右のコラムにはあったのですが・・・:紹介が遅れてすみません(このサイトから当ブログにリンクがあって、そこから見てくれた人もいるようですが・・・)。
先日 (確か夏・・・だったような)医師のコラム で動画も撮ってもらいました。KMCCの総合内科系の研修病院のひとつである瀬尾泰正先生(個人的には大変お世話になっています!)や京都府立医科大学 大学院医学研究科 救急・災害医療システム学救急医療学教室の太田 凡教授も載っています!

京都府だけがよくなればいい、わけではありませんが、こういった取り組みが 地域医療の支えになる ことの1つのモデルケースになると、本当にいいなと思っています。

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