2012年7月17日火曜日

Generalist Japan 2012:7月15日(土)/16日(祝)

抄録(何回かアブストラクトでカミマシタ)+意味深なマシュマロ

3連休の初日と2日目の午前の話もあるのですが・・・ 
少し急を要するので2日目午後+3日目の話を・・・

先日のブログにも記載した、Generalist Japn 2012 というイベントに参加してきました。

Opening Party(前夜祭的な感じ)の会場が秋葉原で、自分の宿も秋葉原周辺(御茶ノ水)でした。
それで15時前に秋葉原に着いてブラブラしたのですが・・・ 何となく 圧倒! されますよね。
よく冗談で、『 社会勉強的にメイドカフェとか行ってみたいわ! 』とか言ってましたが、正直、眼の前にあると、何となくひいちゃいまいた。そんな人が本当にイッパイいました(海外から来られた方は楽しそうに写真撮ってましたね)。

で、ちょっと昼寝してから、夕方の会に出かけました・・・が、
駅前には AKB48 Cafe とか、GUNDAM CAFE  とかもあって、ここなら(もちろん、後者です)入れたかなぁ・・・って思いました(でも夕方でも並んでましたね)。

Opening Partyは本当にいい感じでした。
ジェネラリスト的な臨床を行っている医療者が多く集まりましたが、話をする環境を整えてもらっているのかなと感じました。

また シネメデュケーション という手法(映画やテレビ番組の一部を医学教育に使用する教育方略だそうです)で、3人のプレゼンテーターから3本の映画を紹介されました(ここであんまり紹介しすぎるのもよくないのかも・・・:すみません)。

赤ひげ』 という 黒澤明監督、三船敏郎が指導医、加山雄三が(今でいう)研修医を演じている映画からのワンシーンは、色んな意味で衝撃でした。

病の根源は貧困と無知にある 』と説き、
政治が貧困と無知に対して何かしたことがあるのか! 』と恫喝するシーンは本当に圧巻でした。
よくドラマである人の最期・・・:『あとを・・・頼む・・・ (ガクっ) 』的なものではなく、
死前喘鳴を演じているシーン そのものや、そのあとのフロアからの発言もとても共感できました。
この映画をゴールデン枠で放送することだけでも、日本国民が考えさせられるのではないかなとも・・・想いました。
他には、ディア・ドクター(無免許医の話)と、なぜかクレヨンしんちゃんの一シーンもありました(これも深かったです)。

自分自身はあまり映画も見ていないのですが、いろんな感性を持つためにも、もうちょっと心の余裕があってもいいなぁと思いました。

で、翌日に 大役を引き受ける ことになっていたので、飲みはほどほどに (一次会は赤ワインのみ:これってSafe?) としていたのですが、二次会に、北海道で病院総合医として頑張っておられる先生(できたら臨床倫理関係で院外講師として招聘できたらなぁ・・・とも思っています)と2人でもう一軒、行って、楽しく過ごさせてもらいました。一緒にコンビニ行って、翌日に備えて 大きめのウコン とヨーグルトを朝食用に・・・と思ったら、朝食付きの宿でした・・・ 得意のウッカリです(酔ってただけ?)。

※ ちなみに翌日の朝に、”安く飲み代を上げる方法”の特集がやっていて、それもなかなか
興味深かったです(セルフの飲み放題やファミレスでボトルキープとかいろいろあるみたいですね)。平均外食回数や一回にかけるお金も徐々に減ってきているようです。

※ お酒関連の話をもうひとつ:筑波大学の先輩からは、『 来福 』 というお酒のネタで少し盛り上がりました。福知山で希望者を募って、大量購入とかもいいかも・・・なんて思いました(またいつか記載します)。

さて、翌日の大役というのが・・・ 実は総合司会を依頼されました(開催4日前の話でした)。
本来、司会をされる予定の先生は素晴らしいジェネラリストであり、プレゼンテーションにも長けた先生で・・・(ご自身の病状もFacebookで ”プレゼン” されてましたね)。
その代役はちょっとプレッシャーありました。

自分自身は、自分が仕切れる感じの場では、自分なりの方法で司会することには正直慣れているのですが、いろんな立場の方がおられるFormalな会で、しかも自分とは別の組織の意向がある会の司会は、ちょっと緊張しました。

もともとしゃべりすぎの傾向があり、ウッカリ発言もありそうなので、結構慎重にしゃべることを意識しました。前日も、夜中にブツブツ・・・と、隣の人は迷惑だったかも・・・。

で、早目の会場入りしましたが、本当に立派な会場でちょっと緊張の度合いがになりました。

さて、本番がはじまって最初のトークが始まった時に、 『 代役を務めさせていただきます 』 と言った直後に、その先生が会場におられることが、皆さんの笑いを誘い、ちょっとリラックスできたように思います(お互いは確認していました)。

司会でメイン会場にずっといた・・・ので、居眠りもせず、内職もせず、パネルディスカッションを真剣に聴けました(実は 『 寝てたら写真撮りますよ 』、と他の先生からイジラレていました)。

当日の内容は、ここでは書ききれませんが、本当に多くの人(250人以上?)が集まり、
コアを共有し、大きな一歩が踏み出せたのではないかなと思っています。
今年1月の病院総合医セミナーでも、今回のセミナーでも、『 (この領域が)なかなか進んでいない 』的な発言がフロアからありました。
が、長年、この領域に関わっているものとしては、ユックリかもしれませんが、着実に前進していることを実感しています。

メチャクチャ明るい未来!というわけにはまだいかないかもしれませんが、
問題点を具体的に表出し(病院総合医関連のアンケートというものもあります)、
可能性のあるキャリアデザイン(病院総合医・家庭医・ER医・集中治療医を外来/病棟・Critical/Non-Criticalの軸でわける:その間の移動は短期的にも長期的にもありえること)や、
病院総合医養成プログラム認定試行事業や現時点での成功例(いわゆるモデル病院)を通じて、
見える(わかる)メッセージを関わる人に提示できるようになるのではないかなと思っています。
また (ベテラン医に) 少し余裕ができ 臨床研究の素地がある複数のメンバーがいることによって、
研究面でも実績を出せるのではないかと思っています。
『100の成功ストーリー』というキーワードも出てきましたが、そういったものが大切なのかもしれません。
(上記、病院総合医関連のことを抽出しました:すみません)。

ちなみに当院は上記の問題と解決法を説明できるものができつつあるなぁと実感しています。

さて司会の仕事は 何とか最後までやれた・・・ と思いましたし、会場でもいろんな先生から暖かい声をかけていただきました(単純なので、褒められると嬉しいですね)。

で、北海道の家庭医療で高名な先生(そういえば、『本、買いました・・・ 』、と伝えることを忘れていました・・・)とお互いの高尚な趣味(自分のはホントは高尚でないのですが・・・)についてもちょっと話したり、久々にユックリとしゃべりながら(ある程度、お互いの知名度が上がると、会場ではユックリしゃべる機会が減っちゃいます・・・)、上機嫌で帰宅の途につきました(終電の1本前に乗れました)。
東京駅で牛タン弁当(+The Premium Malt's)を買って、いい気分で新幹線で乗り込みました。
今回の司会の原稿を整理していたら・・・
本来読むべきはずの最後の原稿が一枚残っていました・・・!
参加者へのお土産が準備されていたのですが、その意味などが書かれたを原稿を用意していただいておきながら、別ページだったので・・・読み損なっちゃいました。
せっかくいろんな考案をされた方の努力を台なしにしてしまって大反省です。

なので、皆さんにみてもらえる可能性のあるFacebookに掲載しようと思っています:でも写真の載せ方がわからないので、このブログに載せました:これが終わらないと、今日は寝れないなぁ・・・。

さて、今回の出張での失敗のもう1つは・・・ PCを持ってきていましたが、電源を持っていくのを忘れてしまいました。実は出張では2回目です。ウッカリがない出張にしたいものです。
※ ちなみにプラハ【チェコ】に初の海外出張したときも忘れたことがあって、日本人の知り合いの先生(感染症の領域で高名な先生)に充電器ーを一日、お借りした恥ずかしい経験もあります。

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