2016年4月17日日曜日

第113回 日本内科学会総会 サテライトシンポジウム 『ことはじめ』:04月16日(土)

今週末は、日本内科学会総会が東京で行われました。
ただ、未明には本震もあったようですし、
熊本での震災の影響で参加できなかった施設や、応援を派遣しているという情報も耳にします。
※ 当院のDMATも出発したと福知山に戻ってから(地元紙で)知りました:頑張って下さい。
 
日本内科学会の内科専門医部会災害医療ワーキンググループからも
右記の情報が共有されています:http://www.naika.or.jp/saigai/kumamoto/
また、日本プライマリ・ケア連合学会 の会員からも
災害医療 プライマリ・ケア向けリンク集」 として、情報が提供されています。
少しでもお役にたつといいのですが・・・ 
まだまだ予断を許さないのだと思いますし、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

さて、今年の日本内科学会の参加者はバラエティに富んでいた・・・かもです。
発表演題は3人ですが、それぞれ指導医が関わっていたので、ある意味6人の予定。
ただ、案外、どうやっていくのかも、お互いの情報共有がうまくいかず・・・でした。

病棟業務の事情で参加できなかった方や別の勉強会 (日本在宅医学会 地域フォーラム) もあり、
最終的には4人で参加。
発表の時間が、かぶりそうだったのですが、何とかセーフ!
まずは昨年度まで当院に在籍していた青木 達也先生から発表!
クラリスロマイシン(CAM)の併用で血中濃度上昇を来したタクロリムス(TAC)による
Calcineurin-inhibitor induced pain syndrome(CIPS)の一例
『 症例の蓄積が重要ですので、ぜひ、発表だけでなく、執筆して下さい』 とも言われ、
好感触・・・でしたが、優秀演題を逃しました・・・
:座長からの質問に「もう論文提出の準備はほぼ完了しています」と答えていたら、結果は変わったかも・・・ な~んて。
続いて、今年度から腫瘍内科所属の 早田 洋樹先生が発表。
地方総合病院の内科外来で行った、
新規薬剤である週1回投与型DPP-4阻害薬に関するアンケート結果

他にはない視点の演題で、座長からの講評もよく、優秀演題候補?と期待しましたが、
残念ながら、表彰はありませんでした:ただ、これも活字化したいですね。
その後、軽食を(夕方に向けて軽めに)食べたあと、
学会の出席点をもらう→書籍をノンビリみていたら、次の発表時間直前!
何とか間に合いましたが、壇上(大ステージでしたね)に
既に西村 康裕先生がスタンバってる状態でした。
地域基幹病院における総合内科専門医のありかたについて
一息ついて、会場をみると、スゴイ先生も参加されていて・・・とっても有り難かったです。
討論会のあとは、総会のPoster sessionを閲覧して、少しだけ内科専門医制度の議論を聴講。
ただ、今日のメインイベント(?)、西村 康裕先生の優秀演題賞の授賞式には参加しないと!
と思って、抜けてきました:どんな議論があったのでしょうか・・・
懇親会もソコソコに打ち上げて、
自分たちの”うちあげ”は・・・最終的には、新幹線のなかで、ドカンと食べちゃいました。
お土産も抱えきれない感じで帰宅しましたが、一番のお土産は、”優秀演題賞”でしたかね?
【総合内科Memberへ】Poster発表のFeedbackもしますので、楽しみにして下さいね
発表に関わられていた皆さん、お疲れさまでした!
※ 写真などの掲載は明日に・・・します:おやすみなさい・・・
【過去の発表】
2015年:http://fukugim.blogspot.jp/2015/04/112-0411.html
2014年:http://fukugim.blogspot.jp/2014/04/111-0412.html
2012年:http://fukugim.blogspot.jp/2012/04/41415.html

0 件のコメント:

コメントを投稿