なので、京都GIMでの1枚目のスライドを・・・。
ちょっと遊び心のある題名を求められます(センスは問わないで下さい・・・)。
わざわざ再掲するほどのものではないのですが・・・:言葉には実は意味があります! |
でもネットに掲載する写真・・・は難しいですね(今回の川島の写真はあることろで見つかりました:本当は許可・・・がいるかな?:自分は気にしませんので、投稿者の方は変更不要ですよ!)
さて、今回は発表だったので、18時には間に合うように・・・と思って、
早目の電車で行かせてもらいました
(実はその20分前まで医学生・看護学生さんの相手をしていました・・・し、
ホントは乗せて欲しいなぁ・・・と思っていました)。
急いで乗り込んだ、電車の検札でもドラマがあって・・・
◆ 混みかかっている自由席車両で、
4人掛けにして2人で足を延ばしてド~ンと座っている高齢者の人が切符を買い損ねていたり
◆ 新幹線の乗り継ぎ割引は(おそらく)同時購入でないと適応にならない(と思うのですが)、
車掌さんがアッサリいいですよ、っていっておられたり
◆ 隣の人が検札に (というか、既に前の人からわかっているだろうに) 、
急いで網棚から切符を取り出されていたり
◆ 『 払い戻しをクレジットカードでできませんか? 』 (そりゃデキンだろ!って思いませんかね)
と言われたり・・・
それだけで ビックリ だったのですが・・・
隣の席の乗客の方が、切符を余裕で持っていたのですが、
すっと、切符を差し出したときの車掌さんの返事・・・
『 亀岡駅 過ぎましたけど・・・ 』 確かに寝てましたが・・・。
『 二条駅で引き返して下さいね 』 の返答に、力弱く頷かれていました。残念です↓
さて、余裕があったので、確かJR山科駅からは音羽Hp行きのバスがあったなぁと思って
バス停に向かいましたが・・・ 表示がない・・・???。
駅前のホテルで確認すると、表示はないけど運行されているようでした。
※ ちなみに川島が2001年に結婚披露宴をさせてもらったホテルです:懐かしい!
駐停車禁止なのに、堂々と(?)地下鉄の駅からの迎えを待っている人たちも複数人いて、
モラルとしてどうなのかなぁ・・・とふと思いました:でも止めるところがないんですよねぇ・・・。
さて京都GIMの発表順は明確なものがなく、阿吽の呼吸で決まるものですが、今回は会場に到着するや否や、諏訪中央Hp(長野県)の先生が準備していました(この先生は、実は市立堺Hpの古い後輩で、しかも先日の日本PC連合学会の臨床推論甲子園の出場者でもありました)。
2例目は・・・前任地の市立堺病院からの発表。
総合内科 部長の藤本 卓司先生は欠席されていたのですが、若手スタッフに率いられて
ドン!っと Front Row を固めていました。
2例とも、とても勉強になる症例でした。
単純に疾患について、だけでなく、『 実際の現場ではどうしたか 』、的なDiscussionも増えてきているのがとても良かったかなぁと思います(カンファではカンファ用の症例+すぐに結果がわかるし、先に治療的な判断を必要とされるというのが、現実とは異なりますよね)。
通常、若い人(研修医 or 専攻医/若手スタッフ)が発表し、ベテランがサポートするのですが、今回の症例はガッツリ関わっていた人が既に院内におらず、川島自身が発表させていただきました(見た目は若い・・・と思っているのですが)。
実はこの症例は、2012年02月のKIDSというカンファレンスで症例提示させていただいていたものですが、個人的には京都GIMでまず症例提示したい・・・と思っていたものでした。本来は使い回し禁止・・・ですよね:ただ、 京都GIMで一叩きして、内科地方会に・・・ ということはよくあります:先日は京都GIMで提示されていた症例が、内科学会誌に推薦症例として発表されていました:とても素晴らしいことですよね。
KIDSを主催されている藤田 直久先生にお世話になっていた関係で、症例提示は断れず、タイミング的にほぼ連続で提示したかったのですが、機会を逃してズルズル・・・でした:KIDSのときには『 京都GIMに参加される人はすみません! 』とお断りを入れさせてもらったのですが、かぶっていた人は案外少なかったのかもしれません。
KIDSのことを書きかけて、一文しか書けてないブログ:http://fukugim.blogspot.jp/2012/02/215.html
KIDSに参加したときのブログ:http://fukugim.blogspot.jp/2011/10/kids.html
KIDSでは、感染症診療で超有名な 青木 眞先生に挑む!的なカンファレンスなのですが、
鑑別診断の端には挙げられましたが、本命視されずに、
衝撃を与えることができた症例だったと思います。
さらにこの症例は、Paperにすべき症例だと認識はしているのですが、動きが1年ほど、止まっていました・・・:他の理由も含めて、ようやく動き出すキッカケになったので、何とかAcceptされるように頑張ろうと思っています。
さて症例は、ピンと来るベテランの先生はさすがにピンと来ていたようです!
会でも話をしましたが、自分自身はこの症例を経験するのは1例目でしたが、過去の京都GIM(恐らく2000年夏ぐらい)に同様の症例が提示されて、スゴイ衝撃を受けたのを覚えていました。
当時は電子化もあまり進んでおらず、文献検索も大変ではありましたが、市立舞鶴市民病院はそれなりに書籍が充実していて(病院幹部のスゴイ努力なんだと思います)、3つぐらいの症例報告を読んだ覚えがあります (しかも当時病院見学に来られていた 藤本 卓司先生に『 先日のカンファの症例ですが、もしよかったら・・・ 』と文献を渡すといった大それたこともしちゃいました:卒後3年目だったと思います)。
自分が好きな診断関係の話で、
『 こんな症例、見たことがない 』と言った外科医に対して、
『 先生はその症例を認識したことがないだけです 』 と
ある内科医が切り返したという一説が海外にあります。
稀な症例は、所詮稀ではありますが、カンファレンスや教科書で 『 アンテナ 』 を張っておくと、類似症例があったときに、ピンと来ます。ピンと来た時にどれだけの情報量を持っているかは個人の努力次第です(自分は少ないです)が、ピンと来なければ、何も始まらないようにも思います。
そのあとにいかにまとめるか、外圧をかけてまとめることを強要(= 地方会などの学会やこういった会での発表)によって、より深く診療できるのだと思います。
今回は過去の記憶が比較的早い診断につながった、と自分自身では思っています。
ただ、カンファに強い は 明らかに × ですよ!
現場で泥臭くやることが若いうちは力になりますよ!
※ こういったメッセージ+病歴・身体所見の重要性を9月10日(月)に兵庫医科大学の方で話をさせていただきました
個人的には先輩・同僚・後輩・友人(総合内科・診療領域の先生)に会うことができました。
市立舞鶴市民病院時代、市立堺病院時代、総合内科系のつながり・・・。
不細工なプレゼンだったのでちょっと恥ずかしいところもありましたが、楽しかったです。
ちなみに11月の症例提示に手を挙げてしまったので、また準備を頑張らなければいけませんね。
終わった後は、少し時間が気になる感じで、イソイソと帰りました。
Taxiがつかまりにくいし、電車は1時間に1本・・・というか、最終ですしね。
夕食は摂っていなかったのですが、売店もしまっていたので、結局、ツマミとビール:直明けの研修医の先生は、甘いものと眠り・・・でした。
帰りの電車はアンテナを張っていると誰かにあうものですが、医学物理士の資格を持たれている放射線技師の方とOne Boxを共有しながらご一緒させていただきました。
先日の院内研修研究発表会でも発表されていたのですが、さらに細かいことなども教えていただけました!
それぞれの立場の取組みの積み重ねが大きな成長につながるのだろうと本当に思いました。
駅からはみんなでTaxiで帰ったのですが、そうでなければ・・・
駅前の『 ぐうりんだい:つけ麺屋 』で 3日連続お世話になるところでした・・・:美味しいです!
※ 過去の京都GIMネタ:http://fukugim.blogspot.jp/2011/08/gim.html
http://fukugim.blogspot.jp/2011/09/gim.html
http://fukugim.blogspot.jp/2011/11/reunion.html
http://fukugim.blogspot.jp/2012/07/gim7613.html
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