◆ 週間/年間スケジュールのページ
◆ 当院 専攻医・スタッフのDutyと担当症例数:要は日常業務
◆ 当院で経験する(した)症例のリストアップ:ザックリした頻度と併せて
どれもデキてません・・・(現時点で見込みも未:すみません)。
実はもう1つあって、それが 病院総合医 関連の話でした。
病院総合医というのが何か、というのは難しい話ではありますが、
最近は 『 Hospitalist 』 という雑誌が刊行されたり、
さらに以前には医学界新聞でも取り上げられたこともあったりして【註】、
注目されている分野でもあります。
【註】 2011年7月4日 医学界新聞より http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02935_01
下記のリンクからの抜粋では、こういった医師が必要と考え、
その養成に適した施設を学会が施設認定をしてみよう、といった試験的な取組みです。
***** ここから *****
【期待される医師像】1) 内科系急性期病棟診療+病棟を管理運営
2) 病院一般(総合)外来や救急外来で独立診療
3) 病院の運営や管理に貢献
4) 総合診療領域の教育や研究でも地域社会に貢献
【修得すべき中核的能力(core competency)】
これは家庭医の後期研修のゴールに上乗せする形で、
これは家庭医の後期研修のゴールに上乗せする形で、
病院総合医を特徴付ける四つの能力と、さらに教育・研究能力の強化が盛り込まれている。
1) 内科を中心とした幅広い初期診療能力(1次2次救急を含む)
2) 病棟を管理運営する能力
3) 他科やコメディカルとの関係を調整する能力
4) 病院医療の質を改善する能力
5) 診療の現場において初期・後期研修医を教育する能力
6) 診療に根ざした研究に携わる能力
2) 病棟を管理運営する能力
3) 他科やコメディカルとの関係を調整する能力
4) 病院医療の質を改善する能力
5) 診療の現場において初期・後期研修医を教育する能力
6) 診療に根ざした研究に携わる能力
***** ここまで *****
上記に関連する 病院総合医養成プログラム認定試行事業 認定 を
受けることができました。
病院HPにも掲載いただいています!:http://www.fukuchiyama-hosp.jp/sougounaika/sougounaika.htm
上記の詳しい経緯は、これまたリンクを見てもらわなければわからないと思います。
実は医師全体の専門医制度は、2017年に変わってくることになっています。
※ 基本的に2015年卒の医学生が2017年(医師3年目になってから受ける研修プログラムのこと)で、
それ以前の医師には現時点で直接関連はないと思っています(内科):http://www.naika.or.jp/info/info131113.html
若い医療者を惹きつける医療機関になるには、建物や設備・・・ではなく、
やはり現場での臨床・教育なのではないか、と思っています。
そのなかで、資格を取れる施設であるということも、案外大事な要素だと思っています。※ ちなみに当院は日本内科学会認定医制度教育関連病院です。
※ 現時点では日本プライマリ・ケア連合学会の認定家庭医療後期研修プログラムはありません
【参考】 家庭医療専門医の医師像:http://www.primary-care.or.jp/public/primarycare_iryo.pdf
地方都市の中核病院には、病院総合医的な要素の医師はこれからも必要になってきますし、
そういった医師は、家庭医療のトレーニングを受けた人や総合内科的な要素をもった人が
おそらく求められるのではないかと思っています。
当院・当地域で、病院総合医的な医療を一緒にやっていきたいと思われる
熱い気持ちをもった指導医が、今後も集まってくることを望んでいます!
0 件のコメント:
コメントを投稿