年度の終わり・・・となると、いろんなことをまとめたり、見直したり・・・。
時間があれば、より良くできるのになぁ・・・と思いながら、また1年が過ぎていく感じです。
※ 次年度は医療評価機構の更新です:先日の準備委員会の話のなかで、まさに取り組みたい!と思ってた内容が合致するものがいくつもありました。こういう見直す機会というのが、本当に重要なんだと感じています。
さて、本日はNST(Nutrition Support Team)の勉強会・・・でしたが、本日は 特別な日 でした!
当院 勤続12年で、6年前にNSTを立ち上げられた チームリーダーの 趙 秀之先生 の
異動に伴っての記念講演 2本立てでした。
前半は 在宅中心静脈栄養(HPN:Home Parenteral Nutrition) の話でした。
看護師さん・薬剤師さんも含めて、臨床現場で役立つ話をまとめてお話されました。
また地域との連携の話もあったのですが、なかなか難しい話でもあったように思います。
さて、後半は、 『 6年間のNST活動と今後の課題 』 として今までのことをお話されました。
チームの立ち上げやその活動、また当院が施設認定を得ていること、当院のスタッフに多くの専門資格を有している人がおられることなど、新たな発見 (認識不足ですみません!) がありました。
※ 今後、院内の有資格者のリストアップやちょっとした講演会・交流会などがあると、より楽しい・より質の高い職場になりそうですよね: 野菜ソムリエ は有資格者・・・かな?
NSTが当院における 院内勉強会の先駆け であることや、自前で講師をたてるPolicy (教えることは学ぶこと・共通認識の確立など)、また学会などで20以上の発表をチームとしてこなされていることなどもお聴きしました (学会前の宴会が目的かも・・・と笑っておられました) 。
NSTについては多職種連携であり、医療のうえでも大切な チーム医療の実践 だと思います。
学生さんが来られる実習 (昨年も9月にありました医学生・看護学生が院内に1週間滞在するイベントです:ブログ記載もし損ねちゃいました・・・) でも、チーム医療を実感できるとの意見がありました。
今後についても、術前のケアや、口腔ケアについての言及もされており、嚥下性肺炎や嚥下困難の方を対象とする総合内科としても、ぜひ関わらなければいけない分野でもありました (倫理的な背景についても、医療者だけでなく患者さんやその家族、社会も一緒に考えていく必要性に迫られている分野でもあります:このことについては徐々に検討したいと思っていますが・・・なかなか難しい問題です)。
さてNSTのメンバーですが、趙先生の異動が決まる前から総合内科のメンバー参加を打診されており、和田幹生先生に頑張ってもらおうと思っています。
来年度からは総合内科のスタッフ・専攻医で、院内の チーム勉強会担当 を決めようと思っています(あるチームの勉強会は意識して通年出席する担当を振り分けて、総合内科として院内チームの勉強会を組織的に理解しよう・・・と画策しています)。
たくさんある勉強会も楽しく出席を取るとか、勉強会に強弱をつけるとか(各チーム 年に1回は、要出席!的な 勝負講演 をする・・・)、食べ物で釣るとか (・・・ちょっとしちゃってたかも) 、が必要なのかもしれませんね。
ちょっと話がずれてしまいましたが、今日の院内講演会には、100名を超える!参加者がおられ、2本立ての講演のあとには、サプライズ!の懐かし映像が流れ(司会の涙も流れ・・・)、花束・記念品贈呈+みんなで記念写真 (ブログにも載せたい いい写真・・・でしたが、許可を取っていないので・・・残念) と暖かい会でした!
『趙先生にはぜひ、また戻ってきてもらいたい! 少しの間のお別れです・・・』 といった香川院長からの締めの言葉もありました。自分自身にとっては科は違いましたが、臨床面だけでなく病床管理委員会・地域連携の関連でも大変お世話になった大先輩でした。
最後に皆さんからのメッセージとして・・・
趙 秀之先生、本当に長い間ありがとうございました!
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