今回は 執筆関係 の商業誌版ではあるのですが、ちょっと特別版で勝手させてもらいます。
川島が編集した書籍・・・ではあるのですが、
病院総合医がどういった視点でどういったことをやるのか、
という書籍を創り、多くの方に知ってもらえたら・・・と思っての紹介です。
総合診療専門医シリーズ の 最終巻
です。
※ ネット通販大手では、瞬間風速的に ある分野の 第7位 になっていたと思います(大して上位でもないかも?)総合診療系の活き活きと活躍している先生方やベテランの先生、
また総合診療と関わりの深い領域の著名な先生方にも執筆いただきました。
※ 当院に院外講師で来福いただいた先生にも多数依頼。
当院 在籍医師やOB/OGにも協力を頂きました:編集会議にも複数参加:ありがとう。
大江分院 医局 には「まんが めざせっ 総合診療専門医」も蔵書としてありますので お時間がありましたら、ぜひどうぞ |
(以下、執筆者の敬称略:すみません)
序文 川島 篤志総論
1. 総論:川島 篤志
2. 歴史的背景:小泉 俊三
3. 病院で働く総合診療医:林 寛之
総論の3つは、病院総合医のことをあまり知らない方には是非読んで欲しい部分です!
教科書的ではないけれど、実臨床ではよくある症例をもちいて
7つのCaseをもとに、病院総合医の役割を綴っています
Case① 初診外来から入院:尿路感染症
① 導入部(状況設定):田所 学,川島 篤志
①-1 入院患者のマネジメント総論:カルテ記載・指示簿:小坂 鎮太郎,佐藤 直行
①-2 「総合診療医」として入院患者へ生活を念頭に置いたケアを提供するために:木村 琢磨
①-3 がん検診:八重樫 牧人
①-4 総合診療医の病棟診療について:北村 大
①-5 関連する領域:感染症:大曲 貴夫
①-6 患者のその後(転帰):田所 学,川島 篤志
Case② 入院中,整形外科から相談:圧迫骨折→尿路感染症
② 導入部(状況設定):片岡 祐
②-1 高齢者を診るうえでの最低限の診断:上田 剛士
②-2 入院中に起こり得る疾患:佐田 竜一
②-3 入院中の高齢者に起こり得る問題:関口 健二
②-4a 感染症診療や不明熱診療の病棟コンサルト:廣澤 孝信,志水 太郎
②-4b 大病院でのコンサルト:山田 康博
②-4c 小病院でのコンサルト:仲田 和正
②-5 患者のその後(転帰):片岡 祐
Case③ 特養からの救急搬送:誤嚥性肺炎
③ 導入部(状況設定):川島 篤志
③-1 主治医あて:川島 篤志
③-2 特養,老健とのかかわり:本村 和久
③-3 ベッドサイド回診:須藤 博
③-4 リハビリテーション:若林 秀隆
③-5 横断的チーム(NST,感染ICT)を依頼されたら:鈴木 諭
③-6 臨床研究:青木 拓也
③-7 患者のその後(転帰):片岡 祐
Case④ 新患外来:リウマチ性多発筋痛症(PMR)
→ 巨細胞性動脈炎(GCA)
④ 導入部(状況設定):和田 幹生④-1a 初診外来について:金城 紀与史
④-1b 大病院での初診外来:鋪野 紀好,生坂 政臣
④-1c 小病院での初診外来(特に新患外来)の特殊性:朴澤 憲和,上山 泰男
④-2 臨床推論:和足 孝之
④-3a 自施設で対応できない疾患の対応:片岡 祐
④-3b 稀ではない疾患,未診断の時の対応:片岡 祐
④-4 症例発表,学会,執筆:高田 俊彦
④-5 膠原病と総合診療医は相性が良い:石野 秀岳
④-6 生涯教育(いろんな会への参加):吉野 俊平
Case⑤ 引き継いだ予約外来:COPD
⑤ 導入部(状況設定):和田 幹生
⑤-1 病院総合医の予約外来:岸田 直樹
⑤-2a 病院総合診療外来での引き継ぎの質を高めよう:佐藤 健太,大久保 彩織
⑤-2b アドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning:ACP):許 智栄
⑤-2c 予防医療:向原 圭
⑤-3 特殊外来(禁煙外来)をまかされたら:松本 真一
⑤-4 小児期からのトランジション,希少疾患の対応:高村 昭輝
Case⑤' 入院中:COPD急性増悪で気管挿管,ICU入室
⑤' 導入部:和田 幹生
⑤-5 集中治療:植西 憲達
⑤-6 多職種カンファレンス:川口 篤也
⑤-7 患者のその後(転帰):和田 幹生
Case⑥ 13歳男子が下腹部痛で救急搬送 → 精巣捻転
⑥ 導入部(状況設定):片岡 祐
⑥-1a 日中,時間外救急:浅川 麻里
⑥-1b 大病院での救急:北野 夕佳
⑥-1c 小病院での救急:青木 信也
⑥-2a 頻度の低い非内科系緊急疾患:安藤 裕貴
⑥-2b 頻度の高い内科系緊急疾患:齋藤 穣
Case⑦ 他施設follow:NSAIDsで感染契機の心不全
⑦ 導入部(状況設定):田所 学,川島 篤志
⑦-1 専門科との連携,専門医とやりとり:尾原 晴雄
⑦-2 薬剤:矢吹 拓
⑦-3 多職種連携:患者背景,医療相談(MSW)とのかかわり:小田 浩之
⑦-4 病院と診療所との顔の見える関係づくり(院内・地域内勉強会):原田 和歌子
⑦-5 緩和ケア(がん/非がん),非がんの看取り:柏木 秀行
⑦-6a 在宅小病院:大浦 誠
⑦-6b 在宅大病院:西 智弘
⑦-7 病院内外の質改善:小西 竜太
⑦-8 患者のその後(転帰):田所 学,川島 篤志
コラム
A:院内勉強会の工夫:大矢 亮
B:ポートフォリオ:一瀬 直日
C:キャリアデザインを考える:本郷 舞依
D:健診業務など「雑務」の話:金井 伸行
自分が編集しましたが、誌面の関係で組み込めなかった項目がいくつかあります。
教育 と EBM(evidence-based medicine):残念・・・
ただ、病院総合医を知ってもらうのには充分な書籍ができたと思います。
もし興味があったら、ぜひ読んで下さい。
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