2011年10月14日金曜日

府立医大関連救急フォーラム!

いつもの戦闘服の林先生! スライドのChoiceも絶品です!
先週末は上記のフォーラムに行ってきました。
第10回を数えるこのフォーラムですが、基本的に京都府立医大、および関連病院での勉強会のようです。
2年前から
 ◆ 研修医の経験症例の発表          +
 ◆ 招聘講師の講演       の2本立てになっているようです。
(一昨年・昨年ともに他の用事で不参加でしたが・・・昨年は確か寺澤 秀一先生だったような気がします)。

それで、今回は当院が代表世話人、また当院からも症例提示がありました。
なんと、参加者は120名前後 とのこと!
府立医大の講義場で行われましたが、満員御礼!って感じでした。

今回の症例は9例の呈示があり、外科系症例・内科症例がほどよく入り混じっていて、しかも貴重で勉強になる症例ばかりでした (行けなかった先生にフィードバックも重要ですね!)
 他施設から呈示があった症例は、社会的にも重要なものがありました。このつながりを軸に、症例を積み重ねて行政に働きかけることが重要かも・・・と。

各病院でも予演が行われているのだと思います。発表スライドもよくまとまっていました。 

スライドづくりやプレゼンの仕方、あと聴衆の態度(?)には一定のルールがありますよね。
 ※ 実は先日、院内のNSTのコアメンバーの会議でこのあたりの話をさせてもらったので、
                     また他の機会にも話したいなぁと思っています。

 さて、それぞれの発表に対して、聴衆からの質疑応答と招聘講師のコメントをもらいながら進んでいきました。
 こういった長丁場の会、また医学生・研修医からベテランまでいる会のコントロールは大変難しいと思うのですが・・・。その座長は当院の救急室の北川 昌洋医長と川城 麻里副医長の名コンビが、バッチリ管理されていました。素晴らしかったです!

コメントをするベテランも、京都には優秀な指導医がたくさんいるんだと、改めて実感しました。
自分自身はあまりしゃべらんとこうと思ったのですが、結果的に3例+1例にコメントしちゃいました(自分なりにセーブしたつもりでしたが・・・どうだったんだろう・・・?)。

そしてそれぞれの症例の最後には、招聘講師の福井大学総合診療部の教授に就任された 林 寛之先生!がコメントされたのですが・・・ 本当にスゴイです!医学的に鋭いコメントもあるのですが、場を和ませるコメント、よくそこ抑えれるなぁ・・・という感じでした。

あとの講演ともつながりますが、笑顔・笑い が、やっぱり大事なのだと思います。

当院の発表は、研修医1年目の毛利先生からでした。
 外科系症例だったので、基本的にノータッチだったのですが、事前の予演会のスライドからVersion↑していて、とてもよかったです。実は予演会ではまだ経験の浅い毛利先生への鋭い指摘が飛び交ってたのですが、それを他の研修医がメモを取っていて、あとからのフィードバックに役に立ったのではないかと思います。お互いをサポートしあう、いい光景でした。
藤原先輩(+他の研修医もありました)のメモがスライドのVer↑に貢献?

 毛利先生の発表は、発表前に拍手が沸きあがる(?)盛り上がりで、しゃべり方・内容ともによかったと思います。少し『患者しゃん』とカムところもありましたが、川島の隣に座っていたベテランの先生から、しゃべり方上手だなぁというニュアンスのコメントが数回出てました。
                            お疲れさま!

さて、おまちかねの林先生の講演ですが、何回聴いてもスゴイと思います(個人的にはたぶん5回目?)。
『 Unsuspected killer in ER 騙し騙され・・・』  というお題でした。

純粋な臨床のところと、若手~ベテラン医師へのメッセージ性が存分に詰まった、笑いのある講演でした。
15時から始まった会で、18時過ぎからの講演だったのですが、誰も寝る・退屈することのないものでした。本当にスゴイですね。

会が終了したあとは、近く(?:ちょっと歩きました・・・)で軽く打ち上げ。
当院からは救急のスタッフ3人+総合内科専攻医1人+初期研修医(少なくとも)5人参加していました(『毛利 頑張れ!』の横断幕は・・・ つくれませんでしたが・・・)。

自分自身は私用で東京行きの最終の のぞみ に乗りましたが・・・終電の自由席は満員ですね(週末だったかもしれませんが)。ギリギリのところで立ち乗りを避けることができました。

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